二十日に「秩父」へ行き「スタンプラリー」に「道の駅きっぷ」とやってきましたが、もう一つ目的があったのですよ。ただしコレは「あの花」抜きの純粋な観光でして、「巡礼仲間」のリーダーが行ってみたいと思っていたようで、今回ちょうど時期が合い行ってみることになりました。
それが「天空を彩るポピー」とキャッチコピーがつけられている「埼玉県秩父高原牧場」、またの名を「彩の国ふれあい牧場」にて開催されている「ポピーまつり」。何でも「5ha」もの土地に「1500万本」のポピーが咲いているそうで、ちょうど20日頃から見ごろになってきたそうなのです。私も「どんなもんか?」と思い賛同。メンバー全員が賛同したので、「彩の国ふれあい牧場」へ初めに行くことにしたのです。
いつもは国道299号線で秩父へ向かうのですが、今回は「あの花巡礼」もしつつ「ふれあい牧場」へにも行くので、高速道路を使うことに。「関越自動車道 嵐山IC」で降り、「県道11号線」で走ること1時間近く。さすがに「高原」と名が付くだけあり、牧場へ近くなると勾配は急になり、道も細く曲がりくねってきます。それでもすれ違いは困難ではないので、あまり気を使う事はありませんね。途中に「看板」も出ているので、それを目安に進む事もできますから、道にも迷う事はないでしょう。ただ、会場は「東秩父方面」からですと「ふれあい牧場」より先になります。駐車場も「臨時駐車場」が確保され、実行委員会の方々が誘導してくれますので、心配ありません。駐車場へ入るときに「観光協力金」として「200円」が人数分必要になるので、お忘れなく。
ちなみに「臨時駐車場」は「山の広場」をそのまま使っているので、結構凹凸がある土敷き。「BS」でしたから気を使わなくて済みましたが、「GR」でしたら結構気を使ったでしょうね。平日だったからでしょうか?駐車場はそこそこ入っていたのですが、幅にかなり余裕を持たせていましたよ。ただ、この時点では「一面のポピー」を見る事ができません。どうやら駐車場から「西側」の斜面に植えてあるようですので、そちらに移動。途中に屋台用のテントがありましたが、平日なのでやっていませんでしたよ。たぶん休日には結構にぎやかな感じになっていると思います。そんなテントを横目で見つつ進んで行くと、山の斜面が「赤」の点に埋め尽くされているじゃないですか。しかも結構な広さですし。そうなんです、これが一面のポピー。
「ポピー」はまずまずの大きな花で直径としては「10cm」近くあるのではないでしょうか?そして植えてある多くは「赤」ですが、すべてが統一されてるワケではなく、変わり花や白いのもあり、平坦な感じではなく、多くの花が植えてある事がわかります、また、花自体が極端に密集しているわけではないので「補色」の関係である「緑」、「葉」や「茎」も見えているので一層花の赤さが目立つのです。この場所は周囲で一番高い山なようで、周囲を見渡すとその先は空。これが「天空を彩るポピー」なワケですね。これは駐車場から下っていくとさらに実感できます。でも「空」だけですとなんだか平面な感じですので一本だけある木がアクセントとして丁度良かったですよ。それとローアングルで見るのが良いでしょう。
さすが「見頃」とありまして、まずまずの観光客がいましたが、ゆっくり見るには支障が無い程度。初めは「一面のポピー」と聞いて、そんなに期待してはいませんでしたが、結構圧巻される風景です。ただ残念な事に、中心辺りに「空白」な場所があるんですよね…。これが下からですと、見えないので気になりませんが、上からですとかなり目立ちます。あと、斜面自体が思ったよりも傾斜があるので、下の方まで行くのは良いのですが、登りには体力をそれなりに使いますし、山の頂上付近ですから、他に遮る物が無い。つまり「日陰」も無いのです。今回は程々に雲があり、風も気持ち良い感じでしたが、無風の晴天でしたらたまりません。飲料と帽子などは必須と考えた方が良いです。
ちなみにここに植えてある「ポピー」ですが「シャーレーポピー」でして、「和名」が「ひなげし」なんですよ。そして「ひなげし」と言えば、いつまで経っても日本語がうまくならない「アグネス」ですよ。他の巡礼仲間もやはりそう思ったようで、若い1名を除き、「あの曲」を口ずさんでしまいました。
気が付くと1時間以上見ており、この後もありますから移動する事に。結構暑かったですから、少し離れた「際の国ふれあい牧場」で「ソフトクリーム」でも。と「ソフトクリーム」の売店へ。一般的に「牧場」で「ソフトクリーム」といえば、「その牧場の牛乳」を使って作られているのがほとんどでしょう。ここもそうかと思い、売店横のポスターを見ると…。「北海道の生乳を使った・・・」。?「北海道」?つまりここの牧場の牛乳を使っていないんですよ。でも、味は「ミルク味」でおいしかったですよ。やっぱり、北海道ですからね!
それでは、本日の登場人物は「観光」ということなので、この方。魔女として迫害を受けた人々が「精霊世界」へ亡命した人々が治める「神仙自治州」に住む「水の魔女」で現在は「天元 界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 現地観察員」として「東亜地域」を観察ついでに旅している「ルーティー・ウィリス」さん。「天空を彩るポピー」と聞いてやってきた「ルーティー」さん。丘の上には一面のポピーが…。ちなみに背景が「ポピーまつり会場」での一コマです。
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