閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

春菊

2012-03-22 16:10:09 | 日々

緑の渦巻き。

冬場の鍋物には欠かせない野菜だけれど、
春菊という名の由来は、もちろん、春に咲く菊だからだ。
真上からのぞいてみると、中央にちゃんとつぼみが用意されていた。
このまま畑に放っておくと鮮やかな黄色い花が咲く。
でも、なにしろ野菜だから、花のわりに葉っぱがわさわさと多すぎ、
水揚げも難しく、あまり観賞用には向かない。
関西では「しゅんぎく」ではなく「きくな」といいますね。

 

 

雪柳。みんないっしょうけんめいこっちをみているのです。

 

 

さあ咲くぞ! これから咲くぞ!というかたちである。

 

 

たしか、りんごの木だと思っていたけれど、
実がなったのは見たことがない。
梅でも桜でもプラムでもないのは確か。
りんごの花って、こんなだろうか。

 

<お知らせ> 

閑猫堂のメールアドレスが変わりました。
もしも登録されている方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、
カテゴリーの「お問合せ窓口」をごらんの上、変更をおねがいいたします。
(しばらくは旧アドレスでも届くはずです・・)
「f」で始まる自宅アドレスのほうは変更ありません。

 

本日のにゃんこ。

窓にサンキャッチャー(プリズム)をぶらさげてあるので、
ときどきこのような虹色猫が出現します。
太陽の位置の低い冬場限定のおたのしみ。

 

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変わり目

2012-03-21 10:42:36 | 日々

ヒュウガミズキ。
細い枝に鈴なりの小さい花。軽やかな黄色。

よく「季節の変わり目」というけれど、
季節はいつだってたえまなく移り変わっている。
待ち遠しかった春も、こうしてどんどん目の前にやってくると、
もうちょっとゆっくりでもいいような気がする。
きれいなものを、全部見るには、時間がたりない。


 

銀猫さんは、みるみるうちに黄緑猫さんのシッポに・・。

 

 

山桜のつぼみもふくらんで。

 

送られてきた呼夜の「卒論」を読む。
和綴じ製本のキレイな和紙の表紙をひらくと、
ほぼ全体にファッション論が展開されており・・
ユニクロも出てくればトレンチコートの由来も書いてあるのだが、
えーと、きみはたしか日文科で、テーマは江戸時代だったのでは?(笑
まあ、とりあえず、無事卒業おめでとう。
あとはもう思いっきり好きなお仕事してください。

 

 

本日のにゃんこ。

どーもっ。
こちらはキャンペーン続行中、緑の瞳のマドリです。
え、なんか野良猫っぽい、ですか?
うーん、野生的と言ってほしいなァ。
不撓不屈の精神と、ワイルドな魅力でがんばるぞ。
にゃおっ。

 

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おかたづけ

2012-03-19 18:18:47 | 日々

某イベント会場にて撤収作業中。
からっぽになった展示ケースの中に
異次元空間が出現したところ。

 

トラックを待っている箱さんたち。

 

大幅に開花の遅れた河津桜。
もう葉っぱが出てきました。

 

 

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ひと雨ごとに

2012-03-18 10:12:08 | 日々

「それで、雨のほうはどうなってる?」
「ぼくらの受け持ち地区では4回だ。
つめたい雨、一週間後にあたたかい雨、
そのあとに南東の風をたっぷり・・・」

「電車にのって」(『星占師のいた街』より)

 

パンジー水玉、もうひとつ。
「はあとまあく」入ってる。

 

 

ひらいたふきのとうに、てんとう虫さん発見。
うちで越冬してた「2ドル」のナミテントウですね。

 

 

本日のにゃんこ。

 

寝姿が可愛すぎる、すもも嬢さん。
さわると噛みついて可愛くないのでバランスがとれている。 

 

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芽の月、花の月(その3)

2012-03-16 08:31:49 | 日々

パンジーに水玉。
この冬は、雪に何度も埋まったりしたので、ちょっと元気ない。
これから急速に回復・・するといいけれど。

 

苔の森にも春がきた。わいわい。

 

ミツマタの花もすっかり満開に。
(このように枝が3つに3つに分かれるからミツマタという。
すごくわかりやすいですね)

 

 

枝にひっかかっていた鳥の羽。
実物は長さが3センチくらい。
おそらくキジバトくらいのサイズの鳥。

巣を作るとき、内装に羽毛を使う鳥は多い。
羽毛は良いクッションになるし、保温効果も高い。
軽いから小さな鳥でもくわえて運ぶことができる。
春の早い時期に繁殖をするエナガの巣には
平均1000枚以上もの羽が入っているそうだ。

だけど、草や苔と違って、羽は常時どこにでもあるものではない。
ひらひらと風まかせ、どこに落ちるかなんて予想がつかない。
わたしがこうしてたまたま目にすることは、年に1度あるかないか。
広い野山のあちこちから、しかも限られた短い期間に、
必要なだけの羽をみつけてくる鳥は、ほんとうに目がいいのだな。

 

本日のにゃんこ。

右半分が真鈴、左半分がさんちゃん。
ひなたでとけてくっついてるので境目がわかりません。
真鈴は、自分をなめたり、さんちゃんをなめたり、
交互にいつまでも毛づくろいをしていた。
どっちがどっちだか、自分でもよくわかってないのかも。

