こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ウナギと富士山

2015年06月30日 | 一般

 昨年この時期に「静岡」の「浜名湖SA」でウナギを食べその後大井川で観光をし、今年も同じく「静岡県」に「ウナギ」を食べに行くことにしました。

 「あの花巡礼」や「君嘘巡礼」で解った事なのですが、「火曜日」が「定休日」なお店が多く、お店を探している時にも良いなと思えば「定休日」だったりし、そんな中見つけたのは「エスパルスドリームプラザ」内にある「鰻ま屋」。さすがに「エスパルスドリームプラザ」内にあるだけあり、「定休日無し」ですからね。そして、観光は「世界遺産」に認定された「富士山」に付属している「三保の松原」に。

 「東名高速道路」で「東京」を出発し、渋滞も無く順調に進み約2時間半後には「清水IC」を通過。そこから45分ほどで「エスパルスドリームプラザ」に到着。ここは「地方ショッピングモール」としては珍しく、「駐車場」が「有料」なんですよね。それでも「東京」よりかはさすがに安く、「1時間200円」。しかし「最初の1時間無料」と、「モール内での買い物金額」に応じての駐車料金サービスがあるので、最大4時間は無料になるようです。

 さて、駐車場にクルマを止めたのが「11時半」少し前。「昼食」には少し早い時間なので、少しモール内を見たのですが、なんだかパッとしたお店が無かったですね。それでも11時50分まで時間をつぶし、「鰻ま屋」さんのある「1F清水いりふね通り」へ。でもココは「食料品店」が個々のテナントでやっているようで、結構カオスな状態。それでも「マップ」を見てすんなり到着したのですが、なんも微妙な「フードコート」っぽい場所。店舗もなんだか頼りない感じが…。ともあれ、ここまで来てしまったのですから、後には引けません。「うな丼(上)」を注文。注文してから焼き上げるようで、「昭和」な感じの「番号札」をもらい、上がるのを待ちます。カウンターから番号を呼ばれ、受け取り、早速食す事に。

 見た目は一般的な「丼」くらいの大きさいっぱいにウナギが乗っかっており、そんなにチープな感じはしません。そして「備長炭」を使用しているようで、香りも良く、「タレ」も程よい感じでかかっており、バランスは良い印象。ともあれ一口。ウナギはとても絶妙な感じで焼かれており、炭火で確かに焼いているのですが、「焦げ」が無く、「皮」の部分が「カリッ」としており、歯切れが良く、それでいて身はふっくらとしているのです。「パート」らしきおばちゃんが焼いていたので多少なりとも不安はありましたが、完全に杞憂です。それよりもおばちゃんグッジョブ!ですよ。タレも程よく。そして量は大盛り程度とボリュームもあります。完全に侮っていましたが、これは美味しい。「うな丼(上)」で「2,000円」ですが、相応な価格と言えますね。

 昼食も終わり、「三保の松原」へ。「エスパルスドリームプラザ」からは「約7㎞」と結構近く、さすが「世界遺産」に認定されただけあり、「駐車場」の案内は道端に看板が出されているので解りやすく迷うことなく到着。

 私は以前「アキバの某お店」に勤めていた時にそこの友人たちと行った事がありましたが、あまり良く覚えておらず、今回が初めてなようなモン、クルマを止めたのは良いのですが、どちらに行けば良いのやら状態。周囲に「観光用マップ」は無く、とりあえず「ツアー」で来ている方々が歩いていく方向へ。「松林」へ入ると「羽衣の松」が。ただ、現在「養生中」なようで、柵の前に柵がなされている状態ですが、松自体は結構大きく、その距離からでも十分。松林なので日陰が多く、それていて適度な木漏れ日もあり、海からの程よい風が吹き、ツアー客が居なくなれば静けさに波の音が聞こえるだけ。とてもゆったりできる空間です。そしてソコでフト思ったのが、「他の松」が「海からの風の影響」で「陸側」に伸びているのに対し、「羽衣の松」だけが「海側」に伸びているんですよ。なんだか不思議ですね。少し休憩してゆったりしたところで、有名な「景勝地」の有名な風景を見に「海岸」方面へ歩くと、ホントそのままの景色ですね。しかも、今日は「梅雨時」で雨は降ってはいませんが、さすがに雲が多く、途中の道のりでも富士山もあまり良く見えないような状態でしたが、この時の富士山は5合目近くまで雲がかかっているのですが、そこから頂上までが見える状態で、絵になる風景。なんだか「銭湯」の「絵」を見ているような状態でしたね。とても情緒がありましたよ。

