2024年夏のジャズライブ、ありがとうございました!

 

日中の好天候は日が暮れてきてもそのままで、少し蒸し暑さもある夏らしい宵であ

ました。

7月15日 月曜日、三連休の最終日。

夏の夜のジャズライブにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

白ワインを選ぶ方がいつもよりぐっと多くて、夏を感じた次第です。冷やした白

美味しい季節になりましたものね。

さて、昨夜の曲目をご紹介いたします。

 

・BAGS GROOVE

・DON'T BLAVE ME

・YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS

・BLACK ORPHEUS

・BYE BYE BLACKBIRD

・BYE BYE BLACKBIRD ( ENCOR )

 

以上のアンコール曲も含めた6曲でした。

 

一曲目「 バグズ グルーヴ 」

作曲者はヴィブラフォン奏者のミルト・ジャクソンで、彼のあだ名” バグズ( 彼の目の

たるみ=バッグ からきているらしい )” のノリ、という意味ですって。

マイルス・デイビスのアルバム『 バグズ グルーヴ 』 がやはりなんといっても有名です

が、このアルバムの演奏の素晴らしさによって、この曲は今やジャズスタンダード、

昨夜もオープニングにこの曲で、キタキターッ♪というものでありました。

手堅さの中に、多彩な面白みのあるソロがたっぷりと仕込まれていて聴き応え充分、

ジャズならではの心地よい ” バグズのノリ ” が楽しく、自然とつま先で拍子を取って。

ベースもテナーも、リハーサル時からぐっと深みのある音が出ていました。

 

二曲目「 愛とは何かをあなたは知らない 」

私にとってこの曲は、晩年のビリー・ホリデー『 レディ イン サテン  』での、あの

哀しく寂しい歌唱なのです。曲名を聞くと自動的に頭の中に流れてくるあの声あの

メロディー 嗚呼。この曲は彼女のためにあるとさえ思ってしまいます。

昨夜のテナーの掠れていく音の最後が消えていくとき、ビリー・ホリデーの声が重

なり、静かに浸りました。

 

三曲目「 ドント ブレイブ ミー 」

私を責めないで、恋が私を狂わせたのだから・・・・歌詞には drug is my baby と

いう一行もあり、私の麻薬は恋人なの・・・ってスゴイですね!一生使うと!

1933年に世に出たラヴソング、実に豊かで魅力的なメロディーラインです。

このゆったりとしたバラードを、テナーサックスとベースがそれぞれの音で語り

合うような、そんな演奏でした。

2つの音をじっくりと味わいながら、私は低音の快感というような言葉が浮かび

ましたが、みなさまいかがでしたか?

 

四曲目「 黒いオルフェ 」

1959年のブラジル、フランス、イタリア合作恋愛映画 『 Orfeu negro 』の主題歌。

ソプラノサックスに持ち替えて、寂しさに満ちたそのメロディを吹きました。

イントロからもうね、「 ああ悲劇の恋なのね 」 って映画を観ていなくても解って

しまう哀愁度マックス!淡々と悲しみを語り、ラテンリズムをゆっくりと寄り添う

ように刻むベースの音が沁みました。

 

五曲目「 バイバイ ブラックバード 」

1926年レイ・ヘンダーソン、モート・ディクソンの二人による代表作だそうです。

個人的に大好きなジャズのスタンダード曲なのですが、大関・小林デュオ的にも

とても相性の良い一曲ではないかしら。引き締まってハリとコシのある低音テナー

( まるで健康的な髪質みたい・笑 )のテーマ演奏は、どのようなソロを聴かせて

くれるかな、と期待膨らみます。ブンッ、ブンッン、ブンッと切れの良いベース

のソロも本当にイイ音!晴らしい!

テーマに戻って、テナーサックスはさらに髪質じゃなくて音質が上がって、盛り上

がったエンディング、あぁたっぷりと聴いたなあと満たされました。

 

六曲目、アンコール演奏は、何となんと!

大関智也のスキャットによる「 バイバイ ブラックバード 」 でありました~!

お馴染みのご参加の方々にとってはサプライズ、初めてのご参加のみなさまにも

サプライズでしたよネ。スキャットとは、歌詞の代わりに意味の無い音で即興的

に歌うこと ( 調べた )で、この ” 即興 ” という点が重要なんですよ。

ダバダバ、スチャスチャ、つらつらと留まることなく一曲歌い通す=ジャズ♪

大関のスキャット、最後に感謝を込めて。大変結構でしたね!!

 

 

以上の6曲、六つの演奏、でありました。

曲選び、曲順もとても流れよろしく、夏の夜にふさわしい楽しいひとときでは

なかったでしょうか。みなさま、いかがでしたか?

