紙芝居できました。
『どろねこちゃんになっちゃった』(教育画劇)
絵は、おくはらゆめさんです。かわいいです!
いたずら大好き、しろねこちゃんと、みけねこちゃん。
水たまりで遊んだら、どろんこの「どろねこちゃん」になっちゃった。
どっちがどっちだかわかりません。
おかあさんにみつかって、
「おふろにはいりなさーい」
「やだやだ」「やーだよー」
<やだもんやだもん! こんな子いないかな~?>
というシリーズタイトルがついています。
いわゆる「やだやだ期」の2、3歳児向き生活しつけ紙芝居セット、ということだそうで。
こういう「何かに役立つ」みたいなおしごとは本来苦手なので、さくっとお断りするはず、だったのですが、なぜかまたしても編集Cさんの罠にはまり…(笑)
おくはらゆめさんの絵は、あたたかくてシンプルで、シンプルだけど画面からあふれそうなぴちぴちした生命感があって、見ているだけで顔がにこにこしてくるのです。
おくはらさんご自身、小さいお子さんのおかあさんでいらっしゃるので、こんなふうな「こーら、待ちなさいっ」という光景が現実でも日々繰り広げられているのでは…とついつい想像してしまいます。
どろんこ遊びは楽しい。追っかけられて逃げるのも楽しい。つかまえてもらうのも楽しいし、お風呂も楽しい。
結局、幼児の生活はあらゆることが「遊び」なので、一緒になって遊べる(「遊んであげる」ではないです)おかあさんは、「しつけ、しつけ」と必死になるおかあさんより子育てがラクなんじゃないかなあ。
絵の中にさりげなく描き込まれた、かえるさん、ありさん、だんごむしさん、ちょうちょさんにも、ぜひぜひご注目くださいませ。
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どろねこちゃんに なっちゃった (やだもんやだもん! こんな子いないかな~?) |
たけしたふみこ・作 おくはらゆめ・絵 | |
教育画劇 2018年 |
<追記>
この紙芝居をもとにした絵本『にげろ!どろねこちゃん』が、2021年4月に同じく教育画劇から出版されました。