毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
新年度
3月になると、そろそろダイアリー手帳を買いに行かなくちゃ!って思うのです。
Rollbahn ロルバーン という手帳シリーズのA5サイズの4月はじまりを使うよう
になって4年目です。
2020年、コロナ騒動が始まって、学校の一斉臨時休校が長引いて、暇をもて
あました息子 ( 当時中学校1年から2年へ・・の春でしたっけ・・・ ) と共に
一応進級の必要品を買うために行った大丸藤井セントラル2Fにずらりと並んでいた
のが新年度・4月はじまりの手帳類でした。
それまで特に決まった手帳ブランドはなし、毎年バラバラで、手帳自体あってもなく
てもそんなに困らないのよね実は・・・つまり手帳要らずの生活だったのです。
ところが、その日は、時間にゆとりがあったせいか、品揃えが豊富だったせいか、
気がつくとあれこれ手にとって見比べて、手帳の世界に引き込まれていたようです。
たくさんの種類の中に、柔らかいピンク色の無地のハードカバー表紙に紺色のゴム
付きのものがあり、ふーむ、たまにはピンクもいいじゃない!!
ってことで選んでみた ( 手帳生活への挑戦 ) のがロルバーン初めでしたっけ。
ロルバーンの特徴は、大容量のフリーのページですね。
見開きおよびマンスリーのスケジュールカレンダーと透明ポケットファイルでもって
ボリューミーなフリーページをサンドイッチにしている感じ。
1年目、2年目は、たっぷりのフリーページを使いこなせずに三分の二は手つかずで
終わっていましたが、3年目になり意識してどんどん書き込むようにして、それでも
四分の一は余ってしまった。
さて、4年目の今年度からはどうでしょうか。
新しく選んだのは、ウサギの表紙です。
今年はうさぎ年だし、私は年女だし、一目で気に入り決定でした。
ペンもいつものペンテルVcorn のブルーインクをリングコイルに差しまして、
日々のやることリスト、ネットで調べたレシピのいろいろ、欲しいモノ、やりたいこと、
商品企画の計画イラストなどなど、今年度こそ100% 使いこなし使い切りたい、
そして、一年後には、表紙の角がちょっと擦れて、透明ポケットもパンパンになって
月々のカレンダーは書き込みが一杯、
フリーページが足りないよ~~ってな具合の、充実の一冊、充実の一年間の記録
に仕上げたいものです。
私の一年間のパートナー、どうぞよろしく!
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
忙しい年度末から新年度にかけて、天候も不安定だし、体調を崩してしまわぬよう
日々自分を労らなくては。
ごはんだけは、一日一回だけでもいいから心ゆくまでゆっくりと楽しく摂りたいもの
ですよね。よく噛んで、良く笑って、ね。
明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
エンパイア オブ ライト / EMPIRE OF LIGHT
シアターキノにて。
オープニング5分間ほどの映像にこころを持っていかれます。
息をのむ素晴らしさ!
溜息がもれる映像美!
1981年、イギリスの海辺の静かな観光地・マーゲイトという街の、夢のような
豪華な映画館、エンパイア劇場。
まだ薄暗い冬の朝、地味なオーバーコートの中年女性が、劇場の中央ドアの鍵を
開けて中に入っていく。そして、要所要所にて電灯のスイッチを入れていく。
眠っていた建物全体が、明かりと共に目覚めていくかのように、そのゴージャスで
壮麗な様式美が立ち上がるのです。
アールデコ建築の、それは奇跡のようなオリジナルなのです。
フロアに敷かれたレッドカーペット、技巧を凝らした彫刻の装飾品、ランプシェード、
階段の手摺りの真鍮の装飾、上映館内の高い高い天井、緩やかにカーブして弧を描く
ように整然と並んでいるブルーのベルベット張りのシート、赤の緞帳、ゆったりと
両腕を広げているかのような大スクリーン・・・・・。
さらに上映中の作品は、従業員が劇場の外壁に、そのタイトルの一つ一つの英文字版
を組んでセットして告知する!
