今月はモーターサイクルであまり出かけられなかったのと、「ドラ割」での「ツーリングプラン」が11月30日までなので、諏訪方面に行ってみる事にしました。
当初はツーリングプランの「上信越道・中央道コース」で「上信越道」から「諏訪の間欠泉センター」で足湯に使って「中央道」で帰宅するプランを考えていたのですが、あまりにもシンプル過ぎるので「諏訪湖」の近くにある「高ボッチ高原」の展望台へ行ってみる事にしました。
高ボッチ高原は「北アルプス」をはじめ、南アルプス、富士山、八ヶ岳を望む事ができる展望台があり、標高は1665m。ただ、周囲にはこれ以上の山は無く、場所によっては360度のパノラマが見渡せるそうです。私はK1200RS時代に「BMW BIKES」の「ヒミツ集会」で1回だけ行った事があったりします。今回行こうと思ったのはその時行ったのを思い出したというのもあります。
さて、ルートですが、11月になると「ビーナスライン」の一部が通行止めになるので、「美ヶ原」から「霧ヶ峰」を通るルートが使えないので、「上信越道」の「小諸I.C」から国道18号線、国道152号線、国道142号線を使い国道20号線で高ボッチ高原へ到着。その後「諏訪間欠泉センター」で足湯に入って、中央道「諏訪I.C」から帰宅の約450Kmの工程で、時間としては休憩も含めて約10時間ほどですかね。
それにしても、さすがに11月下旬となると寒いですね。自宅を出た6時半のときは気温8℃ほどでしたが、富岡を過ぎた辺りから気温が下がり始め、佐久の辺りでは3℃以下。K1600GTのメーターパネルには「凍結注意」のワーニングと気温が表示されましたからね。そしてさらに気温は下がり、「小諸」では9時半ごろで1.5℃以下。
自宅を出発した時は「秋」装備で行ったのですが、さすがに無理でしたね。先日の「つくば蘭展」へ行った時の帰りに「倉庫」で「ヒートマスター」のウェア上下とウィンターグローブをリヤのBOXに入れっぱなしだったので、途中でそれを着こむ羽目に…。これが無ければ寒さに耐えきれませんでしたよ…。さすがに電熱入れたら暑かったので止めましたけどね。
そんなこんなで「高ボッチ高原」に向かったのですが、この「入り口」が解りにくいので、初見だと見過ごす事があるでしょうね。事前の看板は無く、入るための道も狭く、しかも道は高速路のように車線が広く、下りで右折車線が分けられていませんから「高ボッチ高原」の案内看板が見えたらそこで入らないとダメです。
入ったら入ったで、今度は狭く、舗装状態はアスファルトの剥がれによる穴と、破片であまり良好とはいえない山道を上がっていきます。平均的に1.5車線。ガードレールはあまり設置されていないので、斜面側に寄りすぎると危険です。ブラインドコーナーも多いので、通行量も少ないとは言え、行きで10台ほどすれ違っています。しかも今の時期は地味に「アイスパッチ」があったりしますのでモーターサイクルでは結構気を使いますよ。ちなみに入り口から「高ボッチ高原第二駐車場」まで看板によると10Kmだそうです。
第二駐車場に到着すると10台近くのクルマが止まっており、気温は12時の時点で1.5℃でした。ただ、眺めは良かったですよ。雪を冠した北アルプスに松本の街並み澄んだ冬の空気に映えていましたね。
ちなみに第二駐車場はこの時期「仮設トイレ」しかなく、しかもかなり使うのに抵抗を感じるほどの状態なので、覚悟は必要です。
第二駐車場で北アルプス山並みを堪能して、帰りの第一駐車場では「諏訪湖」とその向こうには「富士山」が見え、こちらも素晴らしい眺めでしたよ。
下りはフロントに荷重がかかりやすいのと、速度が出やすいのでさらに慎重に下り、無事に国道20号線に出て諏訪湖へ。
日曜日だけあり、足湯はソーシャルディスタンスも無いですね。端から端まで人がいっぱいですよ。これじゃ感染者数は増えるワケですよ。
そんなワケで、足湯はそうそうに引き上げて、帰宅です。
高ボッチ高原、眺めは素晴らしかったですよ。夏は霞がでてしまうので、景色を堪能するとなると、この時期が良いでしょうね。第二駐車場の所で「テント」を張っている方がいたので、その内やってみたいですね。多分星空も素晴らしいでしょうし。ただ、クルマで行く気は起きませんが…。
それでは、本日の登場人物は私の「K1600GT」のキャラクターであるこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象情報管理士」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」で「大気の女神」の意味である「フィヨルギュン」を称号にもち、現在は「現地観察員」をしている「カティア・フィヨルギュン・エルトゥール」さんです。高ボッチ高原からの眺めは素晴らしいですよ。ちなみに背景が昨日の高ボッチ高原からの北アルプスの眺めなのです。