外壁の塗装を業者さんに頼むことになり、
半日がかりで足場が組まれました。
家を下から上までぐるっと囲み、
まるで巨大なジャングルジムのよう。
さて、足場ですが、これはよくできています。
誰もいないとき、そろりそろりと歩いてみました。
頑丈なのはもちろんのこと、職人さんが動きやすいように、
要所要所にちゃんと手がかり足がかりが作ってある。
この家は川岸に建っているため、上から見おろすと
部分的には3階建て以上の高さがあります。
高所恐怖症の人にはできないお仕事だ。
あんまり上までのぼって、おりられなくなるとはずかしいので
引き返してきました。
ジャングルジムって、好きでした、子どものとき。
だいたい外遊びはあまり好まず、
シーソーは足がはさまったら嫌だとか…
ブランコはいきなり鎖が切れたらどうしようとか…
そういうつまらぬ心配ばかりする子でしたが、
なぜかジャングルジムはわりと平気だった。
とてもシンプル、なのに、非現実空間。
三次元、なのに、ときどき四次元。
てのひらに握った錆っぽい鉄の感触をよく覚えている。
深夜、家の周囲で怪しい物音がします。
ととととと…
ててててて…
みいい~
あー、と思って窓をあける。
やっぱり、やると思ったよ。
好奇心猫の真鈴ちゃんです。
キャットウォークで迷子になっておりました。
明日は、高圧洗浄というので汚れを一気に洗い落とし、
連休明けから本格的に塗装がはじまる、という段取りです。
終わっても足場はおいといてくれないかな、
面白いから、とKが言っています。