MINAMATA / ミナマタ

観てきました。

『 MINAMATA 』。

知らない間に、映画館の暗闇の中で涙を流していました、私。

写真家ユージン・スミスの人生の終盤がどのようなものであったか、

「 ジョニー・デップがキャリアの全てをかけて伝える 」 と宣伝用チラシに

ある通り、J.デップが素晴らしい演技。凄い。スターオーラって、かように

消し去る事ってできるのだ。” キャリアの全てをかけて ” の意味、その実際

映像を観て、なるほどと唸りたくなる。

悩み多く、弱く、心に深い傷を抱え、自尊心が高く、時に高慢、苦悩と葛藤に

まみれて潰れかかっていたユージン・スミスの人間くささをこそ描こうとした

作品全体を貫くセンスにも唸ります。

坂本龍一の音楽、日本側を代表して臨んだ俳優陣の渋い演技も素晴らしかった。

大変よかった。観て良かった。

気になっている方には、観逃さずに是非!と申し上げたいです。

( ビル・ナイが画面に登場すると、何故か嬉しくなるのは私だけでしょうか・・ )

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

おうちでのDVD鑑賞 ( amazon プライムも? )もゆったりといいものですよね。

秋は、内向的に心に栄養を補給したくなりますもの。

映画館ではできない、鑑賞中の食べたり飲んだりも思いのまま、がおうちの素敵

なところです。パンとかスナックとか珈琲、時にはワインやビールなども用意

して、思い切りリラッスして映画の世界へ。

明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

待ちしております!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋には秋の

 

 

かんかんベーカリーのグラハム粉のパンは、グラハム粉が60%入ってます。

「 グラハム粉 」 とは、普通の小麦粉と同じ細かさに挽いた胚乳と、通常は捨てられる

表皮と胚芽を粗挽きにしたものを、両方を混ぜ合わせた小麦粉のことで、19世紀に、

菜食主義のシルベスター・グラハム牧師が、風味や栄養素を損なうことなく摂ることが

できるようにと考案したそうです。

ちなみに、ベーカリーに並ぶハード系のパンで、 ” グラハム粉入り ”  の表示のあるもの

は、多くて10% か 20% くらいの配合率がほとんでらしいです。それでも小麦らし

い風味が感じられますよね。なので、60%入りって、破格の配合率かも。

食べた方からよく 「 なんだかクセになるのよねー 」 「 一度食べたら忘れ難し 」 などと

褒められるのは、そのあたりに要因がありそうです。

味と風味と滋養のかたまり、ということでしょうか。

全粒粉と成分的には同じなのですが、グラハム粉のほうがより粗挽きなので、

焼きあがったパンは、色が濃いことに加えて、粗挽きならではのつぶつぶザラザラ

特徴です。

 

さて、そんなかんかんベーカリーのグラハム粉のパン、

秋は、スライスして、軽く焼いて食べてみましょうか。

カリッと焼けたグラハム粉の何とも言えぬ香ばしい匂いがキッチンいっぱいに。

ちょっと甘さも混じったその香ばしさをまずは楽しんで、お次はその焦げ目の

上にバターです。

バターを削って乗っける感じ。

その時点でかぶりつく、もう最高ですー!

でも、秋なので、秋らしい何かをさらに乗せたい。

私はですねえ、先日、袋にたっぷり入った特売シイタケ ( 大きさいろいろ、

ハネ品入り )で、きのこソテーを作っったので、グラハムバタートーストの上に

たっぷりと乗せました。粗挽きのざくっとしたパン生地に、最初のバター、

さらに加わったしいたけの旨味の汁がしみ込んで、得も言われぬ美味さでしたヨ!!

夜だと、「 これはもうワインですよね・・・! 」 となることでしょう。

あと、夏にはスライスしたそのままの輪切りを乗せていたきゅうりですが、

秋は、軽く塩もみして、細く切った生姜もほんの少し混ぜて、その塩もみきゅうり

をぎゅっと絞ってこんもりと乗せるんです。

ほんのりと生姜が効いた秋のきゅうりブルスケッタもいけます!

