こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

思ったよりも簡単取り付け。

2020年04月27日 | 一般

 昨日お話しした「シャワー便座」ですが、取り付けましたよ。

 施工としては「便座の取り換え」なので、特に便器自体が「JIS規格」で作られていますから、よほど変わった物でない限りはほぼ適合するので、合わせに気を使うことも無く施工ができます。

 ただ、水を使うので、その点だけ十分注意しないと大変な事になりますけどね。

 既存の便座は便座の下部からボルトによって取り付けられており、ウチの場合はプラのボルトで止められており、力は必要でしたが、素手で外すことができました。素手で外せなくても「シャワー便座」の付属品のコーンスパナを使用して外す事は可能です。ちなみにこのコーンスパナはマイナスドライバーの機能もあるので、これを使って、タンクへの給水栓を閉めることも可能です。

 便座を固定していたボルトを外して、念入りに掃除をしてから「タンクへの給水栓」を閉めてタンクへの給水を止めます。当然ながらこの作業をしないと水びだしになってしまいますからね。閉めるにあたって、元の給水量と同じにするため、どのくらい回して閉めたか覚えておくと良いでしょう。締め付けは軽く回して止まった程度で十分です。それから、付属のスパナで、タンクへの供給ホースを外すのですが、この時ホースに残っている水がこぼれるので、洗面器を下に置いておくと良いでしょう。

 給水ホースを外して、シャワー便座に同梱されている「分配器」を取り付けます。これでタンクとシャワー便座への給水を分岐させるのです。取り付けにはホースの方式やタンクの形によって「パッキン」を選択しないとならないので、注意が必要です。こちらも付属のコーンスパナで施工できますが、分岐部分の出口を固定したいので、もう一つスパナがあると良いでしょうね。ただ23mmくらいの大型スパナなので、モンキーレンチの方が良いとは思います。なお、分岐からタンクへのホースは付属のホースへ交換となります。まずは「タンク」へのホースを取り付け。

 さて、「本体」である「シャワー便座」の取り付けです。取り付けには「プラボルト」を使用しますから、便器との固定にあまり強く締め付けると破損する可能性がありますから、軽く締め付けて、便座を軽く揺すってぐらつかない程度に締め付けておきましょう。本体は思ったよりも軽く、スペックによると3kgほど。一人で簡単に持ち上げ、取り付けできました。便座を固定してからホースを取り付け。ちなみに付属ホースはカプラ式と言いましょうか、カチッとはめ込むタイプではなく、差し込んで付属の専用ホースバンドで押さえるタイプで、少々頼りない感じですが、当たり前ですが、しっかり固定でき、水漏れも皆無。

 電源には「漏電防止」の「アース」がありますので、トイレ内にあるコンセントに「アース取り付け」があればそれに接続し、なければ。まぁ接続しなくても使えることは使えますが、トイレは水回りなので漏電したときに感電しますけどね。ただ、今回私が購入したシャワー便座は「漏電遮断器」がついていますので、漏電したときに電気が機器に供給されるのはカットできますけどね。

 最後にリモコンの設置です。今回購入した「INAX CW-RT2」は便座にコントロールボタンが配置されていないタイプで、作動には付属のリモコンを使用します。信号授受は「赤外線」で行うので受光部と送光部が互いに見える位置でないと作動してくれません。受光部は便座の右、タンク側にありますので、基本的には「便座に座って右側」に置くことになります。が、よりによって自宅のトイレは、便座の右側、受光部側にドアがあり、壁面に取り付けると正面を0°とすると60°以上なり、あまり実用的な位置ではありません。かといってドアに付けるのはシュールかつ、衝撃で落ちそうですし。試しに右側正面に設置して、テストしたところ作動しましたので、そこに確定。固定はちょうど介護用の補助手すりの固定部分の上なので元から棚のようになっていますから、極端な取り付け強度は必要ないので、両面テープで取り付けました。

 最後に動作確認をして作動を確認。それから一回便器の洗浄をして水漏れがないかチェックをして、異常がなければ終了です。

 施工作業としては30分程度で済みましたね。説明書も丁寧ですし、よほど特殊な環境でない限りは簡単に施工ができると思います。

 ちなみに便座カバーは「O型」となり「U字」は使えなくなってしまいました。それとO型便座カバーは取り付けが面倒なので「吸着式」の便座カバーにしました。これなら取り外しも楽ですし、洗うこともできるので清潔かつ楽です。

 それでは、本日の登場人物は「機械」な話ですのでこの方、「ベルギー国立博物館」で「機械工学」の「学芸員」をしている「スキッパーキ」の 「Cheifille」である「ブランディーヌ・デュラン」さん。先日「温水洗浄便座」を購入した「コレット」さんに「取り付け」を頼まれた「ブラン」さん。取り付けは思ったよりも簡単だったようです。ちなみに背景は自宅の便器に「INAX CW-RT2」を取り付けたものです。

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