閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

雨のあと

2021-03-09 17:32:42 | 日々

水玉きらきらシリーズ。ミモザ。

 

ジャノメエリカ。

なんだっけ?と毎年言っている。葉っぱがないとよくわからない。

 

ユキヤナギ。

 

切り株の、何かとても小さなもの。

 

ブルーベリーの花芽。

 

ウェブアーティスト。試作。

 

これは池のアオサギよけネット。

 

隣町のお花畑、3日前はこれくらい。

 

アフリカキンセンカの黄色と橙に、姫金魚草が混じり始めたころが一番きれい。
しかしスマートフォンのカメラでは、紙の花のように写ってしまう。
(お花畑の隣の売店に、川田さんのビスコッティを買いにきたところです)


本日のゲスト。

またまたガラス越しの大ピンボケで失礼。
サンショウクイ。
よく「ピリリピリリ」と鳴き交わしながら上空を飛んでいく。よく見えるところに降りてくれることはめったにないので、あわてて撮った。
この写真ではなんだかシジュウカラみたいだけど、もっと尾が長く、細身でキリッとした感じ。挙動もカラ類より落ち着きがある。

先日みかんバーにやってきたカラスは、こんどはリンゴを狙いに来た。ちょうどコマ吉が近くにいたので、着陸をためらい、しばらく上の枝でじいっとチャンスをうかがっていたが、あきらめて退散。
しかしカケスと同じで、カラスも頭のいい鳥だから、いちど味をしめると、急速にあつかましくなるに違いない。来シーズンはカラスよけの工夫も何かしなければ。
春のカラスは羽につやがあって、とても大きくて立派にみえる。コマは、おおいにドキドキしたよね。

本日のクレ坊。

コマちゃんが「にこまる」で、真鈴ちゃんが「きぬひかり」だと、ボクは何になるの?

うーん、そうだなあ、きみはそのまんま「海苔巻き」でいいんじゃないかい?


のりまき! イエ~イ!

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カケス・その2

2021-03-07 22:58:57 | 日々

朝6時の空。
いつもそんなに早起きではない。この日は、隣室で「カタン…カタン…」とあやしい物音がするので目が覚めた。そおっとのぞいたら、わたしの机の上で、真鈴ちゃんがUSBケーブルをおもちゃにしていた。
このごろ真鈴は、ヒモ状のものによくじゃれる。夜にTVを見ていると、床を這っているイヤホンのコード(なぜか無駄に長い!)が気になってしょうがないらしく、ひっくり返ってじゃれつき、抱え込んでガジガジ噛む。そのうち切れるのではないかと思う。
小型双眼鏡のストラップも、前足の爪でひっかけ、ちょっとずつちょっとずつ動かして、最後はテーブルの縁から落とすので、油断ならない。「どん」と落ちると、じーっとのぞきこみ、それから「落ちたわよ?」と他人事のような顔でこっちを見る。「はいはい」と拾うのはヒトの役目。


またカケスです。

この日は2羽が交互にやってきた。この2羽は仲が良いわけではなく、先客を、あとから来たのが追い払う、というシーンが何度も繰り返される。
色かたちはほとんど同じで見分けがつかないから、ほんとは3羽かもしれないし、4羽以上かもしれない。
これまでほとんど「声はすれども姿は見えない」鳥で、非常に用心深いのだと思っていたが、こうして庭にあらわれるようになったら、急速に人なれしたようだ。
こちらも目が慣れたので、かなり遠くにいるカケスでも、それとわかるようになってきた。

こことか…

 

こことか…

 

こことか。

 

ぱくぱく。

 

ごっくん。

カケスという名は「懸巣」と書いたりもするが、巣をかけるのは他の鳥でもすることだから、それが由来とは思えない。
カラス、ウグイス、ホトトギスは、どれも鳴き声からきている。
ツバメ、スズメも鳴き声、ハトは羽音…ではないかと、わたしは勝手に考えているけれど、どうでしょうか。
英名の Jay はあきらかに鳴き声だ。カケスも、鳴き声かしら。ジェージェーは、ガーゲーと聞こえなくもない。それが「カケ」になったのは、昔の仮名文字に濁点も長音記号もなかったせいだろうか。
 ↑
(と、書いてはみたものの、それはどうも本末転倒だと気づく。濁点がなかったのは、書き分けが必要でなかったから…つまり濁音は清音の「なまったもの」として厳密な区別をしなかった、ということなのかな?)

 

待ってるマミちゃん。

 

ふきのとう姉妹。これはどちらも雌花。結局、今年は食べそこねた。

 

この色のクロッカスがいつも最後に咲く。

 

夕方の空。
晴れでも曇りでもお空はきれいだなあ。

 

本日のにゃんこ。

またの名を、にこまる(茶)と、きぬひかり(黒)。Mの命名。

「にこまる」も「きぬひかり」もお米の銘柄なんですけど、たまたまニュースで耳にしたとき、この2匹を見たら、なんとなく、ぴったり!のような気がしたのでした。
以来、ときどきコマは「にこまる」、真鈴は「おきぬちゃん」と呼ばれております。
「にこまる」というお米は、もちもちっとして甘みがあって美味しい。わたしはお米の味ってあまりよくわからないほうだけど、これだけはわかります。

 

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カケス

2021-03-05 19:09:51 | 日々

カケス来た。

 

どれどれ。

 

ごっくん。

 

ピーナツはうまい。ヒマワリも食えるが、殻が面倒だ。
(と、カケス本人が言ってるわけではありません)

 

カケスの目は、瞳孔のまわりの虹彩が白いので、人間でいうと三白眼みたいな印象。「黒目ぱっちり」系の小鳥に比べると、なんとなくワルそうな、何か考えているような顔つきに見える。ちょっと恐竜っぽくもある。
(恐竜を見たわけではありません。最近の恐竜の映像というのは、鳥をベースに作っているCGなので、鳥っぽいのです)