1981年という時代設定からすると、エッ?!と感じてしまいます。
あり得ないくらい典雅で古風、1981年には私も映画館に通っていたのですが、
日本の映画館はたぶんどこもポスターはバンバン貼って、手描きの大看板は激減
していって、自動販売機が乱立し始めていて、猥雑さとサブカルチャーと斜陽の
ムードが入り交じった施設になっていたと思います。
いくら伝統を重んじる英国とはいえ、ちょっと時代が・・・と思いますが、
そここそに、サム・メンデスが込めた思いの丈が表現されているとも思うのです。
『 エンパイア オブ ライト 』 は、主人公ヒラリーの人生が、闇から光の方へと
変化していくプロセスを、そして諦めかけていた夢に再挑戦する黒人青年スティ
ーブンの純粋と困難をとても繊細に描いていますが、ヒラリーはエンパイア劇場
のマネージャー ( 劇場の鍵を開け、明かりを点けていった彼女 ) で、スティー
ブンはエンパイア劇場の新人アルバイター、二人の人生が交差し、揺さぶられ、
生きる希望を取り戻していく物語の、そのための舞台が土壌が、エンパイアー劇場
であり、養分の源が映画であったこと。
辛い時悲しい時、映画館で映画を観ている間だけは、全てを忘れて空想力を思い
っきり働かせて夢の中に逃げ込めるだろう?
そして笑って泣いて驚いて、観終わった時には、きっと軽くなっているだろう?
それが大事なことなんだ。困難なときこそ、仲間、音楽、そして映画館がいつも
そばにいてくれる・・・・・
コロナ渦のロックダウンで、映画館が次々と閉鎖され、映画を観ることも制作する
こともできなくなってしまった時期に、改めて映画への愛と尊敬を確認したサム・
メンデス監督が、栄華の絶頂時代の ” EMPIRE OF LIGHT ( 光の帝国=映画の別名 )"
から名付けられた映画劇場を舞台に、真心を込めています。
ヒラリー役オリヴィア・コールマン、スティーブン役マイケル・ウォード、ともに
素晴らしい演技。そして見事な映像。
映画ファンのための必見の一本だと思います。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
観たい映画目白押し~~の春です。感想文がんばります、どうぞ読んでみて、
気になったなら観てみてください!
パンフレットやチラシを読み返しながら、コーヒーとともに、おいしいパンも
( 大きな劇場では、暗くなったらこっそりとパクつております・・へへへ )。
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
パンズ ラビリンス / Pan's Labyrinth
配給の契約が切れるため、最後に一週間の限定での劇場上映とのことで、
札幌は、本日16日に一回だけ。
行ってきましたシネマフロンティア、観てきました! 12:10pm ~
『 パンズ ラビリンス 』by ギレルモ・デル・トロ です。
約2時間半、この監督が超天才であることを、改めて確認。
痺れた。頭もこころも体もくらっくら~のへっとへととなって店に帰り着いた
のでした。デル・トロはスペイン人なのですね。
フランコ政権下、内戦、パルチザンの容赦ない掃討、そのための山の中の陸軍の
砦、指揮官の冷酷な大尉、大尉と再婚して妊娠中の母親、そしてその娘・11歳
のオフィーリア。
1944年のスペインですよ、内戦ですよ、命をかけて政権と戦うパルチザン達が
いかようの目に遭うか・・・そして過酷な運命にあっても人間の正義と尊厳を貫く
村人、医者、死んでゆくのです。
手に汗握るスリリング、思わず目をつぶり続けた残酷シーンに消耗し、
おとぎ話と現実の境目がまだない11歳のオフィーリアが、森の中で半獣神=パンに
導かれて迷宮=ラビリンスで出くわすめちゃめちゃ気持ち悪いクリーチャー達におの
のく連続なのに、最後には涙が止まらないという傑作ファンタジーでした。
幼い少女が主人公のファンタジーですが、完全に大人向け。かなりダーク。
この作品を観て初めて、2017年の 『 シェープ オブ ウォーター 』 納得です。
観終わって、店に飛んで帰って、という慌ただしさ、
そしてもう帰らなくてはなりません( ご飯当番 )。
外は雨模様ですが、明日からは晴れマークが連続ですね!