 と、まぁ、梅雨時期でしたが、天候にも恵まれ、おいしいウナギも食べられましたよ。来年もまたこの時期は「静岡」へ行ってみようと思っています。

 それでは。本日の登場人物は「BS」のキャラクターであるこの方。「樹と森の守護霊」の意味を持つ「ドリュアド」の称号を持ち、階級は「第三階位第1級」で 「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室  東亜支局」所属の「気象精霊」、「エレクトラ・ドリュアド・ウィークス」さんです。「弓状列島」の景勝地である「三保の松原」へ来た「エルク」さん。その絶景に感動なのです。ちなみに背景が本日の「三保の松原」より見た富士山なのです。

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ウェザーニュースから新型観測機が来たよ

2015年06月29日 | 自然観察

 今年の初めくらいから「ウェザーニュース」で「新型観測機」を「2015年」より「2000ポイント」ためるとプレゼントされる企画が登場し、3月には2000ポイントオーバー。プレゼントに申し込み、一昨日その「新型観測機」が到着しました。

 「新型観測機」は「WxBeacon」という名前でして読み方は「ウェザービーコン」。「ウェザーニュースタッチ」と連動ができ、「スマートフォン」などと「Bluetooth」で連動し「気温」「湿度」「気圧」を自動的に取得し「WxBeacom」からの情報を「ウェザーニュースタッチ」で見る事やレポートを送る時に使用できるのです。

 形は「六角形」で材質はポリエチレンとかでしょうかね。色は青で表面は梨地加工されており、マットな感じで落ち着きがありますね。大きさはまずまずの大きさで、「最大直径」が「7cm」。持ち歩くには少々キツイサイズですね。そして、「WxBeabcon」は「防水設計」ではないので、濡らさないように注意してくださいね。サイドにスリットが2箇所、上に一箇所穴があり、ここから空気を取り入れ「気温」「湿度」「気圧」を測定するようです。観測中の動作確認用の「LED」も付いているので、作動を確認する事も容易にできますよ。使い方はいたって簡単で、「WxBeacom」のスイッチを入れ「スマートフォン」などの機器の「Bluetooth」をON、「ウェザーニュース・タッチ」を起動して対応画面にすれば自動的に情報を取得してくれます。

 動作用電源は「単三電池」ですが「ウェザーニュース」では「単三電池型リチウム電池」を推奨しており、コレはアルカリ電池よりも「低音環境に強い」とのコトからなそうです。別に「アルカリ単三電池」でも問題無く動作はするようです。

 では早速試してみましょう。「WxBeacon」のスイッチを入れて「スマートフォン」の「Bluetooth」をON。そして「ウェザーニュースタッチ」を起動させて「WxBeaconデータ」を選んで…。「お使いの端末ではWxBeaconは使用できません」と「エラーメッセージ」が…。どうやら「Android」のバージョンが4.3以降が対応なようで、私のスマートフォンは「.Ver4.2.2」なのでダメなようです…。せっかく貰ったのにコレじゃ使えないですよ。まぁ今年で携帯を買い換える予定でいますので、その時には使えるでしょう。

 それでは、本日の登場人物はこの方。魔女として迫害を受けた人々が「精霊世界」へ亡命した人々が治める「神仙自治州」に住む「水の魔女」で現在は「天元界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 現地観察員」として「東亜地域」を観察ついでに旅している「ルーティー・ウィリス」さん。「ルーティー」さんは「現地観察員」。つまり、地上で実際に現在 の気象状態を体感、報告する役職についており普段から日本国内にいるのです。そんなルーティーさんですが、なぜか「ウェザーニュース」の「リポーター」に登録してまして、このたび「WxBeacon」を入手したのですが、「ルーティー」さんの「携帯端末」でエミュレターで走らせている「Android」のバージョンが対応していないようで…。ちなみに背景がその「WxBeacon」と説明書と挨拶状です。

 

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10000km点検とオイル交換、入庫

2015年06月28日 | BMW Motorrad

 今月の初めに「カティア」さんコト私の所持している「K1600GT」がそろそろ10000kmを迎え、なおかつ12ヶ月点検も近いので、入庫予約をしてきまして、そして、本日入庫させてきました。

