昨日は警察署に行きました。
誰かタイホされたとか、ホドウされたとか…ではなくて。
制作中のパトカーの絵本の取材です。
取材をして書くということを、わたしはほとんどしません。
(日々の暮らしがすべて取材、とも言えるけど)
画家は、実際に絵に描かなきゃいけないので、
必要があれば、こまめにあちこち出かけていきます。
今回は主役がパトカーですから、本ができたあとで
「パトカーはこんなことはしません」なんて、
警察からクレームがきたりすると困るので…
念のため事前に確認しておこうということになり、
担当編集者さんも加えて、3人で行ってきました。
警察署に行くのは免許証の更新のとき以来。
ちょっとどきどき。でも中はごく普通の明るい事務室でした。
(上の階には留置場や取調室もあるそうですが、
残念ながらそっちは見せてもらえません)
地域課というところで、鉛筆がきのダミーを見てもらい、
間違いがないかどうかチェックをしてもらいました。
警察の人はとても親切で、わからないところは
わざわざ県警本部に電話で問い合わせてくださったり。
パトカーの屋根にはコードナンバーが書いてあることや、
カーロケーターシステムという秘密兵器(?)を
搭載してることなど、いろいろ教えてもらいました。
パトカーに乗るおまわりさんの服装とか、
右に拳銃、左に警棒、後ろに手錠、左肩に無線マイク、とか。
訪問中に、とつぜん事件が起こり、みんなバタバタッと
飛び出していく…というドラマみたいなシーンはなくて、
終始のんびりした小さな町の警察署でした。