閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

そらいろ

2018-06-17 15:05:40 | 日々

家の近くで工事をしている。
ユンボが地面を掘ったら、2種類の岩の層があることがわかった。
現在は海抜150メートルくらいで、見渡す限り山の中だけれど、大昔はこのあたりも海底だったらしい。
灰色の砂っぽい石は簡単に砕けて、ざらざらした粉になる。
そのうちのひとつを割ったら、思いがけず青い色があらわれた。

ラピスラズリ…というほど深い藍色ではなく、結晶らしくもないけれど、何の変哲もない石の中にこんな色が隠れているというのが不思議でどきどきする。

 


インディゴブルー、というより、ぺんてる絵の具のセットの「そらいろ」を思い出すような色だ。
鉱物図鑑を見てみたけれど、当然ながらサッパリわかりません。
もしもご存じの方がいらしたら教えてください。
(だけど、石って、実物を手に取って見ないとわからないですよね。ダイヤモンドもスワロフスキーも、写真で見ると同じに見えてしまうもの)
 
 
そらいろの…露草。
あれ? やっぱり梅雨の時期に咲く花だったっけ?
と、写真を撮ったが、そのあとひとつも見かけない。
ツユクサは花期が長いのか、気まぐれなのか、両方か。
 

どくだみの八重ちゃんズの中に、1本だけ、こんなのを発見。
これ、全部1本の茎から咲いたのです。どくだみとは思えないでしょう。
1段目の花が緑と白の混ざった「葉っぱ化け」だったので、あらま、失敗だ、と思っていたら、2段目から突然こんなふうに。
でも、来年もまた咲くかどうか、八重ちゃんズも気まぐれだからねえ。
裏庭の水道工事の影響でスペースが半減してしまったけど、またがんばって増えてちょうだい。

 

本日のスリちゃん。

たまたまNさんと話す機会があって、真相が判明した。
スリちゃんは、やっぱり「Nさんちのクロボー」とは別の猫だったのです!
昨年の春ごろに来ていた「赤い首輪の鈴猫」は、おそらくクロボー。
その後、鈴がなくなり、首輪もなくなった…とこちらでは思っていた。
しかし、Nさんに聞いたら、クロボーは、たしかに鈴はなくなったけど、首輪は今もつけているんだって。
そして、近所にクロボーそっくりの首輪のない黒猫がいて、クロボーはいつもそいつに負けてるんだって。
そいつが、つまり、スリちゃん。
…なのかなあ。(←自信ない)
光り輝く島(スリ・ランカ)のスリちゃんじゃなく、すりかわったスリちゃんだったのか。
そして、いったいどこへ「帰って」いくのか。(←判明してない!)

 

本日の「いいね!」


石ころの物語

シリアの港町ラタキアに暮らすアーティスト Nizar Ali Badr の作品。
困難な状況下にあっても、表現したいものがあり、表現する手段があるということの大切さ。

 

コメント
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