馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

馬と鹿と二輪車

2008-05-30 | その他外科

朝、結腸捻転で入院していた馬が1頭帰っていった。

午前中、1歳馬の飛節の関節鏡手術。

そこへ、1歳馬の肩と後肢の外傷、飛び入り。放牧地に出た鹿の群れに驚いたらしい。

午後、競走馬の種子骨の頂部骨折の関節鏡手術。

競走馬の胸膜炎の剖検。

1歳馬の腰痿のx線撮影。

そこへ、当歳馬の下顎の外傷、飛び入り。放牧地に出た鹿に驚いて親子で走り回っているうちに蹴られたらしい。

きのうの怪我も、おとついの怪我も鹿に驚いたらしい。

北海道のエゾシカの適正頭数は5万頭ほどらしいが、今は15万頭以上いるそうだ。

夕方、結腸捻転で入院していた馬が1頭帰っていった。

                             -P9300012

この時季活躍する2輪車。

結腸切開して排泄させた腸内容をカゴで受けておいて、

洗い出しが終わったら、2輪車で堆肥場へ運び出す。

大事な診療用具です。

医療器械?


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