 今回は「12ヶ月/10000km点検」と「オイル交換」です。さらに「10000km」という事で「フロントブレーキフルード」も交換することになり、費用は「44,000円」程度になるそうですね。ただ、「オイル」は「チタニック」を使用するので「持ち込み」になります。そして「チタニックオイル」は「ファル」さんコト「K1200S」の時は「シンセティック」を使用していましたが、「K1600GT」は「高回転高出力」タイプではないのでワンランク落とした「Hi-Vi」に。前回のオイル交換でも「Hi-Vi」でしたが、なんら不都合も心配もありませんね。「K1600GT」はエンジンオイル容量が4.5Lと「4L缶」では足りないので「4L缶」と「1L缶」の5Lを用意しないとならないんですよね。それとエンジンオイルにはさらに「ワンショットチタン」を添加しておきます。

 とりあえず今回は基本整備のみですね。どちらにしろ「K1600GT」に関するパーツで「外装」以外はほとんど無い状態ですからね。特にコレと言って出来ないのもありますが、今年の冬には「サイレンサー」を交換したいものですよ。

 整備完了は「7月4日」になる予定です。

 それでは、本日の登場人物は私の「K1600GT」のキャラクターであるこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象情報管理 士」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」で「大気の女神」の意味である「フィヨルギュン」を称号にもつ、「カティア・フィヨ ルギュン・エルトゥール」さんです。「実家」に帰ってきた「カティア」さん。まったりモードなのです。

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限定以外はフルコンプ

2015年06月27日 | 巡礼

 「舞台めぐり」とのコラボレーションイベントとして「西武池袋線 大泉学園駅」の「インフォメーションセンタ」で「舞台めぐりアプリ」の起動画面を見せると「オリジナル君嘘コースター」が貰えるキャンペーンがあり、今週から「君嘘」の「メインヒロイン」の「かを」ちゃんのコースター配布が開始されました。

 で、早速行ってきましたよ。まぁでも、「大泉学園駅前」は道も狭くごちゃごちゃしているので「モーターサイクル」でも適当に停める事ができませんし、1箇所あった「モーターサイクル用駐車場」は廃止されてしまっているので「クルマ」で今回も行ってきましたよ。そしてインフォメーションセンタで見せて無事入手。

 コースターの材質ですが、前回の「椿」と同じでして、ただ「かを」ちゃんの場合は頭に「黒猫(チェルシー?)」が乗っているのでキャラクター全体が小さくなってしまっていますね。そして今回「イベント限定」以外はフルコンプとなりましたので。改めて3つ並べてみますと…。1回目「公生」はコースターの材質は良いのですが、印刷がかなり「荒い」ですね。そして「君嘘」の「タイトルロゴ」も太くなっている。つまりただ「拡大」したのでしょう。「椿」や「かを」ちゃんは印刷のキメが細かいのですが、コースターの材質は薄くなっています。コレは印刷に重点を置いたのか材質に重点を置いたのかと勘ぐってしまいますよ。

 ともあれコレで「君嘘コースター」キャンペーンは完了。「あの花」と違って「君嘘」は少々地域ぐるみでの盛り上がりが少ないので、今後の発展性があるのか少々心配です。まだ巡礼をしていない場所もあるので、あと何回かは巡礼するとは思いますが…。まぁ、巡礼抜きでも「アルカション」の「カヌレ」はおいしいですし、「ブッチャーズキッチン」のハンバーガーも食べたいですし、「ラ・プリムール」で「リンゴとナッツのキャラメルワッフル」も堪能したいですからね。

 それでは本日の登場人物は「巡礼」な話題でしたので、この方。「はとバス」のバスガイドをしている「日本スピッツ」の「Chiefille」である 「雪」さんです。5月から始まった「舞台めぐり×君嘘」の「オリジナルコースター」のラストである「かを」ちゃんを貰った来た「雪」さんなのです。ちなみに背景が「舞台めぐり×君嘘」の「オリジナルコースター」で「イベント限定以外」フルコンプです。

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「フーコーテスト」をしてみよう

2015年06月26日 | 自然観察

 この梅雨時期では「星」を見ることもままなりませんね。そんなワケで「久喜天文自然クラブ」でも「梅雨」だからできる事として、「光学」の話をする事に。講師は「久喜」での天体観望会でもお手伝いをしてくださっており、この「こなここブログ」でも何度かコメントをいただいている「よしの」さんがしてくださいました。

 さて、「光学」ですが「望遠鏡」を扱うに必要な知識であり、どうして「望遠鏡」は「遠くのものが見えるのか」、どうして接眼レンズを換えると倍率が変化するのかを知るに必要な学問なのです。

