『アイヴォリー』がブッキングから復刊しました。
1994年に理論社から出て、その後絶版になっていた本です。
アイヴォリーという名の幽霊の女の子の物語。
先に復刊した『星とトランペット』と同じサイズで、
カバーが白と銀、帯がアイヴォリーホワイトという、
とっても可愛い本になりました。
イラストの坂田靖子さんも再使用をこころよく
許可してくださいました。
復刊リクエストをお寄せくださった方、
早々と予約注文してくださった方、
どうもありがとうございました!
今週末には一般書店にも出るそうですので、
もし見かけたらお手にとっていただけると嬉しいです。
1993年から95年にかけて、サンゴロウのシリーズを
10冊書いて、その間に『アイヴォリー』を書いて、
他に趣味の翻訳(未刊)も何百枚もしたのですが、
そのへんの記憶があまり残ってない。
完全に頭がアッチに行っていたらしい。
初版当時、自分では「会心の作!」だと思ったけど、
身内にはぜんぜん評判良くなかったです。
まあ、それはそうでしょう。
舞台が初めから終わりまで墓地の中、ですもんね…。
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アイヴォリー |
竹下文子 作 坂田靖子 絵 |
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復刊ドットコム |
<追記>
ブッキングは2009年に「復刊ドットコム」に社名変更しました。