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
春になって、映画を連続して観ています。ぽつぽつとですが、ご紹介していきた
いと思っておりますので、どうぞ拙い感想文、読んでください。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
2023年春のジャズライブありがとうございました!
朝からの大荒れの天候が、徐々になだめられ、
暗くなるころには少し冷えてはいましたが、雨も風も大方は落ち着いて、
静かな春の夜となった昨日でした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
早朝便の羽田発の飛行機はやはり影響が出てしまい、新千歳空港に着陸でき
ずに戻ってしまったそうですね。東京からのご参加予定だった Akiko さまに
お会いできず本当に残念・・・次の機会も待ってます!!
昨夜のライブは、3月2日に89歳で亡くなったサックス奏者、作曲家、ウェイン・
ショーターに捧げられました。
「 ウェイン・ショーターが亡くなりましたね・・・。」
全世界のジャズファンの間で、演奏者の間で、このような一言が交わされ、悲しみと
喪失感を静かに分かち合い、思い出が語り合われたことでしょう。
ウェイン・ショーター、
モダンジャズの進化の歴史に偉大な足跡を残した最高のプレイヤーの間違いなく一人。
長いキャリアの中でも、1964年から69年の5年間のウェインが、私個人的には
最強で、素晴らしいと思う。マイルス・デイビスに引き抜かれ、クインテットに参加、
マイルス・デイビスの片腕と呼ばれ、新しいジャズへの挑戦がウェインによって叶え
られたこの時期に発表された 『 E.S.P. 』( '65 )『 MILS SMILES 』( '66 ) 『 SORCE-
-RER 』( '67 )『 NEFERTITI 』( '67 )、
さらに 『 MILES IN BERLIN 』( '64 )『 LIVE AT PLUGGED NICKEL 』( '65 )『 MILES
/DAVIS QUINTET EUROPEAN TOUR'67 』( '67 ) などのライブ盤は、アコースティッ
クジャズの究極であり、新しい感情と未知の音楽世界を溶け合わせる挑戦に満ちていて
独特の美しさがあります。私は人生の難局を、いくどもこの時期のウェインとマイルス
の音楽に救われてきました。ブルーノートレーベルでのソロ活動の盤は、長くなるので
日を改めて書きたいです。
昨夜のライブの演奏曲、ご紹介いたします。
・ALL THE THINGS YOU ARE
・ANGEL EYES
・AS TIME GOES BY
・WHEN I GROW TO OLD TO DREAM
・FOOT PRINTS
・INFANT EYES ( ENCORE )
以上のアンコール曲を含めた6曲でした。
一曲目「 オール ザ シングス ユー アー 」
1939年にミュージカル曲として作られたラブソング、スタンダード中の
スタンダードのひとつですね。太くて豊かなテナーサックスの最初のひと吹き
の一音目から、ジャズならではの心地よさにリラックス。ライブのひとときに
気持ちが弾みました。
二曲目「 エンジェルアイズ 」
1949年に、シンガーソングライターの最初のひとマット・デニスの作。
コートにすみれを( ビリー・ホリデーも歌ってます♪ )とか、エブリシングハップン
トゥ ミー とか、いい曲いっぱい作ってますよね彼は。
ベースの小林さんのつま弾くコーナー音がとてもよかったなあ。よく伸びるテナー
のメロディ。
三曲目「アズ タイム ゴーズ バイ 」
目に涙を浮かべるイングリッド・バーグマン、ハンフリー・ボガードの、そうです
映画 『 カサブランカ 』 の挿入歌。シンプルに、素朴に。ベースの入り方が素敵
でした。
四曲目「 夢見るころを過ぎても 」
もう廃盤かもしれませんが、この曲は、オペラ歌手キリテ・カナワが歌っていて、
本当に素晴らしく、私は彼女の歌でこの曲を知りました。
夢見るころを過ぎても、あなたの愛は心の中に生きている・・・ゆったりと思い出
す柔らかな曲。ベースはまるでギターのように優しく、エンディングに三拍子を
続けます、続けます、続けます、、、、
五曲目「 フット プリンツ 」
そして、四曲目のベースの三拍子が続く中、低い低いもっとも低く野太いテナーの音が
重なる斬新な始まり方!!
