最近私の所持している「BMW K1200S」コト「ファル」さんですが、「ブレーキ」の調子がよろしくなく、「ワーニング」が出てしまうのです。「K1200S」の「'05モデル」は「ブレーキブースター」があり、指1本でしっかりとブレーキがかけられるのでけど、今回の調子が悪いのはその「ブレーキブースター」。まぁ「ブースター」が利かないといっても「フェイルセーフ」でブレーキ自体はかかるのですが、いかんせん「ブレーキが抜けた」感じで、とても力が必要になり、ブレーキ自体の効きも悪くなってしまうのですよ。なので普段どおりにブレーキを握っても思ったように停止出来ない。と危険な状態。
とりあえず「イグニッション」を再起動させればワーニングは消えるのですが、それでも一時的だったり、感覚的にブレーキの効きが良くない感じがあるのです。
そんなワケで「モトラッド京葉」にて見てもらう事にしたのです。診断装置でログを確認したところ、「フロントブレーキ」の「ホイールサーキット」部分の「フルード」が異常に減少して「油面レベル」の低下によるワーニングログが出ていたそうです。そこで「フルード」を補充し作業が完了。メカニックさんが試乗に出たとたんにまたもやワーニングがでてしまったのです。
フルードを補充したのにワーニングが出ている理由は「ブレーキを握った時に出る圧と実際にブレーキにかかる圧」に差が出てしまっているからなそうで。こうなると「ABSユニット」を交換しないとならない事も考えられます。そうなると「ABSユニット交換」で「40万」…。あと考えられる要因としては「フルード」「ホイールサーキット」の「ライン」ドコかしらから漏れがあるか?です。コレだと5万くらいで終るそうですね。とりあえずしばらく様子を見てから原因の究明になるので、あと2ヶ月はこんな状態ですよ。
どちらにしろ、もう9年近くになるのですから、「経年劣化」による故障が出てくる事は否めません。今回、もし「ABSユニット」を交換したとしても、次に大きな故障がいつ出るかは解りませんし…。そうなるともう買い換え時なのかもしれません。
でも「買い換え」をするとしても「ノーマル」の状態で「下取り価格」は「30万」。キズもあり、決してノーマルではないファルさんでは値段はつかないでしょうから、そうなると買い換えるにも相当な金銭的負担が生じてしまうんですよね。買い換え候補としては「R1200RT」か「F800GT」になるでしょう。
それでは、本日の登場人物は「BMW Motorradディーラー」に勤めており「日本のアニメ」と「モーターサイクル」が大好きな「ドイツ」原産である「ラージミュンスターレンダー」の「Chiefille」である「アデーレ・ヘンネ」さんです。「故障」の知らせを受けて入庫した車両は9年もの。オーナーさんは物凄く気に入っていて買い換えをする気は無く、それはかなり施されたカスタムからも解るけど…。