自転車で聴きに来てくださった方も。夏ならではですよね。ありがとうござい

ました。

 

次回は、9月16日( 月・祝 )、残暑の頃でしょうか。

夏を充分に楽しまれたみなさまにお会いできる、秋のジャズライブ。

一同次回に向けて、またさらに精進いたします。

みなさまのご参加をこころよりお待ち申し上げます!!

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

タイム・オレガノ・ローズマリー & パセリ少々

 

 

     [  ハーブチーズトーストの作り方  ]

 

材料: 固くなったグラハム粉の丸いプチパン

    ハーブ( 乾燥タイプ→ 小瓶に入っているのとか、小袋入りとか、自家製とか )

        タイム、オレガノ、ローズマリー、パセリ の4種類

    ピザ用チーズ

    塩

    オリーブオイル

 

 

作り方:   ①プチパンを薄めにスライス

       ②フライパンにオリーブオイルをひいてパンの片面を焼く

       ③こんがり焼けてきたらひっくり返して焼く

       ④上にチーズをのせる

       ⑤乾燥ハーブをパラパラのせる( パセリは少し。多いと苦いので )

       ⑥塩をふる( 塩が効いてる方がおいしい )

       ⑦チーズが溶けてきたら出来上がり!!

 

先日、わたしは、ある食いしん坊のお客様に、このハーブチーズトーストの

作り方の手順を間違えてお伝えしてしまいました。

「 パンの片面が焼けたら、チーズやハーブや塩を振りかけてからひっくり返すのです 」

なんちゃってー違うでしょ!! さっそく作ってみたけれど、???コレであってる?

となってしまわれたことでしょう・・・申し訳ございませんでした。

パンは両面焼く。フライパンで焼いているから表面アツアツ、そこにチーズを撒いて

ハーブを振って、塩もしっかりと振って、熱でチーズが溶ける、ハイ完成!!でした。

これ、毎週月曜日のお休みの日、夕方開店の ” バル・大関 ” にて夫が焼くのです。

私と息子は、食べ係。あまりに美味しくて、何度か作り方手順を聞いているはずなの

でしたが、まあまあいい加減なもんですよ、全く。自分でも驚きます。

 

ということで、

今回の手順が正解なので、みなさま、パンが余ったら、冷蔵庫にて少し冷やして固く

なったところで、薄切りにして作ってみてはいかがでしょう。

ホント最高にワインに合う「 ハーブチーズトースト 」 なのです、ぜひお試しください。

美味しくて繰り返し作りたくなりますから、ハーブ類を揃えても、ちゃんと使い切れる

と思いますよ。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

まずはその日もしくは翌日に普通に食べ、残ったら冷凍または冷蔵庫へ。

冷蔵庫で固くなったパンの方が薄くスライスできて、パリッと美味しく出来ちゃ

「 ハーブチーズトースト 」 が楽しめます。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年 夏のジャズライブのご案内

 

はや7月半ばとなりました。

日本列島、地域によっては連日 ” 熱中症警戒アラート ” なるものが発動し続けて

いるようですが、ここ札幌はまだ北海道ならではの程よい暑さ、救われてますね。

暑い日とはいえ、まだまだ耐えられて、夜には涼しい風が吹きます( 今のところ )。

来週月曜日はどうかしら?

日中の夏らしい気温の余熱が漂っているような、気持ちの良い夏の宵、だといいな、

夏のジャズライブのご案内を申し上げます。

 

 

      2024年 夏のジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 7月 15日 ( 月・祝 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

ゆっくりと暮れていく夏の夜、なんとなく寄り道気分の夏の夜、お仕事帰りの少し寄り

にぴったりの、大人のためのジャズライブであります。

いつもはそんなに聴くことはないかもしれないジャズを、生演奏でいかがでしょう、と

いうご提案なのです。

目の前で生まれては消えていく迫力ある生の音・音・音。

新鮮でワクワクな小一時間の非日常を体験していただけると思います、きっと。

どうぞ夏の夜ならではの寄り道をしにいらしてください。

帰り道はどんな気分に?

なかなかヨカッタ・・楽しかった・・ぜひご感想をお聞かせくださいな!

一同こころよりお待ちしております!!

 

追伸:

ホームページを更新しました。どうぞご覧ください。

新しいホームページアドレスはこちら http://pasqueisland.com/ 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年 福田元美・夏の新作イラストポストカードが揃いました!

 

明日はいよいよ 夏至。

夏に至る日、夏の始まり、明日からは夏、なのです。

福田元美さんの夏の新作ポストカードが届きました。

20数年来、季節毎の新作元美カードが棚に並ぶと、パスキューアイランドも新しい

季節が始まるのでした。

今年もズラリ並びました、そして夏もいよいよスタートでです!

