真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
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愛欲の輪廻 吸ひつく絶頂
加藤義一
/
2009年02月18日
「
愛欲の輪廻 吸ひつく絶頂
」(2008/製作:加藤映像工房/提供:オーピー映画/監督:加藤義一/脚本:岡輝男/撮影:創優和/編集:《有》フィルム・クラフト/音楽:レインボーサウンド/助監督:安達守/録音:シネキャビン/現像:東映ラボ・テック/音響効果:梅沢身知子/スチール撮影:佐藤初太郎/監督助手:三好雄大/撮影助手:宮永昭典/照明助手:竹洞哲也/車両:平戸祐樹/出演:平沢里菜子・合沢萌・藤森美由希・岡田智宏・丘尚輝)。
成瀬佐和子(平沢)は同居する婚約者・小出広海(岡田)に抱かれ眠つた夜、森の中を何者かから逃げ惑ふ悪夢に苛まされる。翌日の夕刻、広海に好意を寄せる同僚営業・山本歌帆(合沢)からのお誘ひを受けつつ、佐和子の好きなケーキを買つた広海は、つれなく足早に帰宅する。歌帆は広海を、フラれたからばかりではなく複雑に見送る。佐和子がケーキを二人で食べるのに、まづは広海が一杯やるのを待つてゐると、佐和子の妹・美和子(藤森)が広海を訪ねて来る。すると何故か姿を消した佐和子は、一頻り飲み喰ひした美和子が出て行くと、再び部屋の中に戻つた。
不自然さは感じさせなくも周到に真相は回避した、<
女幽霊譚
>の出来は決して悪くはない。ポップながら照明には、如何ともし難い安さが目につきもする一方、一月遅れて公開された松岡邦彦の「
中川准教授の淫びな日々
」(脚本:今西守)同様、主演の平沢里菜子持ち前の恐ろしさが劇中世界を完全に制圧する様は素晴らしい。女優陣のバランスも冴えてゐる。チョコンと座る佇まひひとつで、状景を説明してしまふ平沢里菜子の強さは随所で煌き、合沢萌も、酷いといふか怖い目に遭ふ役柄に意外とフィットすると同時に、桃色の攻撃力も高い。脱ぎ始めた後半以降、実用方面でのポイント・ゲッターとして、八面六臂の活躍を見せる。前を走る二人に比して、藤森美由希は弱いといへば弱いが、ポジション的には、このくらゐでちやうど相当なのかも知れない。幾ら美和子の方から押し切られたのであらうとはいへ、実は広海が何気に姉妹丼を完成させてもゐる点に関しては、藤森美由希の濡れ場も要するといふ以外に説得力は全く乏しいが。恐怖描写に割くバジェットなど初めから存在しないことならば、仕方がないと肯けぬでもないが、それにしても、真相が明示されてからの終盤の展開に少々間延びも感じてしまふのは、手数の不足以前に、佐和子の場合は少々脚本が薄からうとも、平沢里菜子におんぶに抱つこでどうにか乗り切れぬでもない。ところが、対して広海には一点致命的に覚束ない、いはば欠損が見られる。かつて江戸川乱歩はかういつた、「現し世は夢であり、夜の夢こそ誠」。この言に即していふならば、広海はそれまで言ひ寄る歌帆や美和子には見向きもせず、誠として選択してゐた筈の佐和子との夜の夢を捨て、歌帆を相手とした現し世に乗り換へるに至るのだ。それはそれでひとまづ構はないにせよ、それにしてはその広海の翻意、あるいは転換の契機に関する説明が足りてゐない。個人的には、そこから結局再び夜の夢に立ち戻る物語の方が、よしんば後ろ向きであつたとしても、より美しさを増すやうに思へてもしまふ好みもあるのだが。そもそも、激越な女の情念、より直截には<
怨念
>を描くには、加藤義一の演出には些か緊張感なり強度を欠く、ともいへるのではないか。それなりの結果にまで辿り着きながら、最終的には題材と監督の資質との間に、齟齬を感じさせもする一作である。
丘尚輝は、<
佐和子を強姦
>した労務者・北島慎吾。キャラクター造形でいふと、ここでの
木島周平
と、矢張り岡田智宏の女を犯すのかといふところまで含めほぼ同一の造形。<
佐和子の死
>に関して、直接の責任を負ふ訳では必ずしもない。岡田智宏より若く見えるのに逃げ場なく髪の毛は寂しい、小出の部下役は不明。短い出番とはいへ台詞もある芝居を普通にこなす割に、クレジットではスルーされる。加藤義一ではないゆゑ、定石でいふと安達守辺りか。
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