閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

宇宙の謎

2012-08-11 11:50:41 | 

「宇宙の『ちゅ』って、なあに?」
という可愛らしい質問を某所で見かけましたので、
(ふふふ、お借りしまぁす)
本日は、宇宙の謎について。

宇は空間のひろがりを、宙は時間のひろがりをあらわす。
空間的にも時間的にも「ひろい」ものが「宇宙」である。

・・と、昔どこかで習った気がする。
どこだっけ。
何かの漫画だったかも。

字源を調べる。
ウかんむりは、家の屋根(と壁)をあらわすもの。
「宇」の中にある「于」は、弓をたわめるのに使う器具の形。
そこから、弓なりに大きく曲がったものをあらわす。
「宇」は天空を大きなドーム状の屋根と見なした文字だ。

で、「宙」は?  
こちらは調べてもよくわからない。
白川静先生の説によれば、「由」はヒョウタンの形で、
中がからっぽ、という意味ではないか、とのこと。
ふうむ。
屋根の下に、からっぽがある。
お空は遠い、ということなのかなあ。

このヒョウタン、中央に軸があるから、回転するのではないか。
というのは閑猫説で、根拠はまったくありませんので、
簡単に信じないように(笑)。
しかし、そこから「時間的ひろがり」に結びつく橋が、
いまひとつ見つからず。

でも、真偽はともかく、イメージ的には、良いですよね。
大きな大きなドーム状の屋根。
月や星座をちりばめた天井。
その下で回転するひょうたん。
これって・・
プラネタリウム?

 

上の画像は、空にあらわれた「光持つ手」。

 

本日のにゃんこ。

「ぎゅう」して「ちゅう」するのが「うちゅう」だろ。

 

うん、そういうことだ、Tくん。

 

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