チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

梅雨明け前に、明石で見かけた「夏の花」

2015-07-09 13:07:52 | 身辺雑記
7月9日(木)

 今年は太平洋高気圧に少し元気がなく、梅雨明けがだいぶ遅くなりそうという話もあります。
 そのせいでしょうか、梅雨入りが発表された後も、6月中は北の高気圧が優勢で、爽やかな風が流れてくる過ごしやすい日が多いような感じがしました。

 6月21日の夜。月齢4.5の上弦の月に
  木星と金星
  

 東京からKANA君がやって来て、KAZU君も一緒に神戸で遊んだ翌日でした。夏のお日様に照らされていたものの、湿った南風という感じではなく、KAZU君と夕飯を共にして家に帰る時の空はこの時期としては珍しく澄んでいました。

 たしかに、どんよりとした雲の多い日は多いものの、風は北寄りで梅雨らしくないなと思っていましたが、6月の下旬に二日ほど雨の日があり、それからは風も湿った南からのものになって、ようやく梅雨らしい空模様になりました。

 さて、今回は花の話題です。

 風薫る初夏が過ぎ6月になって紫陽花が彩り始めると、時を争うかのように、時の町明石にふさわしい「トケイソウ」の花を目にするようになります。
 やがて梅雨に入る頃になると、前回の記事で触れましたが、明石の町中のあちらこちらで、私の好きな花「アガパンサス」が目に入ってきます。いかにも、KAZU君の誕生日の近いことを知らせるかのように。

 駅へ向かうと、
  赤い「ゼラニューム」の脇に
  

 そういえば、私のマンションの裏の住宅にも咲いているはず、今年はどんな具合かなと外に出て坂を下って行くと、

 すぐ裏のお宅の庭には、
  青い花の「サルビア」がきれいに
  

 もちろん、
  赤い「サルビア」も咲いています
  


   夏空を待つサルビアに雲重く   弁人


 斜め向かいのブロック塀の上には、
  薄いオレンジ色の花が
  

 「グラジオラス」でした。
  淡い色が控えめでなんとも言えません
  

 この黄色の花は?
 「金糸梅(キンシバイ)」とのことでした
  

 路地を折れて「アガパンサス」の咲いているお家へ向かうと、

 その家には、なんともかわいい
  紅白の花も
  

 咲く時期が長いのか、5月の半ばくらいから咲いています。去年もなんという花だろうと思ってそのままになっていたところ、6月に入って須磨寺の奥の散歩道を歩いている時にも目に入ったので調べました。
 サルビアの仲間で「チェリーセージ」というそうで、「ホットリップス」とも。「セージ」ならハーブですから、新神戸駅の上の「布引ハーブ園」に行けば咲いていそうです。
 そういえば「布引ハーブ園」、KAZU君のお母さんが結婚する前に二回ほど行ったことがありますが、そんなこともあってか、明石に来てからは一回も足を運んでいません。

 そして、今回の散歩の目的の
  「アガパンサス」
  


   梅雨湿り薄紫の花凛として   弁人


 さて、来た道を戻ることもないかと、そのまま路地を抜けて行くと、

 夏の花の代表格
  「ノウゼンカヅラ」
  

 ラッパ型で、朝顔のようなユリのような形ですが、西洋朝顔のようにびっしりと群がる感じでないところが救われます。

 ところで、昔から「雷鳴がとどろくと梅雨明け」と言われてきましたが、今年は九州や関東地方では梅雨の前半から雷や豪雨にに見舞われているとのこと。幸い、関西は今のところいつもの梅雨のような空模様で助かっています。
 来週は台風の影響で荒れ模様という予報もあって心配ですが、そろそろ関西でも雷鳴がとどろくのでしょうか。
 はたして、梅雨前線は台風と一緒に北へ行ってしまうのか、まだまだしぶとく居残るのかわかりませんが、いずれにしても、たまには涼しめの夏があってもいいのかなと思ったりします。サルスベリの花やフヨウやムクゲの花が真夏の日射しに照らされる暑そうな光景、あまり想像したくありません。




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