 まず、「光学」を学ぶに当たって、「光の気持ちになって考えよう」という事で「物理の根本原理」である、「物は無駄な動きをしなく、動かされない限り動かない。「慣性の法則」があり、動かされたときは「一番短い距離で済む道を通って動く」、「最小時間の原理」に基づき、動くとしても「物が右から左へ動くときある道を通るなら、左から右へ動くときはやはり同じ道を通る」。わざわざ別の知らない道は通らない。この事は「可逆性の原理」と言い、これらは全て物理の根本的な事であり、全ての物質の動きに当てはまるのです。つまり「光」も例外ではないのです。

 コレを簡単に言えば「全ての物質はめんどくさがりで寂しがりや」であるのです。なので「光」は「光源」から最短のルート、つまり「直線」を進むのです。光源を発した光があちこちに曲がったりはしませんものね。ただ「空気中」では「曲がったり」する事がありますが、これも「最小時間の原理」に沿っているのです。「光線」は「マクロの世界」でみれば「光子」と呼ばれる「粒」の集まりで「光子」は、「隣の光子」たちとは付かず離れず、足並みをそろえて一緒に進もうとします。しかし、何か「障害」があると心ならずとも「足並みが乱れて」しまうのです。つまり、空気中では「水蒸気」や「ゴミ」や「チリ」によって真っ直ぐ進もうとしている「光子」が「抵抗」を受けるのですが、それでも「最小の時間」でそこをすり抜けようとします。この事を「光の屈折」、「屈折の法則」なのです。

 「光」の「抵抗」を受ける割合が「屈折率」で、「屈折率2」というのは「光の速さを1/2」にするという意味なのです。ちなみに「空気」は「屈折率1」であり、「水」は抵抗があり「1.33」。「ガラス」はさらに「抵抗」を受け「1.3~2」の屈折率となり、「ダイヤモンド」となると「2.4」とかなりの抵抗を受ける事になります。ちなみに「真空中の光の速さ」は「秒速29万9792.458km」コレを「c」と表し、「水中」での「光の速さ」は「c/1.33=約22万5564km/s」になります。

 「光」の進む先に「鏡」があると光は「反射」します。「反射」とは「光の進む向きがその表面で変わる」事を意味します。この時にも「最小時間の原理」は当てはまり、「光は常に最短距離」を進もうとしますから、「鏡」によって「反射」しても「向き」は変わりますが「鏡が無い」ものとした時の「最短距離」、つまり「直線」と同じ距離を進もうとします。なので、いくら鏡で反射させても光の進む距離は「c」なのです。

 「反射」にも「法則」があり「鏡を挟んで合同な三角形」ができる。三角形の合同関係と、対頂角等しい事により、光の入射角と反射角は等しくなる。従って「反射の法則:入射角=反射角」となります。コレは「曲がった鏡」でも成り立ち、光子一つ一つが「反射の法則」に従い鏡の各面で成り立つ。なので「半球状」の鏡を使えば、「遠くから来る光の向きをことごとく変え、「半球の中心」あたりに「反射光」を「集める」事ができる。この仕組みを使えば「反射望遠鏡」を作る事ができるのです。

 「光」を「曲面」を持った鏡でうまく集めるにはどうすれば良いのでしょう。

 「球面の一部」を切り取ってできた鏡、「球面鏡」を使い、「球面の中心に光源がある場合、光線は常に鏡面に垂直(入射角=反射角=0)ですので「球面鏡」によって「反射した光」は「球面の中心」である「光源」に戻りますね。しかし、「光源」が「球面の中心」から「離れる」と「光線」と「鏡」は「垂直」ではなくなりますので「反射光」は「球面の中心付近」でバラけてしまい、この「バラけ具合」を「球面収差」と呼びます。「球面収差」がある状態を「眼で見る」と像がボケて見えるのです。

 一方、「放物面の鏡」では「光源が近く」だと「反射光は1点」に集まりませんが、無限遠にある光源、「平行光線」が入射すると「反射光」は「光軸上のある1点」に「集中」するようになるのです。そういう面を「放物面」だと言う事もできるのです。なので「反射望遠鏡」で使用する鏡は「放物面鏡」を使う事が望ましいのです。

 ここで少し考えてみましょう。「球面鏡」の「球心」に「光源」を置いて、その「球心」のすぐ隣から、光源その物に覆いを被せて「鏡に反射した光」を見るとどうなるでしょうか?当然光が集中しているのでいるので眩しいですね。そこに「スリット」で減光した「反射光」を見ると…「光源」から出た光がムラ無く「球面鏡」で反射し「ムラ無く球心に戻る」ので、「均等な明るさ」で「鏡が光っている」ように見えるはずです。逆にこの方法で「反射光」にムラがあればその「鏡」は「球面鏡」ではないとも言えますね?

