チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

秋の4連休にKAZU君を迎えて

2020-09-23 16:58:34 | KAZU君
9月23日(水)

 コロナ禍での休校の期間中、母子家庭という事情もあって、ほとんど逗子で疎開生活を送っていたKAZU君。学校再開の知らせを受けて大宮に帰ったのが5月の下旬でした。
 まったくビクビクしながらの2020年。2月に始まった騒動、すでに七ヶ月も続いていることになります。KAZU君が大宮に戻ってからも、指折り数えると、もう三ヶ月が経ってしまっています。

 まだ感染拡大中なのか少し収まり加減なのか、判断は難しいところですが、世の中、「経済も回せ」という声も大きく、今回の4連休は、日本列島、どこもかしこも人の動きが活発で、ネットの道路情報なんかも、いつ見ても渋滞表示がいっぱいでした。

 そんな連休の前日、KAZU君から「お母さん、祝日が出勤日なので逗子へ行ってもいいかな」という相談がありました。
 お父さんがヨーロッパで動きが取れなくなっている現状では、ネットのテレビ電話で話ができるとはいっても、ある意味、今は私が父親代わりなのかもしれないし、夏前はずっと家族として一つ屋根の下で過ごしていたのですから、「さすがに旅行とかは無理だけど、遠慮しないでとりあえず逗子においで」と声をかけました。

 もう6年生、お母さんに予定が詰まっている時は一人でいろいろな所に出かけているもようで、逗子に来ることになった日曜日も、電車好きの友だちと高輪ゲートウエイ駅を見学に行ったとか。その後、現地で友だちと別れ、夕方暗くなりかける頃に一人で逗子にやって来ました。

 夕食の時に、
「ほんとうはね、神奈川の鉄道、ふだんはちょっと遠いからね、京急はもちろんだけど、相鉄とかブルーラインとか田園都市線とか乗っておきたい電車いっぱいあるんだよね」
と何気なく言うKAZU君。
「連休だから、江ノ電は論外、三浦方面も混んでいそうだけど、市街の各駅停車の電車なら大丈夫かもしれないから、とりあえず明日は「スイカ」を持ってどこかへ行ってみようか」
という会話になりました。

 ということで、21日の敬老の日。
 最初、JRにするか京急にするか迷いつつ、まずは横須賀線で大船に出て根岸線に乗りました。その根岸線、大船から基本は大宮行きですから埼玉では何度も乗っているのですが、港南台や洋光台は通ったことがないということで。
 電車に揺られながら、「シーパラへ行く人でちょっと混んでいるかもしれないけど、シーサイドラインに乗って、埼玉のニューシャトルとの乗り心地の違いでも比べてみようか」ということになって、

  新杉田で下りてシーサイドラインへ
  

  いちばん前の席に陣取れました
 
   

 八景島で下りてみると、やはりシーパラはだいぶ混雑。レストランもいっぱいだろうと、
  海の公園に
  

 公園を散歩しながら、「そうだ、野島公園の入口にお寿司屋さんがあるから行ってみようか」と、てくてく歩いて、

  公園駅前の橋に来ましたが、
  

 あいにく「本日休業」の札。
「そういえば、新杉田駅にとんかつ屋があっておいしそうだった」と、シーサイドラインで新杉田に戻ることに。

  駅からも一枚パシャリ
  

 ところが、新杉田のお店も満員で、京急の杉田駅まで商店街を歩いて、やっと入れるおそば屋さんを見つけました。
 遅めの昼食の後も電車巡りは続き、京急で横浜、相鉄で湘南台、ブルーラインは戸塚で降りず上大岡まで乗り、最後は京急で逗子に帰って来ました。

 翌秋分の日は、池子の森自然公園を散策した後、神武寺駅へ向かい、電車の写真撮影。
  「都営の車輛が来ちゃった」
  

 この日は連休最終日。夕方までに大宮へ帰らなければなりません。
 KAZU君のプランでは、京急で上大岡、ブルーラインであざみ野、田園都市線と地下鉄半蔵門線で押上、東武スカイツリーラインで春日部、東武野田線で大宮へとのこと。

 逗子の家でお昼を食べた後、「とりあえず、上大岡あたりまでは」と、私も一緒に京急に乗りました。その車内で、「ブルーラインは、センター南とセンター北の二駅間、グリーンラインと並行しているからその区間だけグリーンラインに乗るのもいいかもよ」とアドバイス、その後、上大岡からの地下鉄にも同乗し、横浜駅で下りて、

  ブルーラインを見送りました
  

「ちゃんと帰れたのかな」と心配していると、夕食の時に、
「最初のプランだと暗くなっちゃいそうだったので、センター南からグリーンラインに乗って、そのまま終点の日吉まで行って、東急で渋谷に出て、湘南新宿ラインに乗ったから明るいうちに着いちゃったよ」とのことでした。

 まだ小学生なのに、いやいやもう6年生なんだからと思うのが正解でしょうか。
 そのうち、「ちょっと熊本のおばあちゃんの所へ行って来る」って言いそうですな。


   秋分や大人の気配子に芽生え   弁人



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花の名を調べに、もう一度川... | トップ | 逗子の散歩道のお地蔵さまと... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

KAZU君」カテゴリの最新記事