カケスは4羽いるようで、この子はいちばん身体が大きく、肝がすわっていて、滞在時間も長い。他の子(あまり区別はつかないが)はもっとおどおどしていて、来てもすぐ飛び立ってしまう。ファミリーだろうか。
必ず誰かが「じぇーじぇー!」と大きな声を出すので、来ればすぐわかる。


このごろ、餌台の下の地面に、実の入ったヒマワリがたくさん落ちている。カケスがはじき出しているんじゃないかと思ったら、離着陸のたびに台がぐらぐら揺れてこぼれるのだった。
もともと廃材利用だし、こういう身体の大きい鳥が来ることは想定していない。お接待は冬限定なので、もうじき終了するけれど、来シーズンは何か考えねば。

 

席が空くのを上で辛抱強く待っているヤマガラ。
カケスを恐れているというふうには見えないけれど、この子たちには独自のディスタンス基準があって、カケスがいる間は餌台に乗らない。
先客がカケスでなく、マミちゃんの場合は、ぎりぎり端っこまで来たり、すぐ上の枝に何羽も並んで「おばちゃん、早よしてんか~」と言っている。この差は、相手の大きさによるのか、性質によるのか。カケスは雑食で、小鳥の卵やヒナをとることもあるらしい。

 

この頭の模様が、ツッパリ風で面白いんだな。

 

あー食った食った。ごちそうさん。

 

あ~っ、もう残ってないっ!

この日は、ヒヨさん用みかんバーから、カラスがみかんの半分をくわえて飛び去るところも目撃した。おいおい、それは困るよー。
カケス、カラス、と見たあとでは、いつもあつかましいヒヨ公も、おとなしい小さい鳥に見える。

 

ボクの出番なかった…。

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雛の月

2021-03-03 17:23:03 | 日々

小さいお内裏様(身長約6センチ)にもお出ましいただいて。

 

雛のつるし飾り。
酔猫(すいきゃっと)さんが、2年越しで完成させたもの。全部で119個、長さ3メートル近い大作です。
写真はお披露目前に撮らせていただいたもの。

庶民は雛人形を買うことができなかった時代、女の子がうまれると、お母さんやおばあちゃん、あるいは親戚や近所の女性たちが、着物のはぎれでさまざまな飾り物を縫い、輪につるして、初節句を祝ったとか。
段飾りのあるお家では、その左右につるします。

アイテムはそれぞれ縁起物で、「厄除け」「無病息災」「お金に困らないように」「裁縫が上手になるように」などの願いがこめられています。

 

 

 

紐がついているのは、袋仕立てになっています。ただのぬいぐるみではないわけ。もしかしたら「守り袋」が起源なのかもしれない。赤ちゃんのそばにお守りをぶらさげていたのが、だんだん数が増えていって…(というのは閑猫説!)

そういえば、昭和の頃、赤ちゃんのいるお家に行くと、たいていセルロイドのくるくる回るオルゴール・メリーというのがあったけれど、あれも一種のつるし飾りかしら。
わが家でも、子どもがまだ寝返りをしないくらい小さかったとき、折り紙で紙風船をたくさん作ってモビールにして、見えるところにぶら下げていました。

下から見上げるのが正しい鑑賞のしかた、かもしれない。

 

本日の「いいね」…かな??

五人囃子に女児3人が初採用

いや、数の問題ではないと思うが(笑)。
五人囃子って三人官女より「下の段」にいるから、男子5人でやっと女子3人と同等になるんだと、勝手に納得していた閑猫ちゃん@小学生時代。
ちなみに随身(大臣)にはまったく興味がなかったし、三人仕丁はお笑いトリオだと思ってました。

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花の月

2021-03-02 14:02:29 | 日々

草木萌(きざ)し動く。
急にいろんなものが咲き始め、そわそわ。気忙しくもあり、嬉しくもあり。

 

手品のステッキのようにまっすぐな茎から、次々と押し出されるように、あふれこぼれるように咲く水仙。

 

黄色のミニ水仙は、まだ遠慮がちにうつむき加減で。

 

ビオラららら。

 

ふきのとうは、食べるタイミングを逸した。

 

そうそう、きみもいたんだっけ。
忘れず咲いてくれてありがとう。

 

アシタバの新芽にょきにょき。おかずの一品。

 

しかし、一面のアサツキは、どうしたものか。
(昨秋、かなりがんばって、苺畑を占拠していたアサツキとドクダミを掘り起こしたのですが、それらを畑の外に放り投げたため、現在ものすごい勢いでテリトリーを拡大しており…)

 

冬野菜も次々と「菜の花」に。これは水菜。

 

もう散ってしまったけれど、とても梅らしい梅。お隣の。

 

これもお隣の、あんず。きれいだなあ。

 

次から次へと長いあいだ咲いているヤブツバキ。
園芸種に比べれば花の割合が少なくて地味だけれど、冬の鳥には貴重な蜜源なので、なるべく伐らずにおく。いつもこのあたりからメジロのさえずりが聞こえる。

 

本日の真鈴さん。

ちらっと。

 

ちらっと。

 

でーんと。

 

本日の「いいね!」

Do You Love Me?

ロボットといえば「ゼンマイ仕掛けの玩具」のイメージがいまだに抜けない閑猫です。いつのまにか片足立ちやジャンプまでこなせるようになったとは。

ヒトにできることをロボットにさせても意味がないし、そもそも二足歩行である必然性もないと思うけど、ヒト(or 動物)に似せて作ったほうがわかりやすい、というのがヒトならではの発想。
(神様が、人間を自分の姿に似せて作ったのも、わかりやすいから、だったのでは)

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