毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
2022 年ごあいさつ
2022年が終わろうとしています。
一年の終わりに、
この一年を振り返り、思いを巡らせ、ざっと整理し、
おおまかにでも把握してから
納得して新年を迎えようとする思考の流れは、
まさに、残り3日ならではのとっておき。
スペシャルな ” あと3日 ” と捉えての、スペシャルな行いでありましょう。
さて、お題。
『 2022年は、私にとって 〇〇〇 ・・・ 』
では、私から。
なんとも充実していた一年だったと思います。
「 働いたーっ!!!! 」 ってバンザイできます。うん。
息子が高校生になったことで、いままでの生活の流れがこれほどまで
影響を受けるとは想定外でした。
朝は2時間早く起き ( 部活の朝練習のため出発が6時少々になり・・・ )
夜は2時間遅く寝て ( 部活の夜練習のため帰宅が10時頃になり・・・ )
一週間毎日ではないのですが、三日はあるんでした。
寝不足が及ぼす影響が如実に。
おかげさまで、今までの自分の生活への意識を見直し、策を考え、工夫を
迫られ、なんとまあ充実しきったこの春以降の日々だったでしょうか!
子育て時代の最後の三年間だと思って、一日一日を惜しむような気持ちであります。
あとは、ただただ物理的な時間のやりくり問題ですねー、うん。
そして、ここパスキューアイランドでの充実感。
記録的な大雪だった真冬から、
花々のゴールデンウィーク、
夏至から晩夏までの爽やかな夕暮れ時、
徐々に日暮れが早くなってきて、
風が冷たくなってきて、紅葉、
すぐそこの冬を前にシミー書房の素晴らしい個展があって、
街路樹の銀杏がみごとな黄色の紅葉で、
そして、雪が降って、冷え込んで、緩んで、
あと三日。
季節の移り変わりをこころから愉しみながら、
毎日ここ大通17丁目の店を訪れてくださるみなさまと
ひととき笑顔をかわし、
ちょっとした語らいと、
選ばれた品々をやりとりさせていただくこのような充実感は、
何年やっていてもまったく変わりなく私を奮い立たせてくれます。
これが、私の中心なのだ、と今年改めて感じていました。
みなさまは、このお題の 〇〇〇 にどんな文字をあてはめるのかな?
凸凹ありでも、△印でも、♡印でも、
一日いちにちを満足して過ごしていきたいですね。
毎日が続いて人生になる、ですものね。
2022年、
私の充実の毎日を作ってくれた、
パスキューアイランドを愛してくださるみなさまに
感謝、そして感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
2023年も
変わらぬご愛顧を、
どうぞよろしくお願いいたします。
新年は、1月4日 ( 水 )より、
こころ新たに、
みなさまのご来店をお待ちしております!
みなさま、良いお年をお迎えください。
パスキューアイランド
店主 大関 眞代
ゆきのひの
12月のはじめころ、
友人から届いたポストカードは、
ディック・ブルーナの 『 ゆきのひの うさこちゃん 』 でした。
おおー 懐かしのうさこちゃん!!
