網戸にしてある玄関のすぐ外で、何やら騒ぐ声がする。
キャアキャアチャアチャアと、小動物らしい。
猫が何か獲ったのかと思い、「こらこら」と言いながら出ていくと、
左の斜面を、茶色の生き物が2匹、もつれあいながら駆け下りてきて、
道を横切り、川岸の草むらへ逃げ込んだ。
一瞬、きななと茶々? と思ったが、体型があきらかに猫より細長い。
動きも、するする、うねうねとしている。
イタチだ、と、見ていると、1匹がまた姿をあらわした。
イタチより一回り大きい動物だ。
ちらっとこっちを見て、それほど大慌てではなく小走りに行く。
顔が黒っぽく、身体は黄色っぽい。
あ、イタチじゃない。テンだ。
時刻は午前11時ごろ。
ふつう夜行性といわれるテンを、真夏の真昼間に目撃するとは。
(それこそ「目がテンになる」ですね~)
雑食性で果物も好きだそうだ。
お隣のブルーベリーでも食べにきたかな。
そのまんまくるりと襟巻にすれば、さぞ気持ちが良かろう・・
と思うような姿だったけれど、あいにくまだ暑い時期ですから。
冬毛になったら、またいらっしゃい。
唐突ですが、この夏のお気に入りの棒つきアイス。
Zさんちからたくさんいただいたのですが、
そろそろ残り少なくなってまいりました。
アイスキャンデーなんて、子どもの食べるもの・・と思うでしょう。
じつは、わたしもそう思っていたのですが、これは違うのです。
キャンデーは、どれも本物の果物の味と香り。
アイスクリーム、アイスミルクも、甘ったるくなく、後味さっぱり。
南国土佐は、なぜかアイスのクオリティが高い・・んだそうです。
特定の商品のおすすめなどは、めったにしない閑猫堂ですが、
これは、おすすめよ。
来年の夏までおぼえていられたら、ぜひお試しを。 →これ
アイスキャンデーといえば、子どもの頃
(たぶん小学校の映画鑑賞会で?)観た外国映画で、
主人公は女の子。サマーキャンプか何かに行ってて、
帰宅したとき、アイスキャンデーの棒で作った鳥かご
(夏休みの工作っぽい、かなり大きなもの)を持っている・・
というシーンを記憶しているのですが、何の映画だろう。
なんとなく、話は「ふたりのロッテ」のような気がするけれど、
検索で出てくる映画「ふたりのロッテ」は、もっとずっとあとに
出来たものらしく・・。
ええ、例によって、たぶん映画の本筋とは関係ないんですが、
その鳥かごは、子どもの目にはとっても豪華に見えたのね。
あれだけのアイスを食べたのかな、ひとりで食べたのかな、
お友だちにも協力してもらったのかな、アイスって1日1個だよね、
そんなに長い間キャンプに行ってたのかな・・と、
見た瞬間に疑問で頭がいっぱいになったひまねこちゃんは、
ほとんどそこしか覚えてないという・・(笑)。
<追記>
1961年公開のアメリカ映画「The Parent Trap」
(邦題「罠にかかったパパとママ」)らしいです。
当時の小学校は、年に何回か「映画会」があって、
「三匹荒野を行く」と「首のない馬」もそれで観たんでした。