 

『 金魚とねこ 』

金魚と黒ネコは友だち同士、毎日水槽越しに目と目であいさつ。

 

『 パンダかき氷 』

「 エゾリス コーヒー 」「 サイフォンくま 」「 チャイうし 」 に続く ” 働く動物 ” の

4作目( 勝手にシリーズ化してます )は、パンダの親子が仲良くガリゴリかき氷!

 

『 風鈴くま 』

うーん、私にはカワイ過ぎ・笑。なのでコメントは控えておきますが、

ちょっとヘンなのラヴ♡な元美ファンのみなさま、お待ちかねですネ!!

 

『 かき氷の旗 』

夏到来の象徴。NIPPONの夏。ときめく夏の風物。

 

『 はまなす 』

ウェブ上の画像でよりも、実物のカードでの方が、はまなすの生き生き

した感じが伝わると思います。この絵柄も思わず塗り絵したくなりますね。

 

『 レモンスカッシュ 』

「 モンブランケーキ 」「 ホットケーキ 」「 プリンアラモード 」「 クリー

ムソーダ 」 に続く ” 喫茶店定番 ” ( 勝手にシリーズ化 )、2024は、

赤いチェリーとレモンスライスも喫茶店なレスカ ( 死語? )です。

 

『 アリクイ 2024 』

元美さん得意の ” 動物 ” 柄の新作。アリクイのポストカードってあまり

ないかも・・・動物好きのお友達に、ぜひ。

 

『 笹食うパンダ 』

もしかして福田元美はパンダ好き? って今頃思いつくのには呆れますが、

アーカイブ作品にはたくさんのパンダさん達がいろんなポーズでいらっしゃる。

新作は、ゴキゲンに笹食い中です。

 

『 スクーター 』

「 季節関係なし 」 とメモにありました。VESPA です。

 

 

以上の9柄です。

さあ、今年はどんな夏になっていくでしょうか?

去年並みに暑くなっていくのか、北海道らしい爽やかな夏になってくれるのか、

夏休みはどう楽しもうか、

そして、

暑中お見舞いはどんなカードにしようかな?

元美カードを選びながら、夏至から始まる夏のあれこれに思いを巡らせてみて

くださいね!

 

福田元美 イラストポストカード

1まい 150yen

 

 

そして明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日、でもあります。

仕事帰りにまだ明るいって素晴らしいなあ。どこか寄り道したくなるなあ。

あっ、今日は金曜日、パスキューさんのパンの日だー!よし寄ってこ!

明日もこんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております~!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

風薫る5月のジャズライブ、ありがとうございました!

 

 

天気予報は雨でした。

けれど、終日降らずじまい。

なんて運が良い私たちなのでしょうか! と、しみじみと天に感謝のきのう月曜日

( 夕方以降はうっすらと晴れてすらきました )、お忙しい中ご参加くださいま

みなさま、ありがとうございました!

初めての方も多め。うれしいです。

ではさっそく昨夜の演奏曲目をご紹介いたします。

 

・ALL THE THINGS YOU ARE

・ALONE TOGETHER

・I THOUT ABOUT YOU

・CAN'T HELP LOVING DAT OF MINE

・WHAT IS THIS THING CALLED LOVE

・MEMORIES OF YOU ( ENCORE )

 

以上のアンコール曲を含め6曲でした。

 

一曲目「 オール ザ シングス ユー アー 」

1932年にミュージカル挿入歌として作曲されたラブソング。90年も昔の曲なん

ですねえ。” あなたはすべて ” と求愛の詞のヴォーカル曲が、ジャズ演奏で取り

上げられるととても変容するんですよ。変化に富んだコード進行の、演奏の難し

い曲でもあるようです。素晴らしいベースの低音が支えるテナーサックスのオー

プニング演奏はいかがでしたでしょうか。

 

二曲目「 アローン トゥギャザー 」

この曲も1932年にミュージカルのために作曲されてます。ふたりが一緒にいる

と何でも乗り越えられる~的な愛の歌のようですが、やはりジャズのインスト

ゥルメンタル演奏になると、無限に変容変化して聞き比べが楽しくなります。

マイナー調のメインテーマはテナーサックスですととても哀愁を帯び、心を

持って行かれるような深みがあります。昨夜の大関テナーの音も。

そして続くベースソロは、響く響く!間近で見る弦捌き!聞き惚れました。

 

三曲目「 アイ ソート アバウト ユー 」

君と離れようと旅に出たけれど、想うのは君のことばかり・・・・

伸びのある歌い上げるようなメロディのこのバラードを、昨夜はスローテンポ

で始まりテナーがメロウな低音で吹いていって、ボン・ボン・ボン♪という

ベース音で軽快に本編へと走り出しました。

ワクワクとしっとりがないまぜです。この二人のバラードは毎回良い。

昨夜は小林ベースが特にスバラシ。

「 アイ ソート アバウト ユー 」 といえば、もうマイルス・デイビスで決まり!

