毎年、私は決まった場所の桜を見に行っています。一つは2月の「河津」で「河津さくら」。もう一つが「わに塚の桜」なのです。
この「わに塚のさくら」ですが、「山梨県韮崎市」にあり、樹齢が300年ほどの「エドヒガンザクラ」でして、一番の特徴としては「周囲が畑」でその中に「1本だけぽつんとある」のです。多くの「さくらの名所」はお寺だったり公園だったりと、何かしらの施設の中や、意図して作られた場所が多いのですが、「わに塚のさくら」はホント畑の中ですからね。そんなロケーションからか、ここ数年は韮崎市観光ガイドにも掲載され、結構人が来るようになってしまいました。なにせ、私が始めて行った時は「駐車場」すらなかったですからね。今では「諏訪神社(広神社)」の隣に駐車場が新設されて大分利便性は良くなりましたよ。
大体この「わに塚のさくら」は東京でソメイヨシノが満開で見頃を迎えてから1週間後くらいがちょうど見頃になるのですが、今年は例年に比べて、なんだか桜の見ごろの時期が長く、都内でもやっとソメイヨシノが完全に散ってきたくらいですからね。
今年は勤務先で移動があったので、行く機会がなく、それでもやはり見ておきたかったので、予定でしたら、今日行こうと考えていたのですが、昨日が休みであることが木曜に判明したので、急遽昨日に行ってきたのです。まぁ土日は普段なら人が多くなるから避けていたのですが、今年は「新型コロナウイルス」のおかげで「外出自粛令」が出されてしまっているので、そうそう出かけると批判を受けそうですし…。
それでも「平日」とは思えない道路の空きよう、普段なら環八で渋滞に巻き込まれ、中央自動車道の調布まで1時間以上かかるのですが、30分程度で到着し、中央自動車道も一切渋滞もなく、交通量としては全体的に平日の7割程度ですかね?そして何よりも、ほとんど見頃後半になってきていることを差し引いてもそれ以上に空いており、私が到着した「9時」の時点で駐車場には車が一台もおらず、いつもなら少なくとも10人以上はいる撮影者も0。おかげでゆっくり撮影することができました。
さて、桜の状態ですが、今日の時点で大方散ってきており、舞う花びらと桜の花が見れるのは今週末が最後って感じですね。葉の方はまだほとんどみられておらず、今年はなんだか花の時期も長いし、葉が出るのも遅い気がします。それと、やはり今年は八ヶ岳の雪が少なく、例年なら雪を冠した八ヶ岳がとても絵になるのですが、そういった部分でも今年は違っていますね。
それでは、本日の登場人物は私の「K1600GT」のキャラクターであるこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象情報管理士」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」で「大気の女神」の意味である「フィヨルギュン」を称号にもつ、「カティア・フィヨ ルギュン・エルトゥール」さんです。「カティア」さんのお気に入りの場所のひとつである「一本桜」。何とか見頃の時期には来れたようでして…ちなみに背景がその本日の「わに塚のさくら」なのです。