閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

お医者行き

2007-07-18 22:42:46 | 日々

茶々姫を病院に連れていきました。
前はキャリーケースが好きだったはずなのに、
今回は頑として入らず、押し込むのにてこずりました。
ねえ、ひょっとして、また太ったんじゃないの?

お茶々は以前から尿路疾患の持病があり、
年に1度くらい、血尿が出て、即お医者行きになります。
注射と抗菌薬の服用で、たいていは数日で治ります。
FLUTDといって猫には多い病気です。
ふだんはお外の好きなところでトイレをしているのですが
(近くによそのおうちがなくて迷惑をかけないですむので…)
この症状が出ると家の中の「しちゃいけないところ」で
しちゃったりするから目が離せません。
挙動不審で神経質になるため、他の猫とのトラブルが増え、
それがまたストレスになってよけい悪化するのです。

動物病院には、いまの先生のお父さんの代から
もう20年、うちの犬も猫もたくさんお世話になっています。
先代の現役時代には、農家の牛や馬の往診に
徒歩で山をこえて行ったそうです。
いまは完全に現代風のこぎれいなペット病院。
大学出たてだった若先生もすっかり貫禄つきました。

じつはこの病院、看護婦さんは猫で…
というのは嘘ですけど、三毛猫が1匹飼われています。
この猫さん、待合室や診察室に自由に出入りしていて、
犬が来ようと猫が来ようとまったく動じる気配なし。
先生の治療をじーっと眺めていることもあるし、
奥の手術台の上でお昼寝しているのを見かけたことも。
この日は受付カウンターの中央で眠ったまま、
人間の看護婦さんもそれがごくあたりまえのように、
薬の受け渡しも猫の上でしていました。

犬猫に薬を飲ませるのはわりと得意です。
錠剤はそのまま、粉薬はバターか何かで練って、
すばやく口の奥に押し込みます。
行く前は全身ケバだってかたくなっていた茶々姫ですが、
とりあえず注射が効いたのか、帰ってしばらくしたら
柔らか猫に戻って熟睡しました。

コメント
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