息子がまだまだ小さかったとき、1冊また1冊と買っていきました。
そして繰り返し、繰り返し、せがまれるままに読んでやった福音館のこの
うさこちゃんシリーズでした。
とても久しぶりに絵本の本棚の片隅にぎゅっと並んだ 165mm x 165mm の
小さな絵本たちを取りだしてみたのです。
表紙が取れそうなほどのものもあるし、食べ物か飲み物か?どの1冊にも
なんらかのシミがついているページがある。。
めくりすぎのせいで紙は皺っぽく、表紙の四つ角みんなつぶれてる。
そして、このシリーズには、表紙を開けてタイトルのページの前に、なまえを
書くところが用意されていて、『 ゆきのひの うさこちゃん 』 には、
なまえ 2008.12. おおぜき ちから
と、私の書き込みがありました。
2歳になったばかり。
はぁ・・光陰矢のごとし。
雪の季節のはじまりにいただいたこのポストカードの裏面 ( 宛名とお便り文を書
く面 )の縁には、 illustration Dick Bruna © copyright Mercis bv, 1963
と印刷されていて、ゆきのひの窓辺のうさこちゃん、1963 年に描かれたのかしら。
そうだとしたら、わたしと同い年なのですね。
ディック・ブルーナが遺した、世界中の子ども達へのメッセージは、
独創的で愛に満ちた小さな絵本という形で、時代を超えてますます美しいデザイン
アートで、語りかけ続けます。
この世界は素晴らしいよ、ようこそ! と。
ゆきのひの窓辺のうさこちゃんとの久しぶりの再会。
子どもの絵本時代のぬくもりも久しぶりに思い出しました。
パスキューアイランドの年末年始は、
2022年は、12月28日 ( 水 ) まで
2023年は、 1月 4日 ( 水 ) より
営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
そして、
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
今年の営業日最後のパンの日です。
年末年始、すこしゆっくりと過ごせるお休みに、絵本を開いてみるのは
いかがでしょう。こどものための最高のアートワークは、元こどものこころをも
癒やし満たしてくれるでしょう。
絵本とパンと温かな飲み物とともに、部屋のすみへ。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
ずれてる私
数日前から左上の奥歯が疼くのでした。
ズキンズキンするという程ではなくて、ちょっと堅めの・・・牛蒡とかレンコン
なんかを噛むときの圧がかかると、ズッキーンと痛くてよく噛めない。
恐る恐るの食事は楽しくなくて、よく 「 入れ歯が合わない 」 とか聞くけれど、
もしかしたらそういう状態って、こういうこと?
そりゃ美味しさも楽しさもイマイチですよねーと、入れ歯問題の一端が理解でき
たようなつもりになりました ( あくまで ” つもり ” ですけれど )。
治療済みの奥歯なのでしたが、一体どうしたことでしょう???
歯の深い部分に何か不具合が・・・?
もしかしたら抜歯することになるとか・・・?
そして最悪、入れ歯になっちゃうとか・・・?
オーマイガーッ!!
夫にも、いかに今難儀してご飯を食べているかを切々と訴え、ため息嘆き。
どんどん下に転がる雪玉のごとき悪の想像力にハッと我に返り、かかりつけのご近所
歯医者さんへ、緊急予約をいれまして、今朝行ってきたのでした。
9:15am から、と思い込んで勇んで行ったのに、
予約時間は 9:30am から、でした。
先生は、私の電話で 「 右上の奥歯 」 ってことだったので、カルテを調べていろいろな
可能性を考えて心づもりしていてくださったのに、実際に口を開けて大関さんの説明を
聞くと、「 左上の奥歯 」 でした。
CT スキャンを撮り、見てみても、
「 大関さーん、お口を開けてくださーい、ハイ響きますかー? 」
木槌のような道具でコンコン、
「 いいえ。」
「 はーい、では次ここはどうですかー?響きますかー? 」
「 ハイ響きますー 」
ふーむふむふむ、問題ないね、
左上の奥歯にはなんの異変もなんの異常もありませんでした。
「 大関さん、これたぶん ” くいしばり ” のせいだと思うよ、うん。 」
「 は? ” くいしばり ” ってナンですか??? 」
「 要は ” 歯ぎしり ” ですね。寝ている間とか、起きているときでも、奥歯を
ギリッとくいしばっているんです。 」
「 私はその ” くいしばり ” をやっている? ホントに?! 」
「 ① 疲れ、② 寝不足、③ ストレス、④ 悩みなど によって起きるんです。 」
「 放置していても自然と治ります。2時間おきくらいで歯ぎしりチェックしてね。 」
ということで診察終了、ちゃんちゃん!
ふーむなるほど。
だとしたら、私の該当要素は ①と② 、そして③ だね。
息子のお弁当係としての負荷、そして4時半起きの寝不足、寝坊してはならじの
プレッシャー・・・・ふーむ
くいしばっている自覚はまるでないのでしたが、疲れ & 寝不足 & ストレス って
普段を知らない人に指摘されたことによって、 「 やっぱそうですよねー、私、疲れ
ていたんですねー 」 と、公式にする認可を得たような。
右ならず左
( 左のつもりで右って言っていただなんて、わけわからん )
9:15am ならず 9:30am
( カレンダーには9:30~って書き込んでいた )、
入れ歯ならず 左奥歯に問題なし
( 安堵、そして気抜け )
思い込みの強さって、ズレたときにはほんと滑稽で、頭の中ポッカーンとなる。
急に寒くなって、頭の中だけでなく、体もズレてしまっていないか、ちょっと要注意
って思った今朝でありました。
みなさまもご自愛ください!!
