関係無い話ですが、明日は私の誕生日なのです。それで、まぁお休みを入れようとしたのですが、いかんせん無理という事で、前倒して今日にお休みを入れました。だって誕生日の時くらいはお気に入りな場所で過ごしたいじゃないですか!って事で、現在「国立科学博物館 日本館1階ロビー」にて「こなここブログ」をお送りしています。いや~「ネットブック」って便利ですね。さすがに建物が「石造り」ですから「EM」の「電波状況」は悪いですが…。
現在の「企画展」は今年が「国際生物多様性年」ということで「日本の生物多様性とその保全 ‐生き物たちのバランスの中に生きる‐」と称した「日本国内の生物多様性」に関しての展示をしています。
「狭い」といわれている「日本列島」ですが実は「南北3,000km」と意外に長く、その緯度の差から寒冷地から温暖までの気候帯の生物が多く生息しているのです。さらに、「島国」と言う事もあり、世界的にも珍し「固有種」が多くいるのです。私たちが当たり前と思っている生物は実は貴重な生き物かもしれませんよ?そんなワケで、日本国内、特に「日本の原風景」と言われている「里山」を中心に多様な生物のあり方を展示しています。まぁ日本国内には「大型哺乳類」が少なく、そんなにダイナミックな展示はありませんが、逆に身近にいた生物たちを紹介する事によって親近感を与えてくれるのです。たとえば私が子どもだった頃良く見た物が今は「絶滅危惧種」のひとつになっていたり、「東京23区内」ではもう「自生」していない動植物があったり、逆に「どぶ川」と呼ばれていた河川が、さまざまな努力によって50年前の姿に近づいてきている場所もあります。でも全体を見れば「自然環境」は少なくなってきており、「生物の多様性」も失われてきていることも事実なのです。
環境問題と言い「地球にやさしい」、「ECO」など言っている時代ですが、本当にそれが「地球」のためなんでしょうか?私には「人間のため」としか思えませんし、何よりも「人間が他の生物を守ってやっている」と言う感じがあります。本来は「里山」のように「自然」では乱雑としてしまっている部分を「人間」が最低限手入れをし、他の生物の為を思い共存していくが一番でしょう。ただ、現在にそんな事をしようとしても無理ですのでせめて「ECO」では無く「自然を思いやり、生活させて貰っている」事を自覚して周囲を見て見ませんか?
環境は正直「人間」がいなくても変化します。「恐竜」の時代には今よりも「二酸化炭素濃度」が高く、地球の平均気温も20°よりも高かったと言われています。逆に氷河期なんかもありました。これらは「人間」が「科学的文明」をもつ前の話ですからね。人間が地球環境を制御するなんてずいぶんおこがましい話なんですよ。
チョット説教じみた個人論を言っちゃいましたね。ともかく、この展示で「周囲にいる生き物たち」について考えてみませんか?生物の多様性ってホント身近な話なんですよ。
さて、7月10日には「特別展」の「大哺乳類展 ‐海のなかまたち‐」が始まりますね。こちらも楽しみです~
それでは、本日の登場人物は「生命の多様性」という事ですから、当然この方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さん。狭いような日本ですが、実は生物学的には重要な地域なんですよ。