 この仕組みを利用して「楕円面」、「放物面」の場合などの「明るさのムラのでき方をあらかじめ知っていれば、どの程度「放物面」に鏡が近づいているか?を確かめる事ができる事を発見したのが、「19世紀」の「物理学者」であり「望遠鏡職人」であった「ジャン・ベルナール・レオン・フーコー」。そうあの「地球の自転」を証明した「実験装置」である「フーコーの振り子」を発明した、その人なのです。また、「回転している銅版」に「磁石」を近づけると「誘導起電力」による「渦電流」を発見。こちらは「フーコー電流」を呼ばれていますね。ちなみにこの「放物面鏡」を「光の反射」によって調べるのは「フーコーテスト」と呼ばれています。

 そんなワケで実験開始です。

 まず、用意するものとして「光源」、「凹面鏡」。これらを固定する「三脚」などの台。それと「スリット」として「名刺」や「クレジットカード」などの「光を通さない板」が必要になります。今回の実験では「直径100mm」の「反射望遠鏡」の「凹面鏡」のみがあったのでそれを利用しましたが、実際に「凹面鏡」だけなんて無いんですよね。当初は「反射望遠鏡」を「そのまま」使おうとしたのですが、当然「焦点」には「接眼部」への「斜鏡」があるので、できませんでした…。そして「光源」ですが、LEDや蛍光灯、白熱灯などを試しましたが、最終的に「豆電球」式の懐中電灯。コレは「電球」だけにした状態でさらに「光源」に覆いをつけ「鏡」に向かう部分に「小さな穴」、「ピンホール」を空けて使います。これらはテープなどで「三脚」に固定。「凹面鏡」は「位置」を調節できるように「雲台」に固定しておくと調整が簡単です。それでは、「設置」する位置ですが、「放物面」の「準球心」の位置は「放物面の焦点位置の2倍」なので「焦点距離1000mm」の反射望遠鏡なら球心の位置は「主鏡」から「焦点距離の倍」である「2000mm」離れた位置になります。「光源」の位置も「焦点」と等しくなり、見る位置も「光源の隣」となるのです。今回は楽にそして見やすいように「顔」が固定できるよう「椅子」を置いておきました。

 実際にどう見えるか、「放物面鏡」はその形から「外側」と「内側」では反射する距離が違うため「外周部」を通る光は「鏡」から遠くで焦点を結び、「内部」を通る光は鏡に少し近くで焦点を結びます。なので「カード」で「片側スリット」を、「眼の近くでカードを使い光を半分ほどさえぎった」場所が「内部」が焦点を結ぶ位置では「外周部」を通る光が密なため明るく、「内部」を通る光は焦点を結んでいるので、ここで光線をさえぎると「外周部」でははっきり明暗が出て、内部が薄暗いんpが合わさった影になります。逆に「外周部」が「焦点」では「外周部」を通ってきた光が焦点を結び、「内部」を通ってきた光はまだ密で明るく、ここで光を遮ると「外周部」は薄暗く、内部は明暗がはっきりでるのが合わさった影ができます。これらの中間では「外周部」を通る光が密なため「外周」が明るく、また「内部」を通る光も密になっているので「明るい」。従ってここで光線を遮ると外周、内部とも明暗がハッキリ出るのです。つまり「外周部」と「内部」で明暗が「反転」した影となり、試験は一般的にここで行います。

 調整する目安「球面鏡」の場合を簡単に説明すると「遮った」のと「同じ方向」から「暗く」なれば、「カードは球心より主鏡で近い側」であり、遮ったのと「反対側」から「暗く」なれば「カードは球心より主鏡に「遠い」側となり、どちらともいえず薄暗くなればそこが「球心」となります。

 実際に見てみますと「鏡面」全体が「明るく反射」して見え、そこを「カード」で少しづつ光を遮っていくと、「中心」が「凹む」ように見える地点があるのです。そんなにハッキリとしている訳ではないのですが、何度か試してみると解ります。

 ただ、この「フーコーテスト」さすが光を集めた「焦点」で見るので「豆電球」で「ピンホール」に通した光でさえも相当眩しく「眼が焼け」ます。実際に「フーコー」は「ロウソク」の炎で行ったそうですが、確かに「1cd」の光で十分ですよ。