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
美味しい食事には、歯の管理も大切なのでした。
寝不足もいけません。
ハイ、気をつけます。
明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
マテリアル、テクスチャー、そしてテイスト
暮らしの空間には、本当にたくさんのものがあります。
必需品や道具、嗜好品、建造物としての構成材、などなど一体どれほどの種類
の物質、材料、素材 とともに生活しているのでしょうか。
それぞれが独自の手触りとか感触とか質感・色調を有していて、その集合体として
住空間が出来上がっていて、住人の趣味や好みを醸しているわけです。
住人である人間族の発するエネルギーを受け止め受け容れ、住人の目的に向かって
働き、住人の気分によっては、ときに慰めてくれ、ときに和ませてくれ、常にお互い
に交流し合って暮らしを成り立たせてくれている物言わぬ空間構成員達・・・。
なのでやっぱりできるだけ大切に丁寧に敬意を持って接するのが大事なのでしょう。
そうすると、生きているわけでもないモノ達のはずなのですが、なんとなーく、
本当になんとなーくなのですが確かに彼らからのこちらへの返信の感覚がある。
それは 「 OK!うん。」 かな? 「 ハイハイッ~ 」 かな?
それとも 「 わかっているよ。 」 「 うれしいな。 」 かもね。
不思議なことですけれど、でもホントに感じる。
波長の合う両思いと思えるものたちと、心地よく共同生活を営んでいきたいな。
そう思いますねぇ。
オリーブの木のボウル
1910yen
内径 8cm ほどの大きさです。オリーブの木の個性のある木目と、成木まで100年
といわれるオリーブの密度のある質感、そして経年変化が楽しめる木製品ならでは
の魅力ある存在感・・・ぬくもりの日用品。贈りものにいいですよ。
日々の布
シロップや調味料、ワインなど、壜から注ぐときに垂れたらさっと壜を拭くときの
クロスは、お気に入りでちょっと素敵なクロスがいいなあ・・・と思います。
お客さまをするときは勿論ですが、家族のとき、自分だけのときだって、いいえ
よそさまが見ていないときこそ、気分が上々になるようないいクロスを使いたい。
グラスを拭きあげ、磨くときにも、好きだなって思うクロスでキュッキュとね。
使っていくと馴染んできて、洗っていくと柔らかくなってきて、ますます好きに
なっていくようなクロスです。
シミがついたってよいのです。だってそれは暮らしの足跡、
「 楽しかった 」 「 美味しかった 」 の証拠ですものね。
シミがついて、洗って干して乾かすと、少しシミは薄まっていて、そしてまた
ガシガシと拭く。
そのように愛用していくと、元々の色合いも変化して、繊維も細くなり、すり
切れてきたりもしますね、そうすると、次は台ふきん、窓ふき用になり、床拭き
になり、最後はカットして油用ウェスとなって。
縁の下の力持ち的な脇役の日用品にこだわっていくと、暮らしがじわりと、でも
確実にイイ感じに充実していくような気がします。
おしゃれは靴とベルト。着物は帯。そして暮らしはクロス。
なーんてネ!
みなさまどう思われますか?
