閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

きのこ・その6

2014-09-29 15:50:47 | 日々

こしかけ系、もしくはブラケット系。

これは長持ちするので、年じゅう目にすることができるけれど、
新しいものは柔らかく、色もきれいだ。 

 一見、抹茶風味っぽい・・(笑

 

 

クヌギの朽ち木に生えている。

 

 

裏から見たところ。

 

あ、これはキノコではありません。松の切り株。
立ち枯れていたので、先日Mが伐採したもの。
40年物のバウムクーヘンね。

 

先週、黄色い大きいキノコがいっぱいあった場所には、
もうカケラも見当たらず、先週はどこにもなかったタマゴタケが
1本ぽつんと立っていた。
こうして手を変え品を変え、楽しませてくれるらしい。 


そして、つい2日前に見た赤い大きいキノコの群落を
もういちど見にいったのだが、どうしてもみつからない。
(道を一本間違えただけかもしれませんが)

山栗は豊作で、イガがそこらじゅうに大量に落ちている。
しかし栗の実は、ひとつ残らず猪さんズに回収されたあとだ。
西洋では地中のトリュフを探すのに豚を使うそうだが、
日本の猪の能力も、何かに利用できないかと真剣に考える。
 

 

尾根の道。のどかそうに見えるのですが、
右も左も急傾斜で、降りるのは容易じゃない。
長靴はいて来ているので、なおさら。 

 

先日、栗の木の下で野ねずみを見たとき、一瞬
「ぱっと手を出して押さえる」イメージが浮かんだのは、
あきらかに猫の影響だと思う。
30年くらい猫と暮らしていると、反応がついつい猫的になってしまう。

ときどき行くホームセンターのサービスカウンターの横に、
幼児用のビデオ再生機と椅子が置いてあって、
短編アニメをエンドレスでやっている。
このあいだちらっと見たら「トムとジェリー」だった。
わたしが子どものころ、TVでやっていた。
ねずみのジェリーが逃げ、それを猫のトムが追っかける。
毎回いろんなバリエーションでそれが繰り返され、
結局、猫がさんざんな目にあい、ねずみの勝利で終わるのだ。

あらためて目にして、ああ、これ、よくできてる!と思う。
ちょろちょろする生き物をつかまえたいという原始的な衝動と、
小さいもの(=子ども自身)がピンチを切り抜けるという安心感の、
両方を同時に、あるいは交互に満たす仕掛けなのだ。
床に近い位置にある画面の中のねずみの動きを見た瞬間、
自分の右手が、猫の右前足の形に構えるのを自覚した。
なるほど。いまはすっかり「トム」なのね、わたくしは。 

子どものころ、わたしはこのアニメはあまり好きでなかった。
ということを、急に思い出す。
トムが、びんに頭をつっこんで抜けなくなるシーンがよくあり、
それを見るのがとても嫌だったのだ。
閉所恐怖症かしらん。
これに限らず、スラップスティックというのは、いまも
あまり楽しんで観ることがないけれど。


 

本日のゲスト。

外に出るのに、長靴をはこうとしたら・・

おっとっと。まんなかに「進入禁止」の標識が!
大きさは十円玉くらい。ウズグモさんの得意技です。 

 

 

本日の「いいね!」

般若心経・現代語訳

ほおおお~・・と思った人は、こんなのもいかがでしょうか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« きのこ・その5 | トップ | 「せんろはつづく」おまけつき »