という曲なので、ぜひマイルス版も聴いてみてください。私は、ハービー・

ハンコックの入っている 『 Miles Davis in Europe 』のライブ盤が好きです。

コンサートのオープニングのフランス語のアナウンスも最高です!

「 ジョルジオ・コルマーニ、サキソフォンテノ~~ル 」

何度聞いてもここ最高!

 

四曲目「 キャント ヘルプ ラヴィング ダット オブ マイン 」

ソプラノサックスに持ち替えて。

1927年ミュージカル 「 ショウ ボート 」 の挿入歌です。この曲も約100年前の

曲ですねえ。こんなに古くからのアメリカンソングを聴く機会もそうないかも

しれないなあ、と考えると、当ジャズライブもなかなか・笑!

ブルージィでゆったりと孤独。寄り添うようなベース、ぽつり、ぽつりと独り言

のように語るようなテナー。

 

五曲目「 ホワァット イズ ジス シング コールド ラヴ 」

” 恋と呼ばれる これは一体何だろう・・・?”  1929年コール・ポーター作曲の

ジャズの超スタンダード曲でしょうか。昨夜はハイテンポで、カッコ良く。

ソロ演奏も熱かったですね。ベース VS. テナーサックスのソロ合戦のごとく

この曲の多様性、受け口の広さを納得できる素晴らしいソロでありました。

多くのこの曲の名演奏が存在しますが、個人的に何度も聞き惚れるのは、

ウッディ・ショウ( tp. )のリーダーアルバム 『 UNITED 』。

1981年録音のコロンビア盤、3曲目です。疾走感半端なし。

 

六曲目「 メモリーズ オブ ユー 」

あたたかで大きな沢山の拍手!本当にありがとうございました。

お応えしましての「 メモリーズ オブ ユー 」 は、大関テナーが繰り返し

吹いてきた曲です。静かなメロディがしみじみと沁みました。

 

 

以上の全6曲でした。

初めてご参加くださったみなさま、いかがでしたか?

ライブ仕様に変化したパスキューアイランド店内、そして落とした照明と

夜の雰囲気・・・その中での生演奏を楽しんでくださったなら本望です。

またぜひ聴きにいらしてくださいね。

終演の頃には、窓がうっすらと曇って、夜気とライブの熱気がよい感じ

でありました。

 

次回は、夏の気配が濃くなってくる 7月15日 ( 月・祝 )です。

みなさまのご参加を、一同こころよりお待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

風薫る5月のジャズライブのご案内

 

 

ゴールデンウィークも終わりまして、振り替えの昨日6日は雨でしたが、それ以外は

まずまずのお天気でしたね、みなさま楽しいプランをお過ごしでしたか?

そして、ゆっくりと休養もできたでしょうか?

私は・・・・特別なことはなく ( 例年通り ) 、毎朝4時半に起きてはお弁当を作り

部活の朝練に行く息子を送り出し、起きてきた夫とぽつぽつと朝ごはんのパンとお茶

と果物を摂り、それから自分用のスペシャルでルーティーンな朝の一杯の珈琲を淹れ

( これ至福! )、珈琲を飲みながらソファで少し読書をしつつ ( 今ね、みのりさま

オススメの川上弘美『 古道具 中野商店 』川上弘美スゴイ! )必ず眠気に襲われ

で抵抗せずに襲われる( 仮眠→20分ほど。必ず夫に〇分にお声がけくだされと頼ん

でから )。「 〇分だよー 」 と声が聞こえて5分後に起きて、いろいろ片付けて、

かける準備を整えてから、洗濯をして、干して、着替えて、行ってきます!!

 

という一日の前半を経て、さあ後半はここパスキューで。

 

連日たくさんのお客様がお立ち寄りくださいました。帰省の方も、ご旅行の方も、

そして地元の方々も、やはりまとまったお休みですものね、みなさまの明るいエネ

ギーが伝わって、店内もいつもとは違う活気とボリュームに満ちていました。

久しぶりの再会にお話しが弾む弾む!

お散歩の途中にお立ち寄りくださって、近況のおしゃべり!

初めてのご来店のお若いカップルと選んでくださったお品についてあれこれと!

自分はいつも通りの日々でしたが、お客様を通じてG.W. を間接的に味わった感じ

でした。

 

さて、そして。

まあ、それなりにくたびれて帰宅後は、ワインをちびