閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

カレンダーを買いに

2006-11-07 11:15:14 | 日々

11月に入り、年賀葉書が発売されたりすると、
そわそわと気になりだすのが来年度用のカレンダーのこと。

まだ早いよね、と思っているうちにどんどん日が過ぎて、
カレンダーの最後の紙になってしまうと、急に心細くなる。
リレーで走ってきたのに次の走者がいないみたいな。
まるで世界が12月31日で消滅してしまうような。
…いえ、まさかそんなことはないですが、
翌月分の書き込みができないのは現実に不便なので。

毎年、使いやすいカレンダーを調達するのは、
年賀状よりも重要なこと、かもしれません。
ぎりぎりになって、イマイチなのしか買えなくて、
まあしょうがないや、と使い始めたりするけれど、
そのまま1年間イマイチだなーと思い続けるのはつまらないし、
かといって、こういうものは、途中で買い直さないし。

とりあえず必要なのは4つ。
1 居間の壁にかける大きめのカレンダー。
2 電話のそばの本棚に置く小さい卓上型カレンダー。
3・4 個人的に飾って楽しむカレンダー。

1がいちばん難しい。
数字がやや大きめで離れたところからはっきり見えて、
余白がじゅうぶんあって家族全員の予定が書き込めて、
絵や写真や広告などは一切なし。
幅は40センチ以下。日曜始まり。12枚綴り。

この条件をすべてクリアして、しかもデザインも良い、
というカレンダーを探すのは、地元では難しいので、
いつも11月になると、わたしはなにかと口実をつくって、
電車に乗って遠くまで買いに出かけることになります。
で、昨日、まずまず理想的なのをゲットしてきたので、
ちょっと安心しているところ。
(そうか、カレンダーは文具店より書店のほうが
そろっているんだな…って、今ごろやっと気づいたり…)

実家にいたころは、父の仕事の関係で、
毎年同じ印刷会社のカレンダーをもらっていました。
はっきりした読みやすい数字と、書き込みのできる余白。
バランスの良いレイアウト。厚くもなく薄くもない紙。
ほんのわずかだけ使ってある色の美しさ。
記憶にある限りデザインは一度も変わりませんでした。
とびきりシンプルで、でも、そっけなくない、飽きない。
あれ以上のカレンダーは探しても見つからない。
今でも作っているでしょうか。
きっとていねいないい仕事をしている会社なんだと思います。

さて、3・4は定番なので、いち早く通販で入手ずみ。
子猫の写真が毎月変わるカレンダーは、わたしの部屋に。
そして「アタゴオルカレンダー」は、熱烈ますむらファンのKの部屋に。
(でもねー、のんびり猫のヒデヨシの姿を1年中眺めていたら
お勉強する気など、起こるわけがない、か…)

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