昨日、「11月29日 」4時ごろに「アイソン彗星」が「近日点」を通過しまして、その後しばらくは「無事に通過した」との情報がありましたが、7時くらいに「消滅した」との情報が入り始め、昼前には「NASA」からも「太陽に接近した際に、崩壊、蒸発し、消滅した」との発表があり、11月30日の時点では「崩壊し、破片群が一部残っている程度」となり、「観測は肉眼では無理、明るさも大幅に暗くなっている」との事になりました。
簡単に言うと、「破片しか無く、暗いので見るのはムリ」ってコトですね。
確かに私は「ネガティブキャンペーン」に参加している人間ですから、初めから「明るくはならない」と思っていましたし、崩壊の可能性も考えていましたが、まぁ「パンスター」よりも暗くて「何とか撮影して見える程度」になる事を前提に思っていましたからね。
そんなワケで「見えない」となってしまったのですが、それでも「大騒ぎ」してしまった人たちは引っ込みが付かないようで「国立天文台」でも
【速報】2013年11月29日(日本時間)のアイソン彗星
アイソン彗星は、日本時間の11月29日早朝、太陽に最も接近(近日点を通過)しました。
太陽・太陽圏観測衛星SOHOなどの太陽観測衛星の画像によると、アイソン彗星は、近日点通過前の日本時間午前2時過ぎから暗くなり始めました。近日点通過後は、核と思われるような構造がほとんどなくなり、軌道上に広がった細長い構造が淡く輝くのみとなりました。これは核が崩壊した後の破片群、あるいは大きめの塵(ちり)の集団と考えられます。
このことから、今後、アイソン彗星が明るい彗星として見える可能性は低くなったと考えられます。
(2013年11月29日)
と「まだ見れないことは無い!」と言い切っていますが、この文章からは「消滅しちゃいました」って感じもひしひしと伝わってきますね。「破片群とチリの集団」ですから、近日点通過後も「太陽」の影響は受けていますから、さらに「融ける」でしょうし、チリも流れていってしまうでしょうし。
ともあれ、明るくはならないと予想はしていましたが「崩壊・消滅」は予想以上に悪い展開となったとしか言いようがありませんね。「NHK」は4日に「アイソン彗星の生放送特番」をすると言っていましたがどうなるのでしょうか?そのほかも、ここぞとばかりの「足元商法」もどうなるんでしょうかね?
それでは本日の登場人物はこの方、「天使候補生」で将来は「天象精霊」になる事を目指している「北海道犬」の「天使系キャニン族」である「藤井 チロ」さんです。期待はしてなくとも崩壊はさすがに予想以上に悪い展開となってしまいましたね。ちなみに背景は「11月29日 23:32」の「SOHO衛星」からの画像です。