 

ああ、書いていたらおなかがすいてきました。

明日は金曜日、パスキューアイランド・パン販売の日です。

みなさまのオリジナルの秋の味覚で、いろいろぜひ楽しんでみてください。

こんがりきつね色に焼き上げたグラハム粉の丸パンを山盛りにして、

明日もご来店お待ちしております!

 

 

カンカンベーカリー謹製 グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

秋のおしゃれに、ベーシックなベレー帽はいかがでしょう。

ベーシックですが、ベテランの職人技の型紙と縫製の、大人のための逸品です。

小滝玲子作 ベレー帽

6800yen

 

 

 

 

 

 

 

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ジャズライブ ありがとうございました!

 

 

お天気最高、程よい気温、連休の最終日。

穏やかさに満ちた 「 敬老の日・祝 」 の昨日は、日が暮れても昼間の

温かさが残る素晴らしいライブ日和でした。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

さっそく昨夜の演奏曲をご紹介いたします。

 

・BLUE BIRD

・IT DON'T MEAN A THING ( IF IT AIN'T GOT SWING ? )

・I THOUGHT ABOUT YOU

・I CAN'T GIVE YOU ANITHING BUT  MY LOVE

・EQUINOX

・LA VIE EN ROSE ( ENCORE )

 

以上のアンコールを含めた6曲でした。

 

1曲目 「 ブルーバード 」

モダンジャズの神様のお一人、チャーリー・パーカーが作曲。

軽快で明るい感じ、チャーリー・パーカーはアルトサックス奏者ですが、

この度のテナーサックスでの演奏は、軽快さと明るさにテナーならではの

野太さが加わった音。オープニングのワクワク感にぴったりなこの曲を、

テナーサックスとベースの低音コンビがクイッとクールにやってました。

 

2曲目 「 スウィングしなけりゃ意味ないね 」

ディーク・エリントンの代表曲のひとつでしょうか、あ、聴いたことアリ!

という方もいらっしゃったのでは。途中、テナーサックスが吠えるような

掠れ気味の音を敢えて出してました。J. コルトレーン ( モダンジャズの

神様のお一人 ) が後半戦でものした奏音ですが、そんな音をちょっと加えつつ。

ジャズの音を耳で拾いながら個人的に深く愉しむ、そんな快感を知ると、益々

ジャズに嵌まるのでした。

 

3曲目 「 想いはあなたのみ 」

直訳すると、私はあなたについて考えた ( ← 中学生 レベル ) 。

旅先で、車窓から何を眺めるにつけあなたのことを想った・・・という

感傷的なラヴソングなので、もちろん歌詞があります。歌唱バージョンでお聴きに

なるなら、やっぱりビリー・ホリデイ版をオススメします、グーッと沁みる!

ボン、ボンと本当に心地の良いベースにのって、テナーサックスがバラードを

歌っておりました。

 

4曲目 「 愛がすべて 」

何度目かのこの曲ですが、今回はソプラノサックスで。

 

  僕は出来もしないことを君に約束はできない

  派手なものを買う余裕もない

  ダイヤの指輪や真珠の首飾りも買ってあげられない

  だけど 僕の愛はすべて君のために捧げる

  僕の命のある限り

 

このような歌詞がある、なんとも素敵な曲なのでした。

この曲、想いの丈を伝える人生の一大事の時の B.G.M. にどうかしら?

 

5曲目 「 エクィノックス 」

EQUINOX とは、昼と夜が半々になる日 = つまり、秋分の日 のこと。

にほんの歳時記的な柔らかさ、穏やかさ、は全く無し。暗い寂しさ、哀しみ

に充ち満ちた、いやもう圧巻の素晴らしいラスト演奏だったと思います。

先述の J.コルトレーンは、さらに低いキーでやっているので、寂しさマックス

ですが、今回はそれより少し高いキーで敢えて演奏した大関・小林コンビ。

高音が叫んでいるかのよう。大きな、でも流れの速い音の放流に心が持って

いかれるがごとき。熱い演奏に、みなさまの拍手も一際でした!

