小中高と夏休みに入りましたね~。そうなると「平日」でも投影しているプラネタリウムが多くなるのは嬉しい事です。特に、投影日が「土曜日のみ」とか「~周日曜日」と「限定」されている場所がこのシーズンに平日も投影しているとなったら行くしかありませんよ!そんなワケで、結構タイミングを逃していた「海老名市教育センタープラネタリウム」へ行ってきました。アクセスは「JR・相鉄・小田急」の各「海老名駅」から歩いて「7分」程度の所で、周囲は「田んぼ」ですのでこの「教育センター」は結構目立ちますからこの建物自体が「ランドマーク」になってます。周囲が「田んぼ」なのからでしょうか、「駐車場」は広く50台以上収容でき、無料なようです。また「モーターサイクル」や「自転車」は「教育センター」の周囲が「駐輪場」のような感じになっていますので、駐車、駐輪に関しては困ることは無いと思います。建物は1階が図書館になっていますが、その図書館の入り口を通り過ぎて「エレベーター」で「4階」へ。これが特に案内されていないので、正直解りづらいですね。さて、4階に着きますとこれまた特に案内が無いので「アレ?」と思いますがともかくエレベーターを降りて正面へ進んでいくと「長机」がおいてあり、そこに係員さんが。この「海老名市教育センタープラネタリウム」は「無料」ですので、「番号札」を貰います。なお「開場」は「投影の5分前」です。それにしても、さすがに子供が多かったですよ。「番号札」は30分前から配られるのですが私は20分前に着いて50番でしたから、キャパが80名ですので結構後ろの方になりますね。さて時間になり入場するのですが、これは「番号札順」になります。係員さんが順番に番号を呼んでいくのでそれに従って入っていきます。そして、その際に「あるアイテム」を借り受けます。このアイテムはあとで使うものですので現時点では説明はしませんよ。で、ドーム内はと言いますと、水平式でドーム径は11m。シート配列は扇型でシート自体は結構年代の経ったもので座面が堅く幅もあまりありませんし、前後の幅もきつめな感じですから大人にとってはキツイですね。ただリクライニングがムダに傾くので結構驚きます。肝心の「投影機」ですがあまり資料が無いので見当で「GM-AT」ですかね?ともかく「GM系」です。時間になり投影が始まります。「海老名市教育センタープラネタリウム」は「星めぐり珍道中」 と、架空の「銀河高原天文台」を舞台に、星めぐりの旅を少し変わった形で紹介します。デフォルメされた「野菜」のキャラクターが登場し、「オート番組」として物語が進行されて行くのです。その野菜は「とうもろこし」「とまと」「にんじん」「かぼちゃ」「ぴーまん」「なす」でそれぞれが名前を持っているのですが特に紹介されず、キャラクター数も多いので誰が誰だか解りません・・・。ともかく「ポリゴン」で作られたキャラクターが登場し…「投影機」が始動しません。「アレっ?」と思っていると3台のプロジェクターから「市販のプラネタリウムソフト」である「ステラナビゲーター」であろう星が映し出されます。しかも、このプロジェクター。なんと「ハーフサイズ」なんですよ。つまり高度120度以上は映ってません。確かに「北」って見ませんからね。それに「ステラナビゲーター」で方位も特に紹介しないでやってますから「正面」に移すだけで事が足りますから。初めに「七夕」の星から探します「ベガ」である「織姫」を見つけてから「彦星」を探すのですが、初めは「デネブ」、次に正解の「アルタイル」で簡単な「七夕」の話です。それからこの3つの星から「夏の大三角」を紹介します。そして「夏の大三角」のプロットが何故か迫って来るのです。子供が驚いて大騒ぎですよ。さて「星座」とまた星の名前だけ紹介して「こと」の神話がはじまります。「オルフェイス」と「エウリディケ」は「五藤光学」のスライドからの絵なのですがその他の「ケルベロス」や「ハーデス」「ゼウス」は「野菜」たちより幾分進んだ「ポリゴン」で描かれてます。それが終わると「ヘラクレス」、そして「さそり」。ここでも「ポリゴン」の「さそり」がムダに迫ってきます。どうやら「迫る演出」が好きなようです…。それから「へびつかい」ですが当然ながら「インドのへび使い」が登場。最後に「いて」で前半が終了です。後半は同じキャラクター展開で「入るときに渡された「あるアイテム」を使うのです。それは「3Dメガネ」。何でも2007年7月21日に「リニューアル」されその時に「常設では初めて」の「デジタル立体プラネタリウム」だそうで「3Dメガネ」も昔の「赤」と「青」のセロファン方式では無く「サングラスタイプ」なのですが、結構「ゴツイ」外観なのですが、そのわけは、「レンズ」の部分が「液晶」になっておりその「明暗差」で立体に見せていると思うのですが、そのスイッチが「メガネ」に付いている「センサー」にておこなっているそうです。ただ「ツル」の部分がシートに頭を付けた時に干渉してメガネがずれるのは改良の余地があると思いますよ。それで「3D番組」の内容は「スペースグローブ」なる物で宇宙旅行をする話で、画像は「ステラナビゲーター」と「ポリゴン」です。初めは「ISS」。そして「月」、「月面基地」の話から、基地を経由して「火星」へ将来行く事になるとの事から「火星」へ。ココで「お約束」の「機械の故障」で何故か一気に銀河系の外へ…。最終的にはとても安直な方法で直して無事帰還して終了です。確かに「3D」には見えるのですが「使っていない投影機」が立体感を損ねてくれましたので投影機が視界に入らない場所でしたらそれなりに楽しめたかもしれませんが、私としては「必要ないんじゃない?」って感じでした。
「小学生低学年以下」を対象として作られている事を考えれば良くできていると思えます。ただ、キャラクターが多い割に生かしきれていない感が強かったですね。こういう番組でしたら3人が限度だと思いますよ。「説明役」と「ボケ」と「ツッコミ」で。それ以上になると「本」の問題とキャラクターの個性が肝心になりますし。
海老名市教育センター
http://edu.city.ebina.kanagawa.jp/kyoikucenter/
そうそう、これで「神奈川県」での「一般公開」されている「プラネタリウム館」はコンプリートしました。「はまぎんこども宇宙科学館」「伊勢原市立子ども科学館」「海老名市教育センター」「厚木市子ども科学館」「川崎市青少年科学館」「相模原市立科学館」「藤沢市湘南台文化センター」「平塚市博物館」と行ってきましたからね。
それでは本日の登場人物は「織河 天音」さん。天音さんは「12周期歳」なので「地上」で言うと「小学生」になります。そんな事で、本日は「小学生」達にまぎれて「プラネタリウム観覧」。いつも服では目立つので、一般的な服装です。