選んだ一音、また一音が、すべてウェインへのオマージュ。ベースも曲のあのおなじみ
のフレーズが走り出し、力強く渋いテナーサックス全開で、漂うような、ウェイン・ショ
ーターの不穏な音楽世界を描き出します。大関テナーの本領でしょう。
ベース小林のソロも素晴らしかったです。
後半はソプラノサックスに持ち替えて。キャリア後期のウェインのソプラノサックスへの
オマージュです。
圧巻のフットプリンツ、よかったですねえ。うん。
アンコール( 今回もみなさまありがとうございます! )は、ウェイン・ショーターの
名曲 「 インファント アイズ 」でした。生まれた子供の瞳にインスパイアされて作った
曲だそう。フェアウェル ウェイン!
熱い熱い演奏でした。
一人のお客様が、「 ウェイン・ショーターも、天国で喜んでますネ 」 と言ってください
ました。同感です。
次回は、風薫る5月15日(月 ) の予定です。
皆様のご参加を、こころよりお待ちしております!!
3月13日・月曜日、ジャズライブの日です!
明け方からすごい風!
窓や屋根めがけてぶつかってくるような強風パワーで、恐ろしい音でした。
風と一緒に雨までも!道路は雪解けででグシャグシャです~~
今、会場の設営作業中ですが、このような悪天候で、吹き荒れる強い風の夜に、
窓の外のたわむ街路樹の枝を眺めつつ、暖かい室内で生のジャズ演奏を
ひととき楽しむのって、結構な趣向かな?って思ってました。
なかなかオツな感じ・・かな?笑
ご参加の予定のみなさま、
そして、聴いてみようかな、とひらめいたご都合の合うみなさま( 予約制ではない
ので、自由にフラリと来ていただけます )、
どうぞ足元にお気を付けていらしてください。
ここに到着と同時にホッとなさっていただけるよう、暖房を微調整しながら、
椅子を並べながら、飲み物のグラスを用意しながら、
こころよりお待ちしております!!
2023年 春のジャズライブのご案内
日時 2023年3月13日 ( 月 )
開場 : 7:30pm ~
開演 : 8:00pm ~
テナーサックス 大関 智也
ベース 小林 浩樹
( 約50分ほどの演奏時間です )
参加費 1500円( ワインまたはお茶付き )
場所 パスキューアイランド
札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F
TEL / 011-215-9331
モリコーネ / Ennio
一月にシアターキノで観た、今年の一本目の映画です。
エンニオ・モリコーネの名前は、なんとなく聞いたことある・・・程度だったの
ですが、『 夕陽のガンマン 』 とか 『 ニューシネマ パラダイス 』 とか 『 アン
タッチャブル 』 とか 『 海の上のピアニスト 』 とか 『 天国の日々 』e.t.c. e.t.c.
映画好きがよーく知ってる作品の音楽を作曲したのがモリコーネ、と知りました。
その数、生涯500曲以上!!
音楽を手掛けた映画作品について、当時の状況や、依頼内容や、各監督達の人物像
や、やりとり、そして監督の要求するイメージをいかに越えて作曲していったかを、
モリコーネが目を輝かせて口ずさみながら、笑いながら、少し涙しながら、
そして( エアで ) 指揮棒を振りながら回想し語ります。
各作品の創作のプロセスは驚きと異例づくしで、そのスクリーン場面が同時に映し出
され、ああその永遠のメロディが流れては、私達は深く納得します、そうだったのか!
リタイアしたような音楽家が過去の栄光や歴史を語るのではないのです。
モリコーネのクリエイティブな宇宙についての縦横無尽な講義のごとく語るのです。
美しいブルーのインクの万年筆で、頭の中?霊感?ひらめきを音譜という記号にし
て五線譜に一気に書き取っていくその時の眼鏡越しの目と眉を寄せた眉間の集中力!