 実際に実験方法や見え方を知っていても、自身が体験するとこの凄さが解りますよ。

 現在でも「フーコーテスト」を使用して「凹面鏡」の研磨目安にはなるようですが、あまり「厳密な精度」では測定できませんが。それでも「すばる望遠鏡」の「主鏡」を研磨した「最初の試験」では「フーコーテスト」を応用した「ナイフシフト法」で試験をしたようです。まぁ「フーコーテスト」で通らなければその先のテストも通るワケはありませんからね。

 と、まぁ、とても普段はできないような面白い実験と光学に対しての基礎知識は学べました。ただ今回は「反射望遠鏡」でしたが「レンズ」の「色収差」の原理を学ぶ「屈折望遠鏡」版もあるようです。

 ちなみに「フーコーテスト」ですがなぜか「キャノン」の子供向けサイトでその原理が簡単に動画付きで紹介されていたりします。URLはこちら

 http://web.canon.jp/technology/kids/mystery/m_02_06.html

 それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」が関連している話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。「反射望遠鏡」の仕組みとして「凹面鏡」に関しての講義を受けた「シア」さん。その実験として「フーコーテスト」を実験です。ちなみに背景が「久喜天文自然クラブ」での実験の時に使った設備です。

 

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通信回線を速くしようかな?

2015年06月25日 | 一般

 通信回線は今「光回線」が主流になっており、「メタル」系がだいぶ少なくなってきているようですね。

 私はほとんど「ネット」で「動画」は見ませんし、大型ファイルをダウンロードする事もあまり無いので「通信回線」は「DSL」、しかも初期の方だったので「通信費用」と「速度」のバランスが良い「8Mタイプ」を使用しています。「光回線」もそうですが、「INS」と違い「ベストフォーエイト式」なので、電話局との距離や回線の使用状況によって「回線速度」が遅くなり、実質ウチでは「最大」で「2.5Mbps」くらい。電話局から「4km」ほど離れており「遠い」方になるので、このくらいになっちゃうんですよ。

 今までそんな状態でも不便を感じなかったのですが「BS」へクルマを買い替え「NAVI」を「カロッツェリア」にしまして、「NAVI」のデータ更新をDLできるようになったのは良いのですが、いかんせん回線速度が遅いので、毎月の更新なら問題は無いのですが、年に2回の「全更新」ともなると最大で「12GB」近いデータをDLする事になるので、そうなると「2.5Mbps」では12時間以上かかってしまう事も…。さすがにそんなに時間を浪費するのもナンですし、年に2回とは言え、さすがに厳しいので、回線速度を上げる事にしました。

 「回線速度を上げる」といっても、現状ではハードウェアを変更してもこれ以上早くする事はできませんから、「回線契約」自体を変更する事にしました。私が現在使っているプロバイダは「OCN」。「OCN」での「DSLサービス」で「OCN ADSL セット」なる商品があり、「50M」で「3076円/月ほど」と現在とあまり変わらない金額なので、移行する事にしました。

 現時点での「予想通信速度」は「4~6Mbps」と少なくとも「今の倍」近くの通信速度は出るようですね。

 とりあえず、開通予定は30日。どのくらいの速さになるでしょうかね。

 それでは、本日の登場人物はこの方、「ベルギー国立博物館」で「機械工学」の「学芸員」をしている「スキッパーキ」の 「Cheifille」である「ブランディーヌ・デュラン」さん。「ベルギー国立博物館 天文室長」であり、良く「リリア」さんや「コレット」さんを連れてさまざまな無茶振りをしてくる「マリエノール」さんの自宅でネット環境の整備を頼まれたようで、その使用回線の遅さに…。

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毎日買って応募するよ

2015年06月24日 | 一般

 ウチは「PCモニタ」に「BDレコーダー」をつなげ、作業をメイン画面でしなが「子画面」で「BDレコーダー」のを見る事ができるのです。なので作業をしながら録画したアニメを見ている事が多いのです。そして作業しながら見る時は「CM」をスキップしない時もあり、そんな時でした「明治」の「CM」イントロが流れ、「明治チョコレートの歌」が流れてきましたが、何か違和感を感じ画面を見ると「ここさけ」が、そうなんですよ「ここさけ&明治」の「コラボレーションCM」だったのです。よくよく歌とナレーションを聞いてみると「あの花」の「めんま」が歌っているじゃないですか!しかも「明治×ここさけ&あの花キャンペーン」まで実施しているじゃありませんか!

