「痛○○」と言うのが流行で、「痛車」は有名ですね、それと同じように「痛チャリ」と、「自転車」をキャラクターでラッピングしているのもあるのですが、いかんせん「自転車」なんて「細いフレーム」がメインですからね、貼り付ける場所なんて無いじゃん!と思われるでしょうが、「リムカバー」にラッピングを施すのが一般的な方法なのです。
でも、「リムカバー」ですからね。当然、走っている時は「リム」は回転しますので、走行中は見せる事ができないワケですよ。そこで、こんな方法を使ってみました。「フレーム」の「三角部分」に「板」を吊るし、それをラッピングするのです。こうすれば「走行中」でも見せる事ができますし、ある程度の大きさもあるので結構目に付きますからね。
で、実際にやってみました。
まず、フレームに吊るす「板」ですが、コレは「軽量」で「衝撃に強い」のが好ましいので「加工のしやすさ」から「ポリカーボネート」が理想なのですが、なかなか売っておらず、比較的強度があり、価格的にも手ごろな「アクリル」にして、「フレーム」の「三角部分」に合わせて切ります。今回は「フルカバード」ではなく、大体1/3程度の大きさにする事にしました。あまり大きくても「横風の影響」を受けやすくなってしまいますのでね。「フレームの空き部分」と同じように切ったアクリル板を「吊るすため」の穴を開けてから、「ステッカーシート」にプリントしたのを貼り付けて、開けた穴に「タイラップ」でとめれば完成です。そんなに工程としては難しくありませんからね。巧くできれば30分で完成させられる程度。
今回は、「アクリル板」がフレームに接触する事を考え、「アクリル板」の周囲には「スポンジテープ」を厚みに合わせて切り、周囲に貼り付けます。さらに接触する「フレーム」には「カーボン調シート」を貼り付けタイラップで留めるところにも「タイラップ」を巻いて傷防止に心がけます。タイラップに均等に荷重がかかるようにして締めていって完成です。そんなに複雑な作業ではありませんよね?
さて、イラストの方ですが「自転車用キャラクター」である「初採」さんを採用。それに「ブルームディバイス」を合わせて「デフォルメ」させて、登場してもらいました。背景も自転車に合わせるように「黒」と「赤」をイメージして使用して、カーボン調にします。コレで「レーシーさ」が強調できたと思いますよ。それに「ほうき」と「初採」さんの簡単な紹介文を入れて完成ですよ。
特に今のところ問題はありませんね、「横風にあおられる」事も無いですし。
実はこの方法、「そば屋の出前用自転車」を参考にして作っていたりします。フレーム形状は違いますが「フレーム」と「フレーム」の間に「屋号」と「電話番号」が描いてある「鉄板」があり、それを参考にして作った訳ですよ。「リムカバー」よりも簡単にできるのも良いですね。
それでは、本日の登場人物は「自転車購入計画」から思いついてしまった「キャラクター」でして、「自転車」の小型で小回りが利く事から「魔女のほうき」 が連想され、考えついたのがこの方。「神仙自治州 空間保安庁 天元界第二管区 東亜分署」所属で「追跡型アタッカー」の「芦久保 初採(アシクボ ハツナ)」さん。体型も成績も平均よりもほんの少しだけ上な人生で、目立ちはしませんが「真面目」で「責任感」が強く、少々お堅いイメージでして、実際に 「魔法士官学校」では「クラス委員長」を入学当初から任していたほど、しかし、性格に対しての自覚がありちょっとしたコンプレックスでもあります。ただし 「追跡」に関しては代々能力が高く、「初採」さん自身もそうであり、小回りが利き高速かつ気配を消して追う事ができ、「ほうき」もそれに特化した「イブー ノワール」を所持しているのです。ちなみに背景が実際に装着してみた状態です。