ツリフネソウ…「釣り船」ではありません。
小舟を吊り下げたような、秋の花です。
どうしてこういう形になったのか、
毎年見るたびに不思議です。
いつだったか、tactさんがツリフネソウを
見たことがないとおっしゃっていたのを思い出し、
写真を撮ってみましたが…難しいの!
湿り気のある半日陰を好み、繁殖力の旺盛な大型の草で、
とにかくそこらじゅうにいっぱい咲いているのですが、
多すぎるのと、薄暗いのと、ゆらゆらするのでピントが合いません。
おまけに、なかなか「吊り舟」らしく撮れない…。
舟と思えば舟に見えますが、
ひらひら飾りのついたピンクのスリッパを
あっちこっちにぶらさげて売っている、
と言ったほうがわかりやすいかも。
このスリッパを履く人は身長20センチくらいでしょう。
オオスカシバという蜂みたいな蜂鳥みたいな蛾がきて、
ぶんぶんホバリングしながら忙しく蜜を吸っていきます。
ホウセンカの仲間なので、花のあとにできる種は
さわるとパチパチはじけて飛びます。