閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

春を拾う

2023-04-07 11:33:17 | 日々

ふんわり可愛い里山の上に、白い雲の群れがやってきたところ。

この小さい山のてっぺんには神社というか祠みたいなものがあって、年に一度、2月のまだ寒い頃に、地域の人たちが登ってお参りをする。
昔は子どもたちも登って、お菓子などもらって帰ってきた。いまは役員のおじさん(おじいさん)たちが数人集まるくらいで、かろうじて継承されている。
航海の神様だとか聞いたが、港からはかなり離れているし、祠のある場所から海が見えるわけでもないらしい。集落を流れる川だって、舟を浮かべられるほど大きくない。航海と直接つながりのないこんな山村に、なぜ?

 

ハルジオン。コンニチハ。

 

サルトリイバラ。花がたくさん。

赤い実のつくサルトリイバラは、西洋ヒイラギのない暖地のクリスマスの飾りにうってつけなので大事にしてきた。それが、この数年で急に増え、邪魔になるところは切っても惜しくないくらいになってきた。
ほんとは「急に」増えるわけではない。テイカカズラもそうなのだが、徐々に徐々に増えていって、あるときふと気づく。「そろそろ駆除しないとまずいレベル」まで、カウントダウンが始まっている。
実だけ見れば可愛らしいけれど、とげありのつる植物の管理は難しい。切るまではいいが、枯れてもトゲトゲの長い枝はあっちこっちにからみ、捨て場所に悩む。

 

カリンの花。今年は高い高いところに咲いている。

 

実になるかなあ。
いただき物の「カリンのジュレ」が美味しかったので、作ってみたい。せっかくなら4個くらいできないかなあ。

 

花壇の、えーと、ナントカマーガレット(笑)。
ビオラが思ったより早く咲ききってしまったので、トレニアまでのつなぎにと買ってきたもの。
こういうの、毎年のように新品種が出るけれど、どうせ梅雨は越せないんだろうなあ…と、名前を覚える気がない。

庭のあちこちに、ヒマワリの芽!
小鳥の餌がこぼれて、毎年いくつかは出るけれど、今シーズンはすごく多い。粒が大きかったから、落とすことが多かったのかしら。
木陰では育たないので、みつけるたびに掘って日なたに移動してやる。ヒマワリ畑ができそう。

オキザリスも、ぽちぽちとね。

 

本日のクレ坊。

雨になったので、寝てます。

最近あまり使っていなかったカメラ(ニコ)は、中央にしかピントが合わないので、ときどき不便だ。
オートフォーカスというだけでじゅうぶん便利なはずなのに、新しいほうのカメラ(のんちゃん)が液晶画面をタップするだけでどこでも好きなところにピントを合わせられるものだから、たちまち相対的に不便になってしまった。
とくにクレ坊は、黒いとこと白いとこがあるので、中央の黒いとこに合うと露出オーバーになりがちだ。
だけど、あれ? ニコもピント位置を変える方法、あったんじゃなかったっけ? たしか前はできていたような気が…。
こういうとき取説がないと調べようがなく、しばらく不便なままでいたけれど、このあいだアチコチさわっていたら偶然「コレダ!」と思い出したのでした。
ほらねー、やっぱりできるじゃないか。
ということで、右下のクレ坊のヒゲに無事フォーカスできたよっていう、まあそれだけの話。

 



うーん、あんまりよくわかんない、ですかね。ま、自分がよければ、それでよし、ってことで(笑)
  

本日の「いいね!」

Duct Tape and Dreams: The Wild History of SFMOMA’s Famous Soapbox Derby

70年代にサンフランシスコで行われたアートイベントが、昨年4月に復活したという話です。
ソープボックス(石鹸箱)というのは、日本でいうと「りんご箱」(←木箱の時代の)みたいな感じの言葉なのかな。
動力なし、ハンドルとブレーキだけの手作りカートで坂を下る。楽しい!
(ちょっと長いけど動画を見てね)

コメント
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