ベースの前奏からして超低音がブン、ブンッ、不穏でカッコ良くて、小林さんの

それは豊かなテクニックによってさまざまな奏法による音・音・音の見事なこと!

冴えた月夜に吠え掛かるようなテナーサックスの渋い音!

ああー、本当に良かったです。

 

6曲目 「 バラ色の人生 」

なんともありがといことに、アンコールの拍手をいただけました。

小林・大関の小ジャレと、感謝を込めてのこの曲。

ソプラノサックスのソロで、ルイ・アームストロングの歌でお馴染みの

ラヴィエン ローズ、いかがでしたでしょうか?

 

 

以上の6曲目でした。

生の演奏、生の音。

これからも、直に感じていただくこと、そして形のないその感動を持ち帰って

いただけることを目指して精進してまいります。

次回は、冬の足音が聞こえ始める11月15日 ( 月 ) です。

みなさまのご参加を、一同心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋は 珈琲がおいしい!

本日、「 珈琲焙煎 棒っこ 」 より、秋の初めの珈琲豆が納品されました!

” 頑固だけど 心やさしい、元鉄道員のおじいさん ”  をイメージしたという

棒っこさんの人気ブレンド 『 Robert ロベルト 』 登場。

後味はビターチョコレート!ですよ。今回、よりしっかり目の焙煎具合

だそうで、ロベルト氏の頑固さとやさしさがより一層味わえそうです。

秋は空気が澄み、気温も落ち着き、珈琲がことのほか美味しさを増す季節、

売り切れ必至のロベルトブレンド、どうぞ ( お早めに ) 楽しんでみて

ください!

 

 

珈琲焙煎 棒っこ オリジナルブレンド 『 Robert ロベルト 』

100g / 700円

 

厚みのあるレストラン用の上等白磁のマグカップ

冷めにくいです、スープ用にもオススメ

1280円

 

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野生の植物

 

我が家のワイルドガーデンには、いろいろな植物が生え放題伸び放題で

わさわさと共生しています。逞しく、また矯正されていない純正のその個性

には、眺めていると笑えてくるんです。見事!って。

顔ぶれも毎年変化があります。

この2年程で蕗が勢力を伸ばしてきているし、

20年くらい大変な繁栄栄華を誇っていたアップルミント帝国の勢いが

今年はなぜか陰り、領地が三分の二くらいになってました。ナゾです。

シシリー・メアリー・バーガーの 『 フラワーフェアリーズ 』 という美しい

野の花の本 ( さえちゃんアリガトウ! ) でその名を知ることが出来た

私のお気に入りの ” 犬ほうずき (  ↑ 本日の見出し画像です ) ” 、

今年は、夏に雨が少なかったので水不足のせいなのか、葉っぱがすかすかの

穴あき状態で、繁り方も弱いんです。

例年よりもイヌムギがぼうぼうと生えて、夏が終わった今は枯れて麦わら色

になって風に吹かれている風景は、ワビサビを通り越してかなり荒れた印象

なので、9月に入って、夏疲れから完全復活した私は、息子を送り出した

朝8時15分から、この淋しい枯れたイヌムギをむしっております。

 ” 草むしり ”、母や祖母はそのように言っていましたが、むしるっていうのは

掴んで引っこ抜くという行為のこと、なるほどまさに。

根元まで手を伸ばして、ぐっと引っ張ると、根っこごと抜けてくるのです。

その瞬間の何とも言えない小さな快感・・・ゴボッという手応えと微かな

土の匂い・・・が新鮮で、次から次へとイヌムギ抜きに手が止まらなくなる

んです。そして、たまってきたその枯れイヌムギ、麦わらのいい匂いもします、

をまとめてどんどん集めるのでした。

そのまま雪が降るにまかせると、来年の土の栄養になるらしいからね、放置。

 

朝、草、土、光、匂い。

ガーデニングが好きな方、長年植物と仲良し生活を送っていらっしゃる方に

おかれましては、へっ?ハッ?てなくらいの、この ” 草むしり ” という作業

なのですが、いままで全くの無頓着だった私にとりましては、大変化!!

