いまさらな話なんですが、ウチの母が「脳梗塞」で「下肢4級障害者」となってしまい、移動手段が「車いす」となってしまったのです、当然ながら「歩行困難者用駐車区画」、通称「車いす駐車スペース」に駐車する事ができるのですが、いかんせん、私のクルマは「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」と、「車いす」を乗せていると言ったイメージからほど遠い車両ですから、「車いす駐車スペース」に駐車しても信憑性がありません…。
なので、ここは「公的証明」があれば疑われずに駐車する事ができると思い、「駐車禁止等除外標章」を申告する事にしました。この「標章」は「歩行困難者」が駐車場の無い病院、個人医院等で通院時に駐車場が近辺に無く、どうしても路上に駐車しなければならない時に、「B6判」程度の紙に「運転者」の「連絡先」又は「用務先」をわかりやすく記載した書面を警察官等が確認できるように標章とともに前面ガラスの見やすい箇所に掲示しておけば、駐車禁止の対象外となるのです、ただし、以下の事が条件となります(警視庁サイトより抜粋)
除外標章使用上の注意事項について
1 |
駐車禁止等除外標章の交付を受けた身体障害者等本人が現に使用中の車両であり、かつ当該標章を掲出している車両だけが除外対象車両となります。 |
2 |
除外標章は、公安委員会による駐車禁止規制が行われている道路の部分以外の場所では使用できません。また、時間制限駐車区間(パーキング・メーター及びパーキング・チケット発給設備の設置場所)、高齢運転者等専用駐車区間及び高齢運転者等専用時間制限駐車区間については、指定された駐車枠(白線)内に指定された方法により駐車する以外は、除外の対象とはなりません。 なお、除外標章の使用は最小限にとどめ、できる限り路外駐車場を利用してください。 |
3 |
除外標章並びに運転者の連絡先又は用務先を記載した書面は、車外から容易に確認できるように前面ガラスの見やすい箇所に掲出してください。 |
4 |
警察官は、除外標章を掲出した駐車車両が要因となる交通渋滞又は他の交通等に危険、迷惑等の影響を及ぼしている場合は、運転者に対して除外車両の移動等の指示を行います。 |
5 |
警察官は、除外標章を掲出した駐車車両を確認した場合は、除外標章が適正に使用されていることの確認を行うことがあります。 |
6 |
公安委員会による駐車禁止規制から除外される場所が道府県によって異なる場合がありますので、東京都以外において除外標章を使用する場合は、よく確認してください。 |
実際に使うとなると、あまり使い勝手は良くありませんね。でもそこらへんで売っている「車いすマーク」を付けるよりも「公的照明」ですから信頼度は高いですね。
ともかく申告方法としては住んでいる区域を管轄している警察組織、「東京」なら「警視庁」、北海道なら「道警」、京都、大阪なら「府警」、それ以外の「県」は「県警」の「Webサイト」で「駐車禁止等除外標章(身体障害者等用)」の申告に関するページから「申告書」をプリントアウトして、「申告者(標章使用者)」の住所、名前、生年月日を記入し、申告事由で該当する部分に「レ点」を入れ、障害名、具体的な障害の症状、これは障害者手帳に記してあるのを記入すれば大丈夫でしょう、ウチの場合は「障害名」が「脳梗塞による下肢障害」となり具体的な障害の症状は、「下肢障害の為歩行困難」と記入しておきました。それから「手帳番号」と「電話番号」を記入して、この申告書は完了です。それから、「必要書類」として、まずは当然ながら「駐車禁止等除外標章交付申請書」と「三か月以内の住民票」、「障害者手帳」が必要となります。基本的に「申告」は「本人」でないとなりませんが、寝たきり等で本人が申告に行けない場合は、代理人が許可されていますので、その際は「申告書」にも「申告代理の理由」と「申告者との関係、住所、氏名」を記入し、申告者との続柄が確認できる物が必要になります。この「代理人」も「申請者の親権者、配偶者又は三親等以内の血族若しくは姻族の方」のみが対象となります。
ウチの場合は、本人が申告に行ける状態ですので、管轄の警察署へ車いすを押しながら行きましたよ。途中「区役所の出張所」で住民票を申請して、書類をそろえて、「所轄警察署」の「交通課」へ。
まず「新規申告」である事を申し出て、必要書類を渡して、記入漏れが無いか確認して貰い、障害者手帳のコピーを撮って、今日申告すると「標章」の発行は「審査」が通れば「9月15日」になる予定で、申告書に記載した「電話番号」へ「所轄警察署」から「連絡」が来るので、連絡が来たら、所轄警察署で標章の受け取りに署名をすれば、「交付終了」です。なお、この「標章受け取り」は「本人」でなくても大丈夫なようですよ。
今回の場合は「警視庁」の場合ですから、管轄警察によって申告方法が違ってくる事がありますので、詳しくは所轄警察のWebサイトでご確認くださいね。
それでは、本日の登場人物は、多少なりともこの話題には関係があるかな?と思われるこの方。「カナーンドック」の「Chiefille」で「国際赤十字病院」の「看護学生」である「シャーリー」さんです。まぁ、無いよりも有った方が良いと思いましたのでね。
![2011_08_29 2011_08_29](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/46/9e393de75a3d52b09c774c50e17102d1.jpg)