一日じゅう冷たい風がぴゅうぴゅう吹いていました。
午前中は桃の葉が大量に散っていて、午後は柿の葉。
まだ残っていた花なども急速にしおれていきます。
夕方、台所で3ビキの烏賊と格闘する。
(烏賊ってどうして1パイ2ハイと数えなきゃいけないんだろう。
こんな足があるやつは「3ビキ」と呼びたい気分)
魚介類全般は好きだけど、烏賊はやや苦手なほうです。
あまり愉快でない思い出があるため刺身は食べないし、
塩辛も作るだけで食べるほうはパス。
Mがいるときは料理をおまかせしちゃうので、
いないときには買ってこないのですが、
きょうは自称「とれたて新鮮」な烏賊が「コンニチワ!」と
むこうからやってきてしまったので…
わたしひとりでなんとかするしかない、という状況。
えーっと…とりあえずパーツに分解して、
スミの入ってる袋は破らないようにそーっとはずし、
ワタと足は塩辛にするため塩をまぶして冷蔵庫へ。
あらためて見ると、ものすごく変なイキモノだ、烏賊って。
宇宙生物みたい。よくこんなものを食べる気になるなあ。
(いえ、わたしも加熱すれば食べるんですけども)
胴の薄い皮をむくのがなかなか難しいですね。
しうしうと音を立ててむけると、ヤッタ!と嬉しい。
2ヒキはお刺身用に冷凍庫へ。
1ピキは今夜のおかずに揚げてみよう。
じつは烏賊を揚げるのも苦手ですが(油がハネるから)、
逃げてばかりでは駄目だ。レッツトライ!
と、なぜか、いつになく前向きなわたくし。
ちゃんと皮をむいたので、ハネないで上手に出来ました。
ほらあ、出来るじゃないか、と自分で言いつつ食べる。
薪ストーブに火が入りました。
半年ぶりに焚いたのに、すらすらと気持ちよく燃えました。