閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

せんろセット

2010-09-21 15:38:16 | お知らせ(いろいろ)
『せんろはつづく』と『せんろはつづく まだつづく』(金の星社)
2冊入りギフトセット、というのができました。

書店ではパックされていて中を見ることができませんので、
ちらっとご紹介を。
こういう緑色の紙ケースに入っています。
オリジナルハンドタオルのおまけつきです。
(わぁい、おまけつき絵本って初めてだ~)
お誕生日やクリスマスプレゼントに…いかがでしょうか?




上とは関係ない話ですが、
最近、子どもの本に関することで、
「食いつきが良い・悪い」という表現をよく見かけます。
感じはとってもわかるんだけど、その言い方はなんとかならないかな。
魚の餌じゃないんだから…(笑

小さい子どもの毎日は、線路をしきながら走る汽車みたいなもの。
次から次に新しい体験があって、世界はどんどんひろがっていく。
だから、たまたまそのときの気分にパッと合う本もあるし、
ずうっとあとになって響いてくる本もある。
走りながらでも読める本もあるけれど、駅に停まってから
静かに向き合いたい本もあるでしょう。

おとなは、「すぐ効く」「簡単に効く」「誰にでも効く」ものを
ついつい求めがち、あるいは高く評価しがちですが、
ほんとうに必要なものって、その逆、ではないかしら。

すぐには効かない(けど、忘れたころに役に立つことがある)
簡単には効かない(けど、じっくりしみこんで持続する)
誰にでも効かない(けど、その子には何よりも大切!)

最短距離を急ぐ人の目にはとまらないもの…
「まわり道」や「行き止まり」でこそ見つけられるもの…
そういうのも、たくさん、あるんじゃないかなあ、と思います。

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