彼の脳内宇宙の出力の凄まじさが伝わります。
音楽という純粋芸術と、映画というエンターテイメント芸術の融合に全生涯を捧げた
希に見る才能と存在は、なんと90歳、苦難と栄光のそのキャリアを更新続けている
現役の芸術家なのでした。
美しいモリコーネメロディが流れ続け、作品画像が写し続けられ、あの日、あの映画
を観て胸が一杯になった映画館の暗闇とシートが思い出されて、
最後はもう涙が止まらなくなってしまいました。
2020年7月、大腿骨骨折から入院し、合併症を発症したため91歳で亡くなった
エンニオ・モリコーネの、豪華で圧倒的、そして誠実な音楽ドキュメンタリーでした。
是非。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
本日、いよいよ自転車を出して地下鉄駅まで乗ってみました。
日陰の道路はまだ氷とじゃりじゃりの雪が残っているので、一旦降りて押して進み、
日向のアスファルト路面は、泥が乾いていてOKでした。一冬越しでなんとなく感覚
が戻っていないような危なっかしさも少々ありましたが、自転車!ウレシイナ~~!
自転車派のみなさま、もう乗った?
明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
価格改定申し訳ございません
ますます加速しております写真業界のデジタル化。
それは同時に、従来のアナログ撮影用の資材・道具類の市場の目を見張る縮小
が加速しているということで、息も絶え絶え・・・というのが現状です。
6 x 6 ( フィルムのコマのサイズ・センチ ) のブローニー版白黒フィルムにて
自然の光の中で撮影したポートレイトには、
光( =白 ) と、 陰( =黒 ) と、その中間のグレーが表現する繊細で豊かなグラ
デーションが表現され、そして、仕上がったモノクロームの写真画像がもたらす
クラシックな落ち着いた雰囲気は、高度の手焼き現像技術ならではのもの。
どれほど年数を経ても見飽きることのない ” LIFE ” のある写真だと思います。
パスキューアイランドの出張撮影でのポートレイト写真は、加えて、スタジオ写真
とはひと味違う、 「 いつもどおりの普段の感じ 」 に撮れていて嬉しい、とご好評
いただき続けて15年ほど経ちますが、
ここにきてフィルム価格が2年前の2倍となり、泣く泣く価格改定せざるを得なく
なってしまいました。
ポートレイト撮影基本セット
・ブローニー版フィルム1本 ( 12ショット ) 撮影
・コンタクトシート ( 12ショットを六つ切り版の印画紙に撮影順に並べてプリント
したシート ) x 1枚
・コンタクトシートから選んだ2ショットを六つ切り版にプリント x 各1枚
※六つ切り版:20.3 x 25.4cm 約B5 サイズくらいです
以上の内容で ( 改定前 ) 15000円 → ( 改定後 ) 20000円
にさせていただくことになりました。
心苦しいお知らせで、誠に心苦しいです・・・申し訳ございません!!
2023年4月1日より上記にて変更です。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023年春のジャズライブのご案内
この冬が終わろうとしています。
もうすぐです、もうすぐ自転車に乗れると思うととてもウキウキ、こころが
軽やかに弾んできます。
もうすぐダウンジャケットとマフラーと帽子と手袋とゴム靴を洗って片付けて、
スニーカーとギャバジンのコートとスカーフで外出すると思うと、ニンマリです。
この冬の寒さも雪も、充分楽しみ味わいましたねえ。
みなさま、いかがでしたか?
そろそろぐーーっと腕を上げて思いっきり伸びをして。
新しい春を前に、気を整えておきたいところではないでしょうか。
さて、3月、春のジャズライブを催します。
生演奏のエネルギーはなかなかです。
アコースティックのベース、座って聴いていると太ももに圧を感じる程の太くて
ワパーのある低音と同時に、その弦をはじく音まで!
テナーサックス、吹き込んだ鈍い艶のブラスからの腹に響く低音域から伸びやかに
駆け上がる高音域に、パタパタと鳴る複雑なパッドの音と、目まぐるしく操るフィ
ンガリングまで!
レコーディングの音楽では体験し得ない ” 音楽 ” が目の前で展開されてゆきます。
おもしろいです!
冬の締めくくり、そして春への切り替えの節目に、どうぞ聴きにいらしてください。
2023年 春のジャズライブのご案内
日時 2023年3月13日 ( 月 )
開場 : 7:30pm ~
開演 : 8:00pm ~
テナーサックス 大関 智也
ベース 小林 浩樹
( 約50分ほどの演奏時間です )
参加費 1500円( ワインまたはお茶付き )
場所 パスキューアイランド
札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F
TEL / 011-215-9331
一同、みなさまのご参加を、こころよりお待ちしております!!