ディッシュクロス
990yen
麻58% 綿42% / 33 x 43cm
ベージュにライン入りの落ち着いた色調の上質クロスです。
原産国のリトアニアは、バルト海に面した小さな国で、リネン織りの文化の
長い歴史があります。ランチョンマットにもいいですよ。
グラスや美味しい飲み物とともに、こんなクロスを添えて贈りたいな。
明かり
私、ほの暗さを愛しているんです。
家で一人で夕暮れ時を迎えられる時は、もうぎりぎりまでとっぷりと暮れ切るまで
明かりを点けずに、暗闇が降りてくるにまかせます。
冬は、冬至にむかって日暮れ時間が早くなり、4時をまわるとこの日没ショーが
始まりますが、春夏秋冬それぞれの時間帯でのこのショーを、光の質の違いなども
味わいながらしみじみと感じ入り眺め居りますと、どの季節においても、
晴れていても曇っていても、雨降り雪降りだって、薄暗さから真っ暗までの墨絵
のようなグラデーションが、本当に精妙で素晴らしく感動します。
室内の限られた空間ではありますが、自然からの ” モノ ” ではない・・・そうです
ねぇ、” 感覚 ” への贈りもの、という捉え方もできるでしょうか。
そんな形のない贈りものを充分に味わってから、ソファの横のフロアライトの
紐スイッチをカチンと引っ張ります。
たまに、暮れ切る前にこの照明を点けることもあります。
進行する曖昧な暗さと、オレンジ色の柔らかな明かりが融け合って、何とも言えない
静かさと温かさに満たされます。
明かりの光源は、柔らかな光が落ちていて少しは明るいけれど、
そんな光源から離れていくに従って、だんだんに暗くなって、空間の闇に溶け
て、在るものの輪郭が掠れているような。
暗さと、温かな照明と。
ほの暗い室内に、オレンジ色の光のもたらす柔らかな明るさは、気持ちをとても
豊かに、そして静かにしてくれるのです。
間接照明、いいものですよ。
小さな照明ひとつが、空間の印象を劇的に変化させます。
ぜひ試してみてほしいです。
日暮れ時の窓辺に、深夜のベッドサイドに、リヴィングルームの壁に。
ほの暗さ愛好家にきっとなってしまうと思うな。
パスキューアイランド オリジナルミニライト
3500yen ~
電球のガラス + ソケットの磁器 + 真鍮 3つの素材の組み合わせが
クラシカルで美しい照明器具です。
贈りものにもオススメします!
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
夕暮れ時が始まったなら、お気に入りの音楽をかけて、ワインをグラスに
注いで、パンを数切れに何かをのっけて、と。
日没ショーを楽しみたい。小さな明かりとともに・・・。
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
ジャムジャー
かれこれ30数年前、
当時のパスキューアイランドで取り扱っていた同品を、当時の私は購入し 、
実家暮らし → 一人暮らし → 結婚して → 今現在 に至るまで、それらをずーーっと
使い続けております、『 ジャムジャー 』。
残ったお総菜、めんつゆ、豆腐半丁、カレールー、カットしたブロッコリー等を入れて
冷蔵庫へ。
塩とか砂糖とか、乾燥豆とか、片栗粉とか、ティーバッグとか、コンソメキューブとか、
を入れてキッチンの所定の場所へ。
ペンとか、ホッチキスとか、ハサミとか、カッターとか、耳かき棒とか、綿棒なそを
入れて、机や棚の所定の場所へ。
飲み物、デザートの ( 30数年前当時、Lee.Bailey の超素敵なテーブルセッティング &
レシピの写真集で、このジャムジャーをグラスとして使っていた・・・ ) 器として。
なんて丈夫なのでしょうか!
なんて役立つ容器なのでしょうか!
厚いプレスガラス製の本体に、ポリプロピレンの蓋。
めちゃシンプル。
そして、スタッキング ( 重ね置き ) できるのも魅力です。
さすがに蓋 ( 30数年前当時のカラーは赤でした ) はペコペコになっていたのです
が、蓋だけの別売りもあるので、買い換えました。
当時の輸入元、仕入れ先とは違いますが、おととしからまた取り扱うことができるよう
になり、今日このように推し活動しております。
毎日毎日、我が家の何かしらの食材を黙って受け入れて働いてくれている、
フランス生まれの 『 ジャムジャー 』。
地味で目立たないヤツなんだけれど、いなくなったら困る悲しい、長い間の友人。
と、そんな暮らしの道具は、さり気ない贈り物にぴったりです。
中に、何か・・・相手が喜ぶ何か・・・を入れて贈るのもいいかもね!
ジャムジャー・ホワイトキャップ S/300ml 690yen
M/420ml 720yen
替え蓋S・M ともに 300yen
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
そういえば、このジャムジャーに、ジャムが入っていたことって
なかったなあ。ジャムを手作りする人は、ぜひ入れてみてください!
テーブルにて、きっとかわいくてステキだわぁ!
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店
をお待ちしております!!
雪、降りましたね、足元にどうぞお気を付けて・・・
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
イラストポストカードの福田元美さんから、「 プールの匂い 」が届きましたヨ。
ファンのみなさま、お待たせしました。
身辺雑記おもしろく、今月号にはカレンダーのオマケ付き!
ポストカードお買い上げの際に、お渡ししています。
無くなり次第終了です。