うちでは珍しく反横臥で去勢。
患者さんは2歳のポニー。競走馬になるのだ;笑
・陰嚢だけでなく内股を広く消毒する。
皮膚縫合しないので、術後も清潔が保たれるように。
・私は、正中1箇所を切開するのが良いと思っている。
傷はできるだけ小さく。
それで出血も少なく、痛みも少なく済むはず。
・皮下織は1箇所を掘るように開くと良い。
術後に皮下織がぶら下がるとか、索状物が下がることがあるので、紐状の皮下織を作りたくない。
捻転式去勢では、周囲の組織が精索に巻付くことも止血される機序のひとつだと考えている。
だから、精索だけを長くむき出しにするのが良いとは思わない。
・捻転棒は精巣の近くにかける。
止血されるためには「捻れしろ」が必要なので、捻るのは精巣の近くが良い。
・陰嚢内に抗生物質を注入と皮下注。
開放にするので、局所の抗生物質濃度を上げておきたい。
・左右の陰嚢内にガーゼの先1/2未満だけ入れておく。
出血はわずかなはずだが、できれば1滴も垂らしたくないので;笑
ガーゼの1/2しか入れず、残りは垂らしておくので、絶対に入り込んだりしない。
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くらいが、私が注意していることかな。
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大掃除のコツは
・高いところからやること
ホコリや汚れは下へ落ちるから。
・ふだん掃除しないところを掃除すること。
1度使ったら汚れてしまうところは日常の掃除。それは年末最後にすれば良い。
大掃除のときしか掃除しないところを掃除したい。
ポニーは捻転式に向いているのでしょか?
ドサンコも英語ではポニーと呼ばれることが多いですね。
捻転式はポニーもいけます。特に向いているかどうかはわかりません。
重種馬は鼠径輪が大きいのが居るので注意が必要かも。
海外では馬とポニーは明確に分けるように思います。ドサンコはポニーですよね。代謝的には重輓馬もポニー的なのだと思います。