こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

世界の七夕と北欧のたなばた?物語

2024年07月21日 | プラネタリウム

 さて、公立学校の小中高生さんは、夏休みに入ったようですね。

 久喜プラネタリウムでも夏休みに合わせた投影スケジュールとなりましたが、私自身はまだ一般投影番組を見ていなかったりしますので、昨日見てきましたよ。

 「今月のテーマ番組」は「世界の七夕と北欧のたなばた?物語」なのです。

 「たなばた」と言うと「日本独自」と思われている方も多いでしょうが、元は「中国」からだったりするんですよね。しかし最近は、日本と中国だけどワケでなく、世界各地で「たなばた」が行われているそうでして、今回の番組ではその「世界の七夕」事情が紹介されています。

 内容としては日本以外の七夕祭りの紹介と今回の番組のメインである「北欧のたなばた?」の話ですね。

 まず、日本以外の「七夕」ですが、こちらは「日本人街」での七夕となり、「ブラジル」や「サンフランシスコ」などの「日本人街」で行われている七夕まつりですね。「ブラジル」ですと、南半球と季節が日本と逆転するので、「真冬に七夕まつり」をすることになっちゃうんですね。

 また、日本以外の七夕と言いますと、発祥の地である「中国」では物語としては日本と変わりませんので、その「織姫と彦星」の関連性から日本のバレンタインデーと同じような行事になってしましており、コレは周辺国である韓国や台湾でも同じような行事になってしまっているようです。

 そして、「北欧のたなばた?」ですが、こちらは「フィンランド」に伝わる話で、生前仲の良かった夫婦が死後「星」となったのですが、離れ離れになってしまったため、「星を集めて橋を作って会いに行く」という流れの話で、千年かけて星の橋を作り、「シリウス」の近くで夫婦の星は出会い、いつまでも輝いており、星を集めて作った「橋」が「天の川」となった。との事で、「どの星」かは明確にされてもいませんし、シリウスの近くで並んでいる一等星もありませんから、どの星なのかは見当をつけるのは難しいのです。

 番組内では、フィンランドの星空、「北緯70°」の空を再現し、七夕の時期の「北緯70°」では「白夜」となるので、当然夜になっても星を見る事はできません。なのでこの話は「冬」での話になるわけですね。

 ただ、解説員さんと話したのですが、この「夫婦の星」はもしかすると「おおいぬ座」の「頭」を構成している星ではないか?という事で、「シリウス」が鼻先となり頭の星として2つ結んで「おおいぬ座」の「頭」となります。ただ、「北緯70°」では「シリウス」は地平線近くなので「おおいぬ座」のを結ぶことはできないのですよ。そう考えるとあながち間違いではなさそうな気もしますね。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。日本以外にも七夕は行われているようで、「カスミ」さん、得意げに教えてくれるようです。

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たなばた特別投映 『自力で見つけるたなばたの星』

2024年07月07日 | プラネタリウム

 なんとまぁ、今日は「たなばた」なんですね。しかも日曜日という事もあり、天文台やプラネタリウムでも「たなばたイベント」やらが開催されている所もあるようですね。

 私が常連である「久喜プラネタリウム」でも「たなばた特別投映 『自力で見つけるたなばたの星』 」として「特別投影」がされています。

 七夕の主役である「織姫」「彦星」ですが、意外とコレどの星だかわかる人って少ないんですよ。

 私とか、普段から「星を見慣れている」人にとっては簡単なのですが、小学校の授業で習っただけ。となると結構大変だそうです。

 そして、これから小学校で習う、または習った方々向けに「織姫・彦星」をプラネタリウムで見つけよう。というのがこの「たなばた特別投映 『自力で見つけるたなばたの星』 」なのです。

 プラネタリウム内で探すので、星図が今回は渡され、コレはお持ち帰り可能ですから、投影後も「織姫・彦星」を探すのに役立ちます。

 また、七夕のお話ではよくある「織姫・彦星」の話bに加え「長野県松本市」での独自風習である「カータリ」の話もあります。

 「カータリ」とは「川渡」からきており、七夕の日が雨となると「天の川が増水して織姫と彦星が会えなくなる」との話から不憫に思ったのでしょう。やたら「足」が長くされている「木製の人形」も飾るのだそうです。

 つまり、足が長いので川の水が増えても織姫を渡す事ができるとの事なのですね。

 それにしても、今回の七夕投影は大変な混雑ぶりで、ほぼほぼ満席状態でしたよ。

 それでは、本日の登場人物は「羽衣伝説」での「織姫」「彦星」の「娘」で現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。さぁ、七夕の星を自力で見つけられるようになりましょ。

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羿、太陽を射る

2024年06月09日 | プラネタリウム

 6月と言えば「梅雨入り」ですが、北半球では一年の内で一番昼の時間が長い「夏至」がある月でもあるんですよね。

 そんなワケで今月の「久喜プラネタリウム」のテーマ番組は「羿、太陽を射る」です。

 まず「羿」ですが、「げい」と読み、中国神話に登場する「弓の名手」でして、「天帝」の家来の一人。

 中国の神話では「太陽」は10あり、扶桑树に住んでいてそれぞれが一日ごとに交代で空に現れるのですが、それが何かしらの原因で、10一遍に空に出るようになってしまったのです。

 一つでも十分な熱を持つ太陽が10もあるわけですから、地上はもう大変な暑さになってしまったのです。そこで「天帝」は「羿」に白羽の矢と白木の弓を与え、「地上を救ってこい」と命令したのです。

 地上がこのようなことになってしまっている原因は「太陽」が10も出ているからですので、「羿」は太陽を一つ残してすべて射落として、地上には平穏が戻ったのでした。

 が、この事に「天帝」は腹を立てたのです。なんでも「太陽」は「天帝」の息子たちで、その息子たちを射落とすとはと「羿」を叱責し、地上に追放したのです。

 天から追放された「羿」とその妻「嫦娥」は「不老不死」ではなくなってしまったために「崑崙山」に住む「西王母」より不老不死の薬をもらったのですが間違いから「嫦娥」が二人分の不老不死の薬を飲んでしまったために体が浮き、月へと行ってしまったのです。

 そのご「嫦娥」の体は「ヒキガエル」となったとか「白いウサギ」になったとかで。要は「月の模様」がそのように見えるという理由の神話でもあるんですね。

 「天帝」も自分の息子の事なんだから「羿」に頼まず自分で言えって話ですよ…。

 また番組では「夏至」の南中高度の話やここ最近の太陽活動の活発さについても解説されています。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。なんだかんだで中国の神話も他のアジア系神話のごとく「とんでも」系な話なんですよね…。

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見る物は少なかったけど

2024年05月12日 | プラネタリウム

 昨日は「久喜プラネタリウム」にて「天体観望会」が開催されました。

 「久喜プラネタリウムサポーターズ」の一員である私は当然ながら参加しましたよ。

 今回の天体観望会なのですが、惑星で見頃なのが全くなく、見せられるものが「月」くらいしかない状態…。

 それではどうしようもないので「アルコルとミザール」を「おおぐま座」の肉眼で見える「二重星」なので観望対象にしました。

 また、開催日近くに「ISS」が終了時間間際の「20時30頃」に見えるとの事で、それも見る事になりました。

 天気の方は風が強かったですが、空の状態は久々のというより、かなり珍しい、雲が無い状態。見る物が少ない時に限ってコレですよ。

 スマートフォンとコリメートアダプタを使っての「スマートフォンで月を撮ろう」も、使いやすいスマートフォン用コリメートアダプタも入手でき、こちらもまだベータ版ですが、実施してみました。

