今日って「ハロウィン」なそうですね。ただ、気が付かれた方は少ないと思いますが、今年はあまり「TV」などのメディアで「ハロウィン」を大体的に報道してしている感じがありませんよね?それもそのはず。昨年から「ハロウィン」の日本での印象がガラリと変わりましたからね。
そもそも「ハロウィン」は「万聖節」で11月1日に行われるのですが、その「前夜祭」ってコトで「ハロウィン」が10月31日に行われるのです。もともとは2000年以上昔の「ケルト民族」の宗教行事がアレンジされキリスト教に取り入れられたのが始まり。それで「万聖節」とは日本で言う「お盆」のような物で、「亡くなった人」 がこの日に帰ってくる日なのです。その語源はと言いますと「万聖節」を英語で言うと「All Saints Day(Hallowmas)」のイヴの日なので“All Hallow Eve”から「Halloween」となったようです。また、「仮装」ですが、コレは家の周りを徘徊する悪霊がその姿を見て驚き逃げていくようにする為だとか?でも、 「仮装」して定番セリフの「Trick or Treat」と言い家に押しかけお菓子をもらえるのですが、コレは子供だけです。日本では大人も貰えるようですね…。それに「仮装」するのは「子供」だけなんですよ。
と、本来の意味を全く理解もせず、「仮装」と「お菓子がもらえる」を言う事だけが「キディランド」の策略によって広まったおかげで、昨年の「渋谷センター街ハロウィン暴動」に発展したワケですね。
この「誤ったハロウィン」によって「ハロウィン=仮装しての暴動」といったイメージが定着し、「パーティーグッズ売り場」として良く紹介されている「東急ハンズ」では今年から「仮装用衣装」の販売規模が大幅に縮小。その他の店舗でも「仮装用衣装」の販売を取りやめたり規模を縮小したようです。そして「お菓子」を中心に販売するようになっているようです。
このように「誤ったイメージ」で無理やり流行らせようとした「ハロウィン」はすっかり「暴動による恐怖」の対象となり、今日の「渋谷センター街」は「暴動の警戒」による警視庁の厳重体制となっていますし、多くの場所でも「ハロウィン」のイベントを取りやめたり「仮装」を中止するような動きになっているようですからね。
まぁ、「万聖節」、つまり「仏教」でいう「お盆」な訳ですから、「盆踊り会場」で「暴動」をしているようなモンなんですよ。本来の意味や理由を知らずにただ表面だけで、強引に商売に結び付け都合の良いように解釈したツケが回ってきたってコトですよ。
このままハロウィンなんて無くなればいいんですよ。
それでは、本日の登場人物はこの方。「ごんぎつね」の「妹」で死後「天使」となり現在は通称「鎌倉の詰所」、「空間保安庁 第二管区 東亜支署」で「家政精霊」をしている「恋文の精霊」、「フグルマ」の称号を持つ「ミン・フグルマ・ニイミ」さんです。「ハロウィン」に関しての「ミン」さんのイメージは…。