閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

猫に小判

2018-06-26 14:23:30 | 日々

いきなり晴れて暑くなったので、まぶしそうなアジサイ。
終盤とはいえ、まだまだ咲いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のきなこ。

コマ吉がお外で遊んでいるあいだ、トラちゃんを預かっているところ。
おなかのあたりをよーく見ると…

 

金貨が、きらりん!(笑)

昔むかし、30年以上前かな、キャットフードのメーカーの「猫に小判プレゼント」とかいうのがあって…いや、応募したのはきなこじゃなく閑猫ですが、みごと当たっちゃったんですよ。
1/10オンスのメイプルリーフ金貨。
しかし、届いたのは「金貨」というにはあまりにも薄くてちっちゃなモノだったので(なにしろ、わたしのイメージは「チョコレートの金貨」だったので!)、なんとなくガッカリして、そのままひきだしにしまいこみ、つい最近まで忘れていた。
まさしく猫に小判。

抽選というのは、ほとんど当たったためしがない。
子どものとき商店街の福引のガラガラの4等で麦茶が当たったっけ。
麦茶といってもペットボトルじゃないですよ。
夏になると、母が朝から大きなやかんでぐらぐら煮出して、さまして、冷蔵庫で冷やせば上等だけど、冷えるまで待ってられないから、いつもぬるいのを飲んでた。
その黒く炒った麦の詰まった枕の半分くらいもある徳用袋をもらってポテポテと歩いて帰った記憶がうっすらとある。
そこから、一足とびに、金貨ですよ。

あ、そうじゃない。もうひとつあったんだ。
ニンテンドーといえば、いまはゲーム機を作っているけれど、かつては花札やトランプを作っていた。
お年玉で任天堂のトランプを買ったら応募ハガキがついていて、それでトランシーバーが当たった。
携帯電話があたりまえになったいまの子は、トランシーバーって知らないと思うけど、当時としてはわりと高級な、みんなのあこがれの玩具だった。
あっちとこっちで「ナントカカントカですドーゾ」「リョーカイ」なんて言って遊ぶんだけど、狭い家の中でやっても声が筒抜けで全然面白くない。
外に持って行ったら、「貸して」「貸して」と大人気で…じきに壊れてしまった。
でも、壊れる前、いちど裏山に持って行ったら、知らない人の声が聞こえてきたことがある。
あれは港の船の無線だったのかな。
専門用語なのか、ほとんど何言ってるのかわからなかったけど、聞いちゃいけない秘密の通信を聞いてしまったような気がして、すごくどきどきした。

トランシーバーと金貨で一生分のくじ運は使い切ってしまったので、いまや懸賞も抽選も福引きも宝くじもなぁんにも興味のない閑猫です。
金貨は、きにゃにゃ銀行の腹巻口座に預けておこう。

 

本日の「いいね!」(メモ)

5分で頭痛が治るツボ

頭が痛いときに思い出せるといいけれど。

コメント
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