 結果としてはお客さんたちはかなり満足してくれていたようです。

 こちらも見せ方も工夫をし、月でも全体と一部を拡大したのを、別々の望遠鏡で見せたりとアクセントをつけた見せ方をしたのも良かったのでしょう。

 風が強く、思ったよりも気温が下がり、少々寒さを感じる気候でしたが、成功してよかったですよ。

 次回の天体観望会は夏休み期間中に開催する事になりますが、天気がどうなるかですね。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「久喜プラネタリウム観望会 公式マスコットキャラクター」である「宙見 沙保」さん。「久喜市在住」の県立高校2年生で、通っている高校に「天文部」が無く、常連となっていた「久喜プラネタリウム」でイベント等の手伝いをする「サポーター」に応募、見事試験を合格したのです。春の天体観望会は見せる物が少なく、風は強く少々寒かったですが、成功ですよ。ちなみに背景は昨日の「久喜プラネタリウム天体観望会」の一場面なのです。

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南極よりも遠い場所

2024年05月11日 | プラネタリウム

 大型連休も終わり、「久喜プラネタリウム」では5月の一般番組の投影も始まっています。

 今月の番組は「南極よりも遠い場所」。

 なんだか6年前の冬アニメで何故か今年の冬アニメでは「NHK」で放映されていた某アニメのようなタイトルですが、「南極」の星空の話です。

 内容としては南極で見える星座の紹介で、まずは定番の「みなみじゅうじ」。そして、その隣の「ケンタウロス」。お隣の銀河である「大・小マゼラン雲」。今は四つに分割されてしまいましたが、それまでは一番大きな星座であった「アルゴ」現在は「ほ」「りゅうこつ」「とも」「らしんばん」とされています。

 南国らしい星座もあり、「カメレオン」とその獲物のような配置になっている「はえ」。以前は「みつばち」だったそうなのですが、いつの間に「はえ」になってしまったという逸話もあるんですよね。

 南天の星空には鳥の星座も多く、「ふうちょう」「きょしちょう」「くじゃく」があります。

 そのほかには「かじき」「はちぶんぎ」「インデアン」が紹介されます。

 その後は南極点での星の動きと、南極点の状況などが紹介され、南極点では今は極夜のために太陽が昇らないので、久喜に戻ってきて日の出を迎えて終了です。

 なおBGMは「宇宙よりも遠い場所」で当然です。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。番組のタイトルの元となった「宇宙よりも遠い場所」と言うのは「毛利 衛」さんが言った言葉で「50バーチカルマイル」の宇宙よりも南極の5000kmの方が遠いというコトらしいです。

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ゴールデンウィーク特別投映『チャレンジ!星空クイズ』

2024年04月29日 | プラネタリウム

 大型連休も前半最終日ですね。また3日後には4連休となりますが。

 さて、大型連休は多くの所でイベントが開催されており、「久喜プラネタリウム」もこの大型連休は「チャレンジ!星空クイズ」が投影されています。

 大型連休時期の「チャレンジ!星空クイズ」はコロナ禍の時は投影していませんでしたから5年ぶり近くになるんでしょうかね。

 さすがにクイズの内容は書けませんが、流れはこんな感じです。

 まずは、月探査船「SLIM」の話から、星座解説に。今の時期よく見えるのは春の星座ですから、その代表的な星座の一つで、見つけやすい「北斗七星」を探してミザール・アルコルの二重星を探し、北斗七星から探せる星座、おおくま、こぐま、うしかい、おとめ、うみへび、こっぷ、からす、ろくぶんぎと見つけて、あまりなじみのない「六分儀」がどのような物かとの説明をして、5月5日から6日にかけての「みずがめ座ι流星群」が見れ、流星群の元となるのが彗星と言うとこで、10月にみられる「紫金山・アトラス彗星」に関しての説明があり、次回の5月番組である「南極よりも遠い場所」の宣伝も兼ねての「北極点」へ。そこでの星の動きを見て、投影終了です。

 久々の「クイズ投影」でしたが、大型連休ということもあり、一族で来ているような方もいましたから、結構な盛り上がりでしたよ。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。

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SLIM月面に立つ!!