革命的ともいえるくらいです。

ワイルドガーデンなどと書きましたが、我が家に庭はないんです。

玄関の右と左、そして家の周りの細い細いパンの耳のごとき土の部分がある

だけなのですが、小さな革命には充分です。

野性味を残しながら、ゆくゆくは何か・・・小さな野菜とか、ハーブ、できれば

実のなる小さな木なんぞも植えていきたいな。

そして、眺めながら、季節の中でお日様にあたりながら珈琲を飲みたいな。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

秋からのお楽しみは何ですか?

おうちでの夏野菜の収穫もそろそろおしまいの頃でしょうか?

お日様タップリ、無農薬の自家製ならではの野菜はそれは贅沢ですね。

保存食づくり、日々の食卓、食欲の秋は、おいしい忙しさに満ちている!

そんなパワフルな野菜料理に添えて、滋養豊富なグラハムパンはいかがでしょう。

「 他にはないクセになるおいしさ! 」 と、ご愛顧いただいております。

明日も、こんがり焼けた丸いパンを山盛りにご用意して、

ご来店お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

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秋のジャズライブのご案内

 

夏の名残もそろそろお仕舞いのようです。

昼間と夜の時間が同じになる秋分の日が9月23日、

この日を境目に、これから徐々に日暮れの時間が早まっていくのですね。

空気と風の感触が、新しい秋の到来を伝えています。

さあ、秋!

パスキューアイランドの秋は、ジャズライブから始まります。

さっそくご案内申し上げます。

 

 

   秋のジャズライブのご案内

 

日時    2021年9月20日 ( 月・祝 )

 

      開場 : 7:30pm ~

      開演 : 8:00pm ~

 

      テナーサックス  大関 智也

      ベース      小林 浩樹

     ( 約50分程の演奏時間です )

 

参加費   1500円 ( ワイン、リンゴジュース、お茶付き )

 

場所    パスキューアイランド ( 当店です )

      札幌市中央区大通西17丁目1-3太田ビル1F

      tel / 011-215-9331

 

落ち着いた初秋の宵に、生演奏のジャズを聴く。

小一時間の非日常を、是非味わってみてください。

予想外の何かを感じていただけると思います。

 

一同、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

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ブドー酒の日々

 

 

 『 ブドー酒の日々 』

 

ブドー酒はねむる。

ねむりにねむる。

 

一千日がきて去って、

朱夏もまたきて去るけれども、

 

ブドー酒はねむる。

壜のなかに日のかたち、

 

年のなかに自分の時代、

もちこたえてねむる。

 

何のためでもなく、

ローソクとわずかな

 

われらの日々の食事のためだ。

ハイホー

 

ブドー酒はねむる。

われらはただ一本の空壜をのこすだけ。

 

        長田 弘 「 食卓一期一会 」 より 

 

 

 

『 食卓一期一会 』 は、詩集です。

66の全篇すべて食べ物のうたなのです。

久しぶりにページを繰りました。

そして、少なからず驚きました。なぜなら、自分の思考、心のありようが

どんなにざわついて空中に漂って迷子になっていたかがわかり、

その乖離振りに気付いていなかったことに気付かされたから。

去年、そして今年を過ごし ( 生きていて )、今日この詩集を開きました。

我ら庶民の生きる糧、生活の血液が、何にも変わらずに、どくんどくんと

脈打ちながら循環していました。

これからどんな時代になっていくのだろう、

そんな心配に心を占領させてならじ。

毎日は毎時間は毎分は毎秒は、全て一生に一度。

毎日の食事もしかり。

自分の食べ物を、大切にしよう。心を占領させるのなら、生活への愛情で。

料理して、熱々のひと皿を、食卓へ。

さあ、帰りには、ブドー酒を一壜買わなくちゃ!

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

秋はブドー酒がさらに美味しく ( ボージョレーヌーヴォの予約も始まり・・・)

なる気がする季節デス!パンとブドー酒、バタかチーズ、温かなひと皿があれば

最高の一食ですよね。

明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、ご来店お待ちしております!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

葡萄柄のお皿

1980yen

 

 

 

 

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BOOK TIME

 

本が好き。

どうして好きなのかなぁ?

 

本が好きな人は、そんなことを考えるのも好きなのです。

 

どうして私はこんなに本が好きなのかしら?

どうして私はこの本が好きなのかな?

いつから好きなのかしら?

最初に出会った 「 コレ好き! 」 って思った本はなんだったかな?

今に至る ” 私 ” をつくった本を〇冊挙げてっていうお題だったら、私は・・・?

 

このようなことをあれこれ考え思い巡らせ始めると、もう止まりません。

本、そして自分の人生においての本との特別な関係についての考察、それ自体が

本を読むことと同等といってもよい程の悦楽なのです ( 変態? )。

月刊雑誌などの 「 本・読書の特集号 」 は、どーれどれっ! とばかりに必ず手に

とり、熱心に立ち読みし、内容によってはそのままキャッシャーへと進みますし、

本好きの相手との本談義もそりゃ結構ですし、本屋という単語、図書館という

表記、古書店という単語は、もはやまじない言葉とも言えるほどの精神の安定に

即効性を持ち得る・・・・・

 

と、多かれ少なかれだいたいもって似たもの同士である ( ハズ ) の本好きの代表

として、シミー書房の新明史子氏が、「 自分の好きな作品を紹介する本 」という

新作を上梓されました。

タイトルもズバリ、 『 BOOK TIME 』。

新明さんの人生と本について、特選5タイトルを紹介しながらのお話しは、しみじみ

と染みわたるような味わい。

その文章は平明であり、明朗さと清潔さに満ちています。

 

人生を変えた本の力の途方もなさについて、

容赦なく読み手に不意打ちを仕掛けてくる本の容赦なさについて、

原作小説と映画化作品について、

様々な名もなき人々の人生が世界を繋げ広げていることについて、

そして、自分の言葉を得るということについて。

 

” 本がものすごーく好きでたまらない ・新明史子編 ”。

『 BOOK TIME 』 は、” 本がものすごーく好きでたまらない・自分編 ” を書きたく

( 妄想したく ) なる、素敵なきっかけ本であり、

それはそれは上等なサンプル本でもあるのでした。

 

今私は、J.R.R. トールキンの 『 指輪物語 』 を再読中 ( 2回目 ・・・ちなみに新明

さんは再読5回!とおっしゃってたような・・・ )で、物語の三分の二は、厳しく

険しく辛い旅の道程なのですが、行き詰まるたび窮状を抜け、前へと進む力を与えて

くれるエルフ族の 「 レンバス Lembas 」 という旅行用食料が仲間達を助けます。

それは、薄焼き菓子で、一枚食べるだけで一日たっぷり歩けるほど活力がつき、

走りながら食べることも出来るほど扱いやすく、非常に美味、、、というものです。

ふと気がつきました、

シミー書房発行の本は、わたしにとって、レンバス・・・・・。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

秋からはますますBOOK TIME が楽しみですね。

読んできた本、今読んでいる本、これから読みたい本について、

本が好きな人同士でおしゃべりしましょう!

パンと珈琲も用意してね。

明日も、こんがり焼けたパンを山盛りにして、ご来店お待ちしております!

 

本のエッセイ BOOK TIME / 2021年 8月 26日

文・新明 史子

絵・岡部 亮

発行・シミー書房

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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