クリスマスが済んでお正月までの間には、しなくちゃいけないことと、しておきたいことの長いリストが、頭の中にごちゃごちゃと順不同に作成されていく。
実際に実行できるのはその半分以下で、残りは時間切れ、または「ま、いいか」で年越しとなり、そのままうやむやに忘れ去られてしまう。
忘れちゃうようなことは、やらなくてもいいのですよ。
で、とりあえず、大根切って干しました。
これはリスト外の、つまり「やりたいこと」だったから、優先順位が高い。
うちの菜切り包丁が切れないので、ペティナイフで切った結果、太さがかなりばらばらだけれど、そのほうが美味しいんじゃないかと思う。機械できっちり揃えて切った市販品は、味のしみ具合や歯ごたえが単調すぎ、なんか紙紐でも食べてるようで味気ない。シンプルな食材だから、よけいにその差が感じられる。
大根の写真を撮ろうとしていたら、例によって割り込んだ奴がいて、ピントを持ってかれてしまった。
(隣で干している椎茸は、干し上がったらたちまち戻されてお煮しめに入る運命です)
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スーパーに買い物に行ったら、売り場はすでにお正月一色で埋めつくされ、「本日は大安です」と店内放送で繰り返している。「お正月用品を準備するのに縁起の良い日」なのだとか。
「えー、そこまで縁起をかつぐものなの?」とMと話しているうち、はたと気がついた。
10年前の「大安の謎」って、つまり、これだったんだ!
金色の…何でしたっけ。エゴノキ?
たてよこの雲。
そういえば、いつも秋から冬によく見る飛行機雲を、今年はあまり見ない。コロナで、飛行機、飛んでないのね。
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お隣の酔猫さんが、知り合いに頼まれて「細い青竹」を探しているというので、わけを聞いたら、子どもたちが「鬼滅の刃」ごっこをするのに、ねずこちゃんが口にくわえている青竹が欲しいのだと。
わたしはコミックの最初だけちらちらっと試し読みして、あれは経典の巻物かと思っていたら、竹なんですね。
竹などそのへんの山にいくらでも生えているけれど、子ども(それも年齢に幅のある複数)の口にちょうどいい太さで、青くてきれいなものというと、なかなか見つからなかったりする。
きゅうりやちくわ(?)をくわえさせている、という話がほほえましくて良い。プラスティック製のも売られているらしいが、やっぱりホンモノがいいのか、公共の場所に植えてある竹を切っていく人までいるそうで、まさかそんなものがブームになるとはねえ。
古くから「鬼」というのは、人間をおびやかす天災や疫病などを可視化し、人格化したものだから、コロナ禍の年に「鬼滅」が大ヒットしたのも、当然のことかもしれない。ウイルスが鬼のように大きくて目に見える敵ならどんなにいいかと、世界中の人が思っているはずだから。
天然の青竹は、切って放っておくとじきに黄色くなってしまう。乾かさないよう濡れ布巾にくるんでポリ袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫に入れておけば、しばらくはきれいなまま保存できる。
わあ、何か来たよ! という雲。
月齢11.4
月齢12.4
本日のにゃんズ。
クレちゃん、おはよう。お日さま来たね。
真鈴さんの特技、ニャンモナイト寝。
シッポとあんよの重ね順に何かこだわりがあるらしい。
ここだけひときわ濃いゴールドの草むら。
すこし離れたところにコマがいたので、ここ通るといいなあと思って待っていたら、ばっちり通ってくれたのでした。
本日の「いいね!」
相変わらずクオリティ高い「機内安全ビデオ」ですが、海外旅行が自由にできるのはいつのことやら。