Cooking Studio Tanabe

渋谷で習う和食・WASHOKU

お正月・おせち「伊達巻」

2014-12-19 19:55:25 | おせち料理
この伊達巻ほど、手作りと市販の味の差が大きいものはない気がします・・ですからぜひ!手作りを(^^♪

生身と同量の砂糖をすり鉢に入れ、混ぜます。その中に溶いた卵(生身+砂糖の2割増)を少しづつ入れ、よく混ざったら、みりん(照りを出す)酒(匂いを良くする)淡口(味付け)を少し入れます。私は、フードプロセッサーを使いますが、あまり混ぜすぎないよう気をつけます
                   
天板にオーブンシートを敷いて直火で色を付けてから、オーブンで焼きます・・



出来上がったら、熱いうちに鬼すだれで巻き、立てておきます・・冷めてくると蜜がたれてきますよヽ(*^^*)ノ それが大成功の印!
                   

伊達巻のルーツは長崎の「カステーラかまぼこ」と言われています。江戸時代、みりん、砂糖は大変高価だったので、庶民もなかなか使えず、おせちは特別のものだったようです
                  

この鬼すだれ、誰が考えてのでしょうか?出来立てを巻くと・・綺麗に模様が刻まれて・・見事です! 我が家では1度に3枚焼くことが多いので、鬼すだれも3枚常備・・でも、年末しか、出番がないのですが・・

                  

ひと口食べると・・「カステーラかまぼこ」・・という名前がぴったりです(*^。^*)