 キャンペーンは「明治チョコレート」の対象商品「ミルクチョコレートCUBIE 38g/ブラックチョコレートCUBIE 38g/ハイミルクチョコレートCUBIE 38g  トロットショコラ 9粒/トロットいちご 9粒/トロットチョコバナナ 9粒 チョコっとグラノーラ ショコラ 36g/チョコっとグラノーラ ホワイト 36g」これらの商品は現在「ここさけ&あの花コラボキャンペーン仕様パッケージ」になっているので解ると思います。応募方法は対象商品1点以上を購入したレシートを写真撮影し、キャンペーンサイトより、レシート画像をアップロードし必要項目を入力する方式で簡単にできます。しかも「郵便はがき」や「封筒」を使う必要が無いのでジャンジャンできますよ。

 そして肝心の「賞品」は「ここさけ」「あの花」2作品の両A面イラスト集と、両作品がコラボした限定描き下ろしQUOカード(500円分)2枚組セットを合計1000名様。と思ったよりも少ない当選人数ですね。何よりも「「イラスト集」が私としては一番欲しいトコですよ。「キャンペーンサイト」で「サンプル」を見る事ができますが、コレは良いですよ。

 対象商品がそんなに高価ではないのと「チョコレート」と私にとっては全く食べるのに苦ではないですから、コレはキャンペーン終了の「10月16日15時」まで毎日買うしかないでしょ。でもこの対象商品は「コンビニ」で扱っている事が多く「スーパー」ですと少し大きめな店舗でお菓子売り場が広くないと無いんですよね…。ともあれできるだけ応募しますよ。

 それでは、本日の登場人物は「あの花」関連と言えばこの方。「はとバス」のバスガイドをしている「日本スピッツ」の「Chiefille」である「雪」さんです。「明治×ここさけ&あの花キャンペーン」を知った「雪」さんコレから毎日対象商品を買っていくようですよ。ちなみに背景が「「明治×ここさけ&あの花キャンペーンサイトです。

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もう一つの「GPE」登場

2015年06月23日 | 一般

 世間的に「ハイブリット車」がかなり多くなってきていますね。「富士重工」でも「XV」の「ハイブリット」が2年前に登場しました。そして「6月19日」に「インプレッサ SPORT」に「ハイブリット」が追加されましたね。正直このタイミングですと「いまさら」感がありますが…。

 とりあえず、7月10日より販売開始されるようですので、現時点では「カタログ」でのスペックが発表されているので、それを見てですが、やはり「XV ハイブリット」とあまり大差はなさそうです。ただ、「GPE」が登場してから2年、「年改」としては「2回目」になりますから、制御の部分でどうなったかありますね。私は「XV ハイブリット」が登場したときに試乗をしていますが、あの時はあまりハイブリット感を感じる事がありませんでしたからね。基本的に「モーター」自体が小さく、トランスミッションに組み込んでいますから、世間一般的に言う「ハイブリット」とは少々違う部分はありますけど。

 それと気になるのは「アイサイト」の「バージョン」でしょう。現行の「GP」では「Ver.3」ですが「ハイブリット」は「Ver.2」と「.1Ver前」のを使っているのです。色々と「制御」の問題からこうなったのかもしれませんが、「Ver.2」でも十分な機能と性能はありますから、この部分が極端にウイークポイントでは無いと思います。

 ともあれ、やはり実車に乗ってみないとなんとも言えませんからね。デビューフェアが楽しみですね。

 それでは本日の登場人物は「SUBARU」に関連しているのでこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「インプレッサ SPORT」の「ハイブリット」販売開始の話を聞いた「アルテ」さんですが…。ちなみに背景は「SUBARU」での「インプレッサ SPORT ハイブリット」のページです。

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太陽と月の違い(かいけつ!ぎもん、てんもん 第3回)

2015年06月22日 | プラネタリウム

 昨日は「久喜プラネタリウム」の「月刊特別投影」である「かいけつ!ぎもん、てんもん」の第三回目である「太陽と月の違い」の投影日でした。

 さて、今回の「太陽と月の違い」ですが、こちらは、前回の「月の満ち欠け」に続き「小学6年生」での「学習内容」になりますね。

 では、「太陽と月の違い」って何なんでしょうか?まず「大きさ」は当然ですね、「位置」もそうですし、何よりも「恒星」と「衛星」との違いがあります。でもコレは「宇宙」から見ると一目瞭然ですが、お子様が地球から見るとそんなに違いを感じないんですよね。同じような大きさで光っている。違いといえば「明るさ」と「満ち欠け」くらいでしょうか?

