チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

KAZU君「旅立つ前の最後の誕生日」

2015-07-06 17:08:05 | KAZU君
7月6日(月)

 一昨日、7月4日の土曜日はアメリカの独立記念日だったそうですが、KAZU君にとっても記念すべき日、7才の誕生日でした。

 そのKAZU君、8月にオランダへ旅立つことが決まったので、おじいちゃんと一緒の明石では最後のバースデーとなりました。

 今年のカレンダーはKAZU君が1才になった2009年と同じで、6年ぶりの土曜日の誕生日となり、「楽しみな一日やなぁ」と、この日の来るのを指折り数えて待っていたのです。

 一週間ほど前から「誕生日はな、車じゃなくてお船に乗ってな、淡路島へ遊びに行きたいんや」と言っていたので、お天気が気になっていましたが、曇ってはいるもののなんとかなりそうな気配。
 そこで、予定どおりに電車で明石駅へ出て、高速船の乗り場へ行くと、港に入ってきたのは小型船の「レットスター」号でした。

 「ひっくり返ったらややな」
  「心配せんでも大丈夫や」
  

 重たい雲が立ち込める中、
  明石港を出発
  
   


   半夏越え海峡の雲まだ重く   弁人


 岩屋港についたものの、たこフェリーが消えた今は、島内の路線バスがめっきりと少なくなりました。やはりバスとは時間が合わず、タクシーで明石海峡公園へ向かうと、心配していた雨がポツポツと落ちてきました。

 まずは、
  屋根の下の遊具で遊ぶことに
  
   

 しばらくすると、雨も小止みに。「それじゃぁ、お花の観察に行こうか」ということになりました。

 アガパンサス。「きれいやな、
  おじいちゃんの好きな花やで」
  

 もともと薄紫の花は上品に見えて好みなのですが、アガパンサスはKAZU君の誕生日が近づいて来ると咲く花ということもあって、この花を見ると思わずKAZU君の顔が浮かんできてしまうのです。
 もちろん、関東のほうでも見かけますが、こちらの人の好みなのか、明石では、花壇はもちろん、家の庭など、町なかで見かけることも多く、国道の街路樹の下にも咲いていたりします。今年もけっこうカメラを向けたので、ブログの記事にしようかと思っているうちに時間が経っていますが、機会があれば後日の記事にします。

 「けむりの木(スモークツリー)」に似た
  「シマトネリコ?」の木
  

 雨に濡れてしっとりとした風情です。「カーくん、あの木、もしゃもしゃとしとるやろ、あれもお花なんやで」

 さて、園内遊覧バスに乗ると、

  紫陽花がまだ咲いていました
  


   行く末に光添へるや夏の花   弁人


 そして、いつもの
  スワンボートに
  

 この日のKAZU君、とても気前が良くて、鯉と鴨にやるエサをあっという間にあげてしまいました。

 「追っかけて来てもな、
  もうないんや。ごめんね」
  

 帰りは、公園の南西側にあるウエスティンホテルの前から高速バスで橋を渡って舞子に戻り、電車でもう一度明石駅へ。

 一番のお楽しみはこのお店。
  プレゼントのお買い物です
  
    

 もう、「プレゼントは何かな」とドキドキする年齢ではなくなりました。何日も前から自分で「プレゼントは何がいいかな」と悩んでいて、実は、前日の夕方にも、品定めのためにと、学童からの帰りに私を連れ出してこの店に来ていたのです。

 品揃えが多いと子どもの気持ちも混乱するのでしょう、前日にはミニブロックの「ラQ」にすると言っていましたが、結局ゲットしたのはラジコンカーということになりました。
 さっそく、家に帰ってラジコンの操作に夢中に。その後、三人でバースデーケーキを囲んで、7才の最初の一日を過ごしました。


    七夕の短冊もあり孫七歳   弁人



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思わず溜め息、情けない大人たち | トップ | 梅雨明け前に、明石で見かけ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

KAZU君」カテゴリの最新記事