バビロン / BABYLON
監督はデミアン・チャゼル。
この監督の作品『 ラ・ラ・ランド 』 を観ているので、新作もきっとただ事では
ない作品であろうとワクワクしながら狸小路5丁目サツゲキへと行ってきました。
この新作のとんでもない質量のエネルギーに中てられて、とんでもなく疲れて、
2~3日は疲れが抜けませんでした。
そして。
疲れがとれて、すっかり落ち着いて映画の後遺症が沈静化した今、ふと気がつくと
最後のタイトルロールが延々と続いてその一番最後に流れる劇中曲のメロディが
口をついて出てくる。鼻歌で歌ってしまっている、口笛曲・・・。
映画の時代設定は、1920年代。
ハリウッドの黄金期といわれるサイレント映画の時代が、あっという間にトーキー
映画へと移り変わってしまうその過渡期です。
100年前のハリウッドの映画制作現場のハチャメチャ加減も、ド田舎から出て来た
暴れ馬のごときバカ女も、サイレント映画の大スターも、ゴシップライターも、
メキシコ人の映画制作を目指す青年も、サイレントの字幕書きのアジアンビューティー
中国人も、裏社会を牛耳るギャングのヤバイ奴らも、そしてバックミュージック演奏
から見いだされた黒人トランペッターも、
みんなみんな、チャゼルの超強烈なビートに酔いながら、汗を飛ばしながら踊り狂う!
体を張って。まさに全編が狂乱・エロ・グロ・音楽、ダンス!なんです。
古くさい時代を、新しい表現で、現代の私達へとこれでもかーーっ!!っていうくらい
の剛速球で投げつけられたゴールドに輝き回るミラーボウル。
そのような作品でした。
物語は、1950年代で終わります。
戦いすんで、日が暮れて、ツワモノどもが夢の跡・・・・
この一行が、最後の最後に流れてくる口笛メロディとともに沁みてくる。
観て、しばらくたってからじわりと沁みてくる。
ああ、なかなか良かった・・・・かなり良かったかも・・・うん、実に良かった。
強烈で、美しくゴージャスな3時間。
これはぜひ映画館で。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
ああ、雪がじゃんじゃん解けております!
ちょっぴり寒くはありますが、3月、ダウンジャケットからコートに着替えて、
セーターは薄手に、そして仕上げには、コットンのシャツをそろそろ着たいです。
年度末に向けて、忙しくなりますね。
みなさま、どうぞ風邪などにお気を付けて。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのお越しを
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen
ご褒美
先月のある日、おしゃべりしながら過ごしていた夕食後。
息子が、
『 みんなに 「 ちからのお弁当っていつもおいしそうだねー! 」 って言われるよ。 』
ふとそう教えてくれました。
驚き!
と同時に胸の中でガッツポーズ!
嬉しい・・・
嬉しい!いや嬉しい!いやいやいや嬉しい!!!
サイコーに う・れ・し・いいいーーー!!!
去年の春からのこの一年間、雨の日も風の日も晴れの日も雪の日も。
4時半起きして作り続けたお弁当+サブお弁当でした。
先輩達に体験談を聞き、お弁当本を立ち読みし、前準備に取り組み、下ごしらえ
のコツを覚え、冷蔵庫の中身を毎日確認し。
そうして臨み続けたお弁当作りでありました。
大人二人分だけだった時代のお弁当から比べると、実にお弁当らしいお弁当に仕上げ
ましたもの。
まずは肉、そして何かもう一品、そして野菜( 茹で、蒸し、焼き、いずれか )、
プチトマト、海苔、昆布など。
卵焼きだってなかなか上手に出来るようになりましたもの。
おいしそうに見えてくれた?
おいしそうって思ってくれた?
地道な努力が報われたような・・・予想だにしていなかったトロフィーを授与された
ような・・・
それくらい、嬉しかったのでした。
もちろん、毎回きっれーいに完食 「 うまかった~! 」 と出される空のお弁当箱が
私の最高の勲章です。