閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

猫ドア

2016-06-26 17:29:19 | 日々

念願の!猫ドアつけました。

これまで、猫穴は手製の板で、出入り口にはタオルのカーテン。
猫的には気楽だったと思うけど、ヒトにとっては、冬は風が入るし、
夏は虫が入るし、見た目もいまいちで、どうしても改善したかったのです。

パネルにドアがセットされていて、サッシにはめこむだけ。
ロック機能はなく、誰でも出入りできるスイング式のドア。
ドアのサイズが2種類あって、
小さいほうは「5kg以下の猫ちゃん用」、
大きいほうは「10kg前後の大きい猫ちゃん用」
と書いてありました。

これはすごく迷う。
6kgをちょっと超えるさんちゃんは、どっちなの?
万一つっかえては困るので、いったんは大を注文しかけましたが、
(もちろん、ドアが大きければパネル幅も広いし、お値段も高い)
いや待てよ、と、いつもさんちゃんがくぐって行き来している
ワイヤーメッシュの寸法をはかった結果、小でも余裕だとわかりました。

わが家の場合は、メインクーンみたいな大型猫さんは
やってこないだろうから、さんちゃんさえ通れればオッケーなのです。
ところが… 

 

通ってくれないよ~(笑)

1匹ずつ順番に、ドアから押し出して教えましたが、
これまでと素材ががらっと変わったせいか、みんな不審そうにしています。

さんちゃん。かなり不機嫌。
(いや、だから、サイズ的には通れるんだってば!)

真鈴。ちょいと押してやれば出る。
ほっとくと、じーっと見てるだけ。

すもも。まったく抵抗なく出ることは出た。
(ちかごろ「老猫力」が増して、こだわりがなくなってきたのです)

きなちゃん。ぎゅっと押し出され…そのまま行方不明に。
(1時間後に、玄関前でボーッと待っていました)

そして、クレ。
さすがに若い子は適応力が高い。
まず「出る」を覚え、夕方までには「入る」もマスター。

 

お、クレちゃんお帰り~。
前足でちょちょいとドアを揺らして…
 

 

しゅぱっ!と。
(速いので撮れない) 

そして、くるりと向きを変え、 




また出る!という。
 

 

 

こうやって…

 

 

おててが出ればいいんだよ。

 

 

 

遊んできまーす。

 

 

…と、あっというまに木の上へ。

(こういう柄を「ハチワレ猫」っていうんですって。
別名「タキシードキャット」とか。クレは白手袋に白ソックス) 

  

一日目終了時点で、クレちゃんだけ合格。
他の子たちは、明日も追加講習。

ドアがぴたっと閉まって、これまでのような隙間がなくなり、
空気の流れがないので、通路という認識がしにくいみたい。
来週にはもうひとつ、ベランダ用の猫ドアが届くはずなんだけど。
みなさん、がんばってください。
当分のあいだ、わたくしは門番兼インストラクター。

 

<翌日追記>

クレに続いて、さんちゃんも合格しました。
ヒトの顔を見ると、「開けろよー」と要求しますが、
見てないと、ちゃんと(しぶしぶ?)猫ドアから出入りしている様子。

真鈴先生は、例によってお出かけ中ですが、現在いないということは、
ひとりで出た、ということで。
黒猫ズは、もともとアウトドア志向が強いので、
出たい一心で早く覚えた。なにごともモチベーションが大切ね。

ウラシマは、逆に、「入りたい」欲求が強いので、
これはこれで早く覚える、かもしれない。
しかし、入ったはいいが出られない、というときに、さんちゃんが
外から帰ってきたりすると、厄介なことになるため、慎重に観察中。

不思議なのは、すもも嬢さんです。
「いつのまにか外にいる」
「いつのまにか帰ってきている」
しかし、出入りの現場を目撃できない!
なんとなく化け猫の域に近づきつつあり。

問題は、きなちゃん。
あまりお外に行かない子なので、いちばん長くかかるかな。
でも、ベランダには出たいはずだから、そのうち覚えてくれるでしょう。
覚えてね。

 

 

本日の「いいね!」


Van Gogh on Dark Water

トルコのアーティストGarip Ayによるデモンストレーション。
エブル(マーブリング)という技法です。 

 

 

コメント
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