ごしゃごしゃした囲いを全部はずして、あーさっぱりした!と思ったのもつかのま、やっぱりアオサギ来たらしい。
金魚は目立つほど減ってはいないけれど(そもそも何匹いるのか把握してない)、岸近くにいるおたまじゃくしが食べられたかもしれない。
アオサギが来ると、水面に白っぽい油膜のようなロウのようなものが浮くのでわかる。
これから繁殖期で、一度味をしめるとたびたび通って来るようになるので、やむをえず鳥よけネットを10メートル買ってきた。
サギという鳥は、上空でホバリングしたり、急降下して水に飛び込んだりという芸当はできない。
水辺や浅瀬に立って、気長にじっくり狙い、長いくちばしを瞬時に突っ込んで魚を捕る。
ということは、岸に立てないようにすれば被害は防げるだろう、と考えて、池の縁を覆うようにぐるっと一周張った。
今回のネットは糸が黒くて細いので、それほど目ざわりではない。細すぎると小鳥がひっかかるので、かえって危険だ。
この池はカエルさんの繁殖地でもあるので、自由に出入りできるよう、下は隙間を開けておかねばならない、など、いろいろとややこしい。
その後、アオサギは来ていない、と思う。
しかしですね…
毎日これが来るのよ(笑)
金魚にも、トンボにも、水にも、すべてに興味ありのコマ吉。
ネットの下の隙間をするりっとじょうずにくぐり、かぶりつきで見物中。
見るだけだよ~。落ちるなよ~~。
(さすがのアオサギも、コマがいる間は来ないだろうから、鳥よけ効果は抜群ですが…)
ところで、猫は水が苦手なはずなのに、お風呂を洗っていると必ず見に来る…というのは「飼い猫あるある」のひとつですが、これはどうしてなんでしょうね。
夕方、お風呂を洗っていたら、コマが来て、真鈴が来て、さんちゃんまで来て、横一列に並んで、同じ姿勢で前足をかけて熱心にのぞきこんでいたので、笑っちゃいました。
水の音や動きが面白いのかな。
おかあさん猫が晩のおかずの魚を獲ってるとでも思うんだろうか。
エゴノキの花。
地面に星をまいたように一面に散っている。
咲いていることに気づくのは、たいてい散り始めてからだ。
見上げても、木はずうっと高いところで見えなかったりする。
花か実があればまず間違えようがないが、それ以外の時期は、どうしても何の木だか忘れがちになるエゴノキ。
実はヤマガラの好物。
ランプをともしたように咲くところが好き。
真っ先に色づきはじめた赤いあじさい、未来ちゃん。
このへんは鹿が入らなくなったので、急に草が伸びてきた。
どうかな? まだわからんぞ? と言ってるさんちゃん。
なんだか早くも夏休みスタイルだね。
本日の「いいね!」
けんけんぱ
これ楽しい! やっちゃいそう!
「けんぱ」って、言ってたかなあ。他の国では何ていうんだろう。
シンプルなかかし形のと、長方形に斜線をひいて往路と復路が左右に並ぶ大きいのと、二種類あった気がする。
砂っぽい地面に線をひいて遊ぶことが多かったから、子どもの靴は擦り切れてすぐ穴があいた。
ぶどうの房みたいに円をつないだ形のもあって、それはわたしたちはやらなかったと思うけど、路上にチョークで描いてあるのをときどき見かけた。
「けん・けん・ぱ」だけでは簡単すぎてゲームにならない。
順番に石を投げて仕切りに入れて、石のある仕切りは踏んじゃだめで…帰りに自分の石を、けんけんで拾ってくるんじゃなかったっけ?
転勤族の社宅で、住人の入れ替わりが激しかったから、引っ越してきた子が持ち込んだ遊びがぱっと広まっても、その子がいなくなると途絶えてしまったりして、あんまり定着しなかったような気がする。