閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

パジャマ

2017-10-09 16:20:54 | 日々

 

色づいてきたカラスウリ。

2か月前はこんなだったよ。

今年の栗拾いシーズンもほぼ終わり。
冬に備えて食糧を貯めこんだリスみたいな気分になっているところ。
しかしまだ気温が高めなので、本格的に秋冬物を出してくる気になれず、なんとなく薄いものを重ねたり羽織ったり巻いたりしてしのいでいる。
ダブルガーゼの長袖のパジャマを買ったのだが、買ったあとで、去年買ったのが着ないまましまってあるのを発見した。
パジャマなんて、夏と冬とそれぞれ2枚ずつもあれば十分だし、なければないで何を着たって寝られるのに、どうしてこういうものを余分に買ってしまうのか。
そう高くもなく、似合う似合わないも流行もなく、あまりためらわず手軽に買えるせいだろうか。

必要だと思ったものが、よーく考えたらまったく要らないものだった、という無駄な買い物をしやすいのは、いつもこの季節だ。
これから冬がくるぞ、しっかり蓄えて備えねばならんぞ、という動物の本能が、ヒトにも残っている。
残ってはいるが、ほとんど形式的なものになっているから、しばしば本来の目的からずれた方向に行ってしまう。
現代のヒトが、秋になると何かぬくぬくふかふかしたものを買わずにはいられなくなり、デザートを余計に食べてしまったりするのは、「幻の冬支度衝動」の一環かもしれない。
日本ではどうかしらね…と思っていたハロウィンが、あっというまに広まったのも、もともと「買ったり食べたりしたい予備軍」が大勢いるところに、手頃な目標と口実をぽんと置いてあげたという、それだけのことかもしれない。
(春は春で「幻の渡り衝動」が…というあやしい閑猫説は、春になったらまた書きましょう。覚えていれば、ですが)

とりあえず、衣替えと称して、窓のすだれと日除けをはずし、猫のハンモックを片づけて冬用の敷物を出してあげた。
ヒトのは? えーと、そうね、まあ、近いうちに。


何でしょうか、この実は。

 

つる草で、実は緑から黒になる途中。
ツヅラフジ、かな? アオツヅラフジ?

 

ヤブマメ。

 

ツリフネソウ。水辺や湿ったところが好きらしい。

 

ミゾソバ。金平糖花。

 

ツユクサもまだまだたくさん咲いています。

 

そうそう、「みしのたくかにと」の、その後。
春に種をまき、たくさん芽が出た中から、結局5本だけが無事に育ちました。
ヒヨドリバナ。チョコラータの親戚にあたる、国産のユーパトリウム。
花はごらんのとおり、地味すぎて「インスタ映え」いたしませんが(笑)
わたしはこの葉っぱの香りがキンモクセイと同じくらい好きなので、また心おきなく摘めるようになるまで増やしたいという、ささやかな個人的プロジェクト。

 

さて、引退したりこちゃんの後任として来てくれた助手の「るみちゃん」です。
ただいま水玉修業中。

お店に行くと、この手のコンパクトカメラはたくさん並んでいて、どれも機能は似たり寄ったりに見えてなかなか判断がつかない。
(そもそも「カメラ」が「家電製品」だということに、いまだなじめない感じなのですが)
選んだ理由は、りこちゃんより重いんだけど、安定が抜群によくて、持ちやすいこと。
初めてのメーカーで、初めて手に取ったわりには、操作がわかりやすいこと。
と、もうひとつ。
レンズがライカ!
閑猫はブランド品には興味がなく、LVのモノグラムついてればルイヴィトンでしょ、コーチって書いてあるからコーチなんでしょ、とわかるだけ。
一方、ライカとかツァイスとかいう光学系のブランドネームにはどうも弱いらしくて、まんまと釣られてしまうのでした。

(ライカって何?…って、それはわたしに聞かないでください…)

 

本日の「いいね!」

カミカラ

紙のからくり玩具。すごい、面白~い!
ゾンビの「逆ドミノ」が楽しい。

詳しくは→こちらをどうぞ。

 

コメント
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