「天体」が好きで、あちこちとプラネタリウムへ行ったり、天体現象を見たりとしている私ですが、実は「天体望遠鏡」は持っていません。まぁ望遠鏡が「高価」であるというのが一番の理由ですが…。
それで、実用性が高いかどうかいわれると考えてしまいますが、こんなのが発売されるようです。「SUBARU」ブランドの「天体望遠鏡」。何でも「SUBARU」の「クルマ」と一緒に楽しめるモノとして企画・発案されたそうで、製作はもちろん「SUBARU」内製でできるワケがありませんから「外注」になり、担当するのは「スターライトコーポレーション」で「コンセプト」は「お父さんのお小遣いで買える、しっかり見える入門機」だそうです。だたこの「しっかり見える」って言うのは結構大事な事で、大概の「安い望遠鏡」って正直「使えない」んですよ。
基本的に「望遠鏡」で大事なのは「倍率」では無くって「口径」ですし、一番は「分解能」が高い事が重要なのです。「分解能」とは簡単にいえば「解像率」と同じで単位は「角度」で表します。この角度値が低ければ低いほど「キレイ」に見えうという事で、例えて言えば「二重星」でそれぞれの星が近くにある場合、「分解能」が小さければそれぞれの「二重星」が「別々」にあるのが確認できますが「分解能」が「低い」と「一つ」しか見えませんし「楕円」に見えるかもしれません。ともかく二重星がしっかり二つに見えないって事ですね。つまり、天体を覗いてもぼんやりとしか見えないのです。これじゃ見ても面白くはないですし、感動もまったくありません。
とりあえず「スターライトコーポレーション」は「レンズ」を「国産」にして有名な「久保田光学製」なそうでmある程度の期待はできそうですね。それで、今回の「SUBARU」ブランドの「天体望遠鏡」は「スターライトコーポレーション」が手がけるようですので、多分「鏡筒」自体を「専用設計」で新たに作り起こす事はないと思いますので、そうなると「スターライトコーポレーション」が企画・製作したオリジナルブランドである「スコープテック」から「お父さんのお小遣いでも買える天体望遠鏡」として考えられる機種として考えられるのが「スコープテック アトラス60」でしょう。
「スコープテック アトラス60」は「屈折式」の「対物レンズ」の「口径」が「60mm」、「焦点距離 800mm」のお手軽初心者用「鏡筒」に「スチールパイプ製」の「経緯台」を合わせた、ホントに「入門者用」のセットでして値段は「23800円(税・手数料込)」と天体望遠鏡としてはお手軽な値段ですね。スペックは「スターライトコーポレーション」の公表ですと
性能詳細
メーカー スコープテック(弊社企画開発ブランド)
総重量 4.5kg
鏡筒部
対物レンズ:久保田光学(株)製 高精度分離式アクロマート
対物レンズの有効径 60mm
対物レンズの焦点距離 800mm
鏡筒内の絞環数 2枚
鏡筒内部 乱反射防止黒艶消し塗装済み
レンズフード・セル内部 乱反射防止黒艶消し塗装済み
31.7mmアメリカンサイズ対応接眼部
6X30ファインダー取り付け用台座付(6X30ファインダーセットは別売りオプション)
スリーブパイプ 金属製(遮光環1枚+乱反射防止黒艶消し塗装済み)
ラックギア及びピニオンギア 金属製
ABS樹脂製鏡筒
生産国 日本
付属接眼レンズ
接眼レンズ1 Or.6mm 133倍
接眼レンズ2 F12.5mm 64倍
接眼レンズ3 K.20mm 40倍
生産国 日本
架台部
SD-S型経緯台
微動装置 上下水平全周微動(ギア歯数両軸100枚全周ウォームホイル)
機構 フリーストップ式
材質 アルミニウム合金・ギアーカバーなど一部ABS樹脂
生産国 日本
三脚部
二段収縮式スチールパイプ(クロームメッキ仕上げ)
生産国 日本
付属品 接眼レンズ一式、天頂ミラー 硬質ゴム微動棒 星座早見 説明書 星空ガイドブック
脚の長さ 最短75センチ 最長125センチ
脚を開いて地面から望遠鏡接続部分まで 最長125センチ
添付品
組み立て説明書
となっています。ただ、「SUBARU」版では「鏡筒」の色を「コズミックブルーマイカ」に塗っており「SUBARU」らしさをかもしだしてくれます。とりあえず気になる方は「スターライトコーポレーション」のサイトでご覧下さいね。ちなみに「SUBARU 体望遠鏡」の詳細はまだ現時点では発表されていませんので「SUBARU BLOG」でこまめに確認しましょうね。
それでは、本日の登場人物はこの方、「SUBARU COURSE CAR TEAM」で「マスコットガール」的な存在である「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Chiefille」、「アルテ・ベルク」さんです。アルテさん自体はそんなに天体に興味はないようですが、やはり気になるご様子。で、私?私は多分買っちゃうかも知れません…。