2024年04月15日 | プラネタリウム

 今月の初めくらいに、NASAが人類を再び月へ送る「アルテミス計画」にて「日本人宇宙飛行士」が搭乗し、米国人以外で初めて月に立つ予定である事が発表されましたね。

 また、それに先んじて3月には「JAXA」により月に「小型月着陸実証機「SLIM」」が月面にピンポイントで着陸したとの報道がありました。

 今月の久喜プラネタリウムの番組は「SLIM月面に立つ!!」と「小型月着陸実証機「SLIM」」に関しての話です。

 月は地球の隣の天体として、宇宙開発が始まってから、一つの目的地として重要な位置にありました。

 そして1966年2月に当時「ソ連」の「ルナ9号」が世界初の月面着陸をし、その後同年6月には「米国」が「サーベヤー1号」を月に着陸。その後しばらく月に着陸する探査機は無く、2013年に中国によって「嫦娥3号」が月の裏側に初着陸。インドもチャンドラヤーン1号を。そして今年、JAXAによる「SLIM」が月面着陸した事により、日本は世界で5番目に月着陸をした国となったのです。

 番組ではこの「SLIM」がどのような探査機であり、どのように着陸したかが説明されています。

 ただ、報道でもあったとおり「SLIM」は着陸シーケンスを実行中に「メインエンジン」2つの内、1つが脱落してしまい、姿勢制御が困難となったのですが、当初の着陸目的地から55m離れた所に着陸成功。

 コレは今までの探査機が「着陸予定箇所」よりKm単位で離れていたのに比べると驚異的な精度での着陸成功なのです。

 しかし、メインエンジン脱落により、着陸態勢がうまく制御できず、頭から立つ感じで着陸してしまったので、ソーラーパネルに十分な光が当たらず、発電も予定よりも大幅にできない状態となりデータはほとんど送れなかったようです。

 その後も何とかソーラーパネルに光が当たり信号受送信ができたのですが、月は昼と夜は2週間もあるので、次回ソーラーパネルに光が当たってもうまく発電はできないかもしれないそうですよ。

 で、番組内では、「月面に立つ!!」と某有名ロボットアニメのタイトルをもじっている事から、そのネタが多様に使われています。ただ「SLIM」が頭を下にしたような状態で着陸している姿は「2:50」な人が例えられていましたよ。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。月面着陸した「SLIM」の状態が「2:50」の人をもじっているのを見て…。

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春休み特別投映 全天周プラネタリウム『Mitaka/見たか!宇宙の旅』

2024年04月06日 | プラネタリウム

 週明けにはもう「新学期」ですね。

 そんなワケで「久喜プラネタリウム」では「春休み特別投映 全天周プラネタリウム『Mitaka/見たか!宇宙の旅』 」が春休み期間中投影されています。

 この「全天周プラネタリウム『Mitaka/見たか!宇宙の旅』 」は「国立天文台」の「4D2U」の一環である、デジタル宇宙ビューアー「Mitaka」を使用して宇宙を旅しようという内容で、コロナ禍前は月に1回、Mitaka/見たか!宇宙の旅」として投影していたのです。

 非常事態宣言も解除され、ある程度コロナ禍以前の投影ラインアップに戻ってきた「久喜プラネタリウム」ですが。この「Mitaka/見たか!宇宙の旅」だけは「月間投影プログラム」として復活していないのですよ。

 まぁ、「Mitaka」を使用しても「宇宙の旅」以外の番組を作るのが難しいらしく、「毎月やるまでもない」という理由から、「長期休み」時にだけ投影する計画なそうでして、今回の「春休み」に投影される件となったのです。

 そんな久しぶりな「Mitaka」ですが、今回の番組ではスタンダードな太陽系の惑星たちを巡り、銀河系から銀河団、宇宙の大規模構造へ。最後に地球へ戻って終わりです。

 コロナ禍でのブランクもあったために操作に慣れるのと意味もあってこの構成になったようですね。

  それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「Mitaka」が久々に投影されるとの事を知った「カスミ」さんは…。

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ほしぞら質問箱 vol.14

2024年03月17日 | プラネタリウム

 毎年、この時期は「ほしぞら質問箱」なんですよね。そして今回で14回目、ベストセレクションを入れると15回目になるんですね。そして、私は1回目から見ているんですよね。

 今回の質問は結構難しめというか、本格的な質問が多く、「地球は毎年太陽から遠ざかっているってホント」、「丸以外の星の形はあるの」、「オーロラはどうして光るの」「星の大きさ、明るさはどうやって測っているの」「ゼウスはどれくらい「しでかした」の」の5つでした。

 地球は太陽との重力のバランスで、ほぼ軌道を維持していますが実際は年に1.5cmほど太陽から離れて行っているそうです。

 そして、星の形が球になるのは重力で集まったものが安定する形であるから。ただし、重力の小さな星、小惑星は球にならずにいびつな形になることがあります。

 オーロラの仕組みですが、これは本格的に回答しており、今回の質問の中で、かなり難しい言葉による回答になってしまっていましたね。「太陽フレア」による「プラズマ」が大量にヴァンアレン帯内に入り、磁力の収束している部分から入り大気中の酸素、窒素原子に衝突し、電子が軌道から外れ、それを元に戻ろうとする「励起現象」による過剰エネルギーが光として放出される時の光がオーロラになるわけですね。

 星の大きさ明るさはどう測るのか?は近くの星では距離から見かけの大きさを対比して割り出しますが、遠すぎるともはや同じような点にしか見えませんから、距離がわかっている場合はその明るさから割り出す事が可能です。また、温度は色温度から判別できます。

 最後の「ゼウスのしでかした」ですが、ほとんどのギリシャ神話にかかわっており、主な登場人物も多くがかかわっていることになります。ちなみに、今回の「ほしぞら質問箱」では49名もの子供がいることが判明しています。

 と、今回は結構ガチな質問が多かったですね。そしてまずまず難しい話になってしまっていましたよ。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。今回のほしぞら質問箱は…。

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雲が晴れなかったですね…。

2024年02月18日 | プラネタリウム

 昨日は久喜プラネタリウムでの「天体観望会」が開催されていました。

 が、ここ最近の気温の急上昇の影響か、この時期にしては珍しく曇りの日が続いている状態で天気予報でも夕方くらいから久喜周辺では「曇り」の予報になっていましたし。

 実際午前中は雲が多少あり、ギリギリ晴状態でしたが、時間が進むにつれて、雲が多くなり、17時で完全に空は雲に覆われている状態…。

 それでもここ最近は観望会が開始される時間には雲が少なくなってきて、星が見える状態になっていましたから、それを期待していたのですが結局雲が晴れる事はありませんでしたよ。

 外で待機をしていましたが、観望会が始まり、プラネタリウムでの事前学習をしている時点で、「コレはもう晴れる事は無いね」と片付けに入っちゃいましたし。

 非常事態宣言が解除され、昨年秋からまた観望会ができるようになり、夏、秋と成功しているので今回も!と思ったのですけどね…。久々の残念観望会になっちゃいました。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「久喜プラネタリウム観望会 公式マスコットキャラクター」である「宙見 沙保」さん。「久喜市在住」の県立高校2年生で、通っている高校に「天文部」が無く、常連となっていた「久喜プラネタリウム」でイベント等の手伝いをする「サポーター」に応募、見事試験を合格したのです。冬の天体観望会が開催される日だったのですが…。ちなみに背景は昨日18時15分ごろの久喜総合文化会館からの空なのです。

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