23日に私の所持する「K1600GT」で出かけたのですが、その時にやけに「ステア」がオーバー気味で、違和感を感じたのです。その時に、フロント、リヤのどちらかがパンクしたのか?と思いつつも、信号待ちのときに、乗車した状態からタイヤをそれぞれ目視してみたのですが、特に異常がないので、ともあれ目的地である宮川公園に到着してから、調べる事にしたのです。
駐車場に入り、リヤタイヤを足で押してみると…ベコベコじゃないですか!つまり、パンクしていたって事ですね…。
それにしても雨が降っていたのであまり速度を出していなかったのですが、それでも「空気圧0状態」で約65km走っていたコトになるんですよね…。
ともあれ、パンクした状態というワケにも安全上いきませんから、修理する事に。私の「K1600GT」の「リヤBOX」には「フットポンプ」と「TipTop」の「チューブレスタイヤ修理キット」を積んでいるので、その場で修理する事が可能なんですよね。
今回私が使用した「TipTop」のパンク修理キットですが、2000年ごろまでの「BMWモーターサイクル」に付属していた「パンク修理キット」と同じなんですよね。ちなみに「R850R」、「K1200RS」とも使用しているので、使い方慣れていたりしますし、何よりもパンク修理をした後、タイヤ交換するまで使えるほどシッカリ修理ができる点が良いですね。さすが「BMW純正」で採用していた事はありますね。
直す前に、パンク箇所を調べなければなりません。が、いくらタイヤを見ても「異物が刺さっている」形跡が無いので、とりあえず、空気をいれてみる事に。空気をフットポンプで入れていくと、入れている時点でも「空気の抜ける音」が聞こえるほど。コレなら音を頼りにパンク箇所を調べる事ができます。タイヤに耳を近づけてホイールを回していくと、パンク箇所を発見。なんとまぁ、「パイロットロード4」は排水性を高めるために「細いミゾ」があり、センターの細いミゾの所で、広げてみると確かに何かが刺さったような跡が。
それでは修理開始です、「ニードルフック」に「セメント」を塗り、グリグリとねじ込みます。さすがに「カーカス」があるので小さい穴ですとかなり大変ですが、力任せに押し込み、「ローレット」が切ってある部分まで押し込み、そこで「穴の壁面下地」を作り「セメント」と「ラバーアンカー」とタイヤが馴染むようにします。一旦「ニードルフック」をタイヤから引き抜き、「修理用」の「ラバーアンカー」を端の方に引っ掛けてセメントを塗ります。この時「全体的」にセメントを塗るのではなく、タイヤに入る場所から2/3程度の所まで塗っておきます。そして「ラバーアンカー」が付いた状態で、「ニードルフック」をパンク箇所の穴へ挿し込みます。が、今回細いミゾのトコですから、特に力が必要でしたよ…。セメントが塗ってある部分までシッカリ押し込んでから、ニードルフックを引き抜くを、「ラバーアンカー」のみが「パンク箇所の穴をふさいだ状態」で残りますので、タイヤの面に合わせて付属のカッターで余った部分をカット。説明書ではこの後すぐに空気を入れて走り出すことも可能。とありますが、私は10分ほど経ってから空気を規定値まで入れて、空気が修理箇所から漏れていないか確認。それで問題が無いので、そのまま帰宅です。
やはり、適正空気圧ですと走りやすいですし、コーナリングも当然ながら安定していますね。
ちなみに「TipTop」の「パンク修理キット」に入っている「ボンベ」ですが、コレは「CO2」を使用しているので、通常の空気入れで入れたよりも「空気の抜け」が「早い」ので、私としては使いたく無いので、フットポンプで空気を入れているワケなんですよ。
それでは、本日の登場人物は私の「K1600GT」のキャラクターであるこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象情報管理士」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」で「大気の女神」の意味である「フィヨルギュン」を称号にもつ、「カティア・フィヨルギュン・エルトゥール」さんです。どうやら「カティア」さん、何かを踏んでしまったようでして…。
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