 

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芽の月、花の月(その2)

2012-03-14 22:09:06 | 日々

サンシュユの花。
全体に特徴があって遠目にもわかりやすい木なので、
こんなに間近でじっくり見るのは初めてかも。
そうか、こんな花だったのか。



お隣の紅花トキワマンサクの咲き始め。
くるくるカールしたリボンのよう。

 

これは猫柳ではないけれど、ほんの1日か2日だけ
銀猫さん状態がみられる。
気づかないうちにひらいてしまうことも多い。
今年はラッキー。

 

「ときどきおもうの ねこやなぎって
まいごになった ねこの てんしじゃないかしら」
(オリバー・ハーフォード「ペルシャ猫のルバイヤット」1904年)

 

はて、15日までブログ書かないって言ったのは誰だっけ?(笑

 

本日のにゃんこ。

ボクのことを「かわいいウサちゃん」なんて思ってるとしたら
それは大きな間違いだとハッキリ言っておこう。

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「せんろはつづく」中国版

2012-03-14 14:32:43 | お知らせ(海外版)

たてつづけにですが、中国の、別の出版社から。
こちらもペーパーバック。
日本から印刷データが行っているため、色もきれいです。

このシリーズは描き文字のさしかえはありませんが、
「おまかせコックさん」が「超級小厨師」(?)だったり、
サンドイッチが「三明治」だったり・・
眺めていろいろ楽しめます。

4種類そろったので並べてみたところ。
左上から時計回りに、日本・韓国・台湾・中国版。

中国版は、他にもいろいろオファーが来ています。
何がどこで出ているのか、出ていないのか、
だんだんわからなくなってきた・・。

 

 

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港にて

2012-03-13 09:14:07 | 日々

ちょっと久しぶりに海辺にやってきた山の人。
右に見える船はコーストガード。

 

うみねこさんです。
トマレ!と言ったら、とまってポーズしてくれた。

 

 

イカマル君が掃除おわったとこ、みたいな魚市場。

 

 

うみねこと、かもめ、混じっているのかな。
ひーらひーら、かわるがわる風にのって遊んでいました。

 

 

本日のにゃ~んこ。

どもっ。婚活続行中のマドリです。
いやぁ、これがなかなか・・。
条件的にはばっちりだと思うんですけどね。
学歴はありませんが心身ともに健康です。
三食昼寝つき保証します。
だれかーボクのーお嫁さんにーなってくださーい!
にゃおーっ!

(だーかーらー、それはお外でやりなさい、お外でッ)

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芽の月、花の月

2012-03-12 08:34:22 | 日々

アジサイの芽。
まだおねむのところ、上からしつれい。

 

こういうのが、なぜか綺麗だと思う。
キノコ好き。
食べられるのも、食べられないのも、毒なのも。

 

震災から1年を機に、「絵本ナビ」さんで第2回「絵本エイド」が企画され、
前回と同じく「せんろはつづく」サイン本30冊をチャリティ販売・・したのですが、
「あれ、いつからだっけ?」と気がついたときには遅く、
すでにSOLD OUT・・
お知らせ間に合わず、ごめんなさい。
おもとめくださった皆さま、ありがとうございました。
復興まで、長い道のりですが、せんろはつづく! つづけ!です。


 

名古屋の子どもの本専門店「メルヘンハウス」で
毎月配布されている小冊子「ひろばメルヘン」4月号に、
「自作を語る」ということで、黒ねこサンゴロウについての
短文を書かせていただきました。
ふつう、こういうのは「著者近影」がのっているものですが、
あいにく写真にうつりにくいステルスタイプの著者なので・・(笑)
「似顔絵」プラス「黒猫さんちゃんの写真」という
妙なことになっております。

店主の三輪さんによれば、メルヘンハウスさんは、
「日本で一番サンゴロウの本を売った書店」だとか。
長年にわたり強力に後押ししてくださっていて、
ありがたいことです。

  

 

本日の水玉。

非常に足場の悪い山の斜面で、風も吹く中、
奇跡のようにピントが合ったところ。
マイカメラ「りこちゃん」は優秀なパートナー。
(というより、誰が撮っても撮れるのだ・・)

 


本日のにゃんこ。

 

すもも嬢さん。
お気に入りのその広告は、もしや
「れおにゃるど猫かぶり男」では?

 

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ふきのとう

2012-03-10 13:48:03 | 日々

雨のあと。
あっちでもこっちでも春が動き出している。

 

八重の紅梅もようやく見ごろに。

 

同じ白梅でも、よく見るといろんな種類がある。
雨に濡れたら赤い色がにじんできて、ほんのり桜いろになった。

 

ミツマタの花。
まあるくかたまったつぼみの白と花の黄色は
遠くからでもすぐ目につく。

和紙の原料になるミツマタとコウゾは、
どちらもこのあたりの山に自生する低木。
広い田んぼをつくれない山村では、炭焼き、養蚕の他に
こういうものも生活の糧にしていたと聞いた。
いまでは採る人もいない。

 

本日のにゃんこ。

Rさんにいただいた猫型クリップ!

 

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