 今回はその月と太陽の大きさの違いや構成している物質を「クイズ」を交えて紹介していきます。例えば「月をパチンコ玉(直径1cm)」とすると「地球」はどのくらいの大きさになる?「月」は「地球」の「約1/4」ですからだいたい「直径4cm」の「ゴルフボール」になります。そして「地球」を「サッカーボール(直径20cm)」とすると「太陽」は「約109倍」の大きさ、つまり「ガスタンク(直径22m)」になるのです。このように身近にある物からその大きさを対比していく事により大きさを実感する事ができますね。

 あと「月」では「海」と「クレーター」と「重力」についての説明があります。「月の海」は「平坦な土地」で「玄武岩」が主な成分である為に黒く見え、中でも「有名」な「静かな海」は「日本全土」よりも広いのです。大気が無いので隕石は燃え尽きる事無く地表に当たるのでクレーターが多く、「コペルニクス」クレーターは「久喜から山梨県」までの距離、「93km」もあり。重力は「1/6」であるので「体重計」に乗ると「体重60kg」の人は「10kg」と表示されてしまいます。

 ともあれ「子供」が見ても感心できますが、「大人」でも改めて聞くと結構感心できるんですよね。まぁそれがこの「かいけつ!ぎもん、てんもん」の狙いでもあるのですけどね。

 それでは、本日の登場人物は「天体学習」な話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。さて、太陽と月の違いはなんなんでしょうね?

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ブラックホール

2015年06月21日 | プラネタリウム

 「ブラックホール」。この言葉は「天体」をそんなに知らなくても、聞いたことがある、どんなものモノかを知っているかと思います。でも、「ブラックホール」ってかなり専門的な「物理学」の知識が必要になりますし、説明するのも大変。それに良く解っていない物でもありますしね。でも、小学生などは「ブラックホール」に関して知りたいと結構要望もあるのです。そんなワケでこの話題って結構「プラネタリウム」では「鬼門」的な番組なんですよ。

 今回の番組では、この「ブラックホール」は何なになのか「現時点」での解っている範囲での説明となります。

 たとえば、「ブラックホール」ができるのは「太陽の30倍以上の重さ」を持った星が「超新星爆発」をしたその残り「中性子星」が元であり、それが「無限に自分の重力でつぶれている」。つまり「重力が一点に集中」している状態なのです。なので、条件さえ合えば「地球」も「ブラックホール」になる事もできるのです。ただ、それは「地球を直径2㎝まで圧縮する」事によって可能と、非現実的な話。

 では「光」さえ重力でとらえてしまう「ブラックホール」はどうやって発見する事ができるのでしょう。「光」を発していないという事は「眼には見えない」という事でもあり、暗い宇宙空間で光を放っていない物を見つけるのは、「暗闇で黒い物を探す」のと一緒です。でも「なんでもとらえてしまう」のが逆に見つける手がかりになるのです。「ブラックホール」に恒星が近づくと、その「恒星」の「ガス」がブラックホールにとらえられて渦を巻くように落ちていきます。「ガス」は観測できるので、そんぽ「落ちていく様子」を観測する事により、発見する事ができるのです。この時「強いX線」を発するので、そちらを「観測衛星」で見つける事ができます。あと、「強い重力」によって「光」をも「ゆがめてしまう」、「重力レンズ」効果により「光がゆがんでいる」場所を見つければ良いのです。

 「ブラックホール」に関して知りたいというのが多いのが「吸い込まれるとどうなるか?」というのも。これは「吸い込まれた」のを観測した事があるわけでは無いので、あくまでも「理論的」な話になりますが、「宇宙船」がブラックホール」に吸い込まれると、「伸びてそのうち千切れる」のです。たぶんですが、ほとんどの方は「重力によって押しつぶされる」と思われるでしょうが、あまりにも強い重力に引っ張られると、先端と後端では引かれる早さが異なるので、引き伸ばされた状態になり、そのうち千切れてしまうのです。

 こんな「ブラックホール」ですが、実は「銀河」を形作るにとても重要な役割を担っているのです。銀河に星が集まっているのは「ブラックホール」の重力があるおかげとも言われているのです。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「ブラックホール」の話って難しいもんなんですよ。

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