閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

「ドルフィン・エクスプレス」電子版

2020-12-18 14:45:51 | サンゴロウ&テール

タイトルで「おっ!」とか「ええっ?」とか思われた方、申し訳ありません。
えーっと、Kindle みたいな市販のいわゆる電子書籍の話ではありません。ベネッセまなびライブラリーというところで、会員限定、期間限定で公開になります、というお知らせです。

『ドルフィン・エクスプレス』(鈴木まもる絵・岩崎書店)。
配信期間は、2020年12月22日~2021年3月22日。
ベネッセの「進研ゼミ」の会員の方なら無料でお読みいただけるとのこと。

(わたしは会員じゃないので自分で読むことができない! どんなものか全然わかりませんが、本をスキャンすると聞いたので、イラストも入っているはず…ということは、まだ直せていない誤植もそのまんまだわ…笑)

個人的に、本は紙で読むのが好きで、電子書籍はほとんど利用しておらず、自作の電子化にも消極的なのですが、このシリーズ5冊とも、長らく版元品切れになっており、図書館か古書店・オークションサイトで探すしかないのが現状。
まあ、せめてこういう形でも、人の目にふれることができたら、そこからまた何か動いたりするかも…というかすかな期待をこめて、今回の電子版公開に同意したわけです。
まだまだ実験的な気持ちなので、この先どうなるかはわかりません。

進研ゼミ会員ではない方で、古本じゃなく新しい本で読みたい方、今後の電子化や重版予定の有無を知りたい方は、お手数ですが出版社のほうに直接おたずねくださいませ。


シリーズ第2巻『三日月ジョリー』の配信は、2021年3月23日からの予定。

***

ところで、三日月島では毎年「冬至のあとの最初の満月」におこなわれるジュエルの祭り。2020年の冬至は12月21日なので、ジュエルは12月30日までおあずけです。
(って、この話題が通じる方、何人いらっしゃるかしら??)

 

<2023.9.23 追記>

「ドルフィン・エクスプレス」シリーズは、2022年に「三日月島のテール」シリーズと名称をあらため、偕成社より新装改訂版が出ました。ソフトカバーの紙書籍です。電子書籍として一般に販売される予定はいまのところありません。
「黒ねこサンゴロウ」シリーズ10巻は電子版があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする