秋には秋の

 

 

かんかんベーカリーのグラハム粉のパンは、グラハム粉が60%入ってます。

「 グラハム粉 」 とは、普通の小麦粉と同じ細かさに挽いた胚乳と、通常は捨てられる

表皮と胚芽を粗挽きにしたものを、両方を混ぜ合わせた小麦粉のことで、19世紀に、

菜食主義のシルベスター・グラハム牧師が、風味や栄養素を損なうことなく摂ることが

できるようにと考案したそうです。

ちなみに、ベーカリーに並ぶハード系のパンで、 ” グラハム粉入り ”  の表示のあるもの

は、多くて10% か 20% くらいの配合率がほとんでらしいです。それでも小麦らし

い風味が感じられますよね。なので、60%入りって、破格の配合率かも。

食べた方からよく 「 なんだかクセになるのよねー 」 「 一度食べたら忘れ難し 」 などと

褒められるのは、そのあたりに要因がありそうです。

味と風味と滋養のかたまり、ということでしょうか。

全粒粉と成分的には同じなのですが、グラハム粉のほうがより粗挽きなので、

焼きあがったパンは、色が濃いことに加えて、粗挽きならではのつぶつぶザラザラ

特徴です。

 

さて、そんなかんかんベーカリーのグラハム粉のパン、

秋は、スライスして、軽く焼いて食べてみましょうか。

カリッと焼けたグラハム粉の何とも言えぬ香ばしい匂いがキッチンいっぱいに。

ちょっと甘さも混じったその香ばしさをまずは楽しんで、お次はその焦げ目の

上にバターです。

バターを削って乗っける感じ。

その時点でかぶりつく、もう最高ですー!

でも、秋なので、秋らしい何かをさらに乗せたい。

私はですねえ、先日、袋にたっぷり入った特売シイタケ ( 大きさいろいろ、

ハネ品入り )で、きのこソテーを作っったので、グラハムバタートーストの上に

たっぷりと乗せました。粗挽きのざくっとしたパン生地に、最初のバター、

さらに加わったしいたけの旨味の汁がしみ込んで、得も言われぬ美味さでしたヨ!!

夜だと、「 これはもうワインですよね・・・! 」 となることでしょう。

あと、夏にはスライスしたそのままの輪切りを乗せていたきゅうりですが、

秋は、軽く塩もみして、細く切った生姜もほんの少し混ぜて、その塩もみきゅうり

をぎゅっと絞ってこんもりと乗せるんです。

ほんのりと生姜が効いた秋のきゅうりブルスケッタもいけます!

 

ああ、書いていたらおなかがすいてきました。

明日は金曜日、パスキューアイランド・パン販売の日です。

みなさまのオリジナルの秋の味覚で、いろいろぜひ楽しんでみてください。

こんがりきつね色に焼き上げたグラハム粉の丸パンを山盛りにして、

明日もご来店お待ちしております!

 

 

カンカンベーカリー謹製 グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

秋のおしゃれに、ベーシックなベレー帽はいかがでしょう。

ベーシックですが、ベテランの職人技の型紙と縫製の、大人のための逸品です。

小滝玲子作 ベレー帽

6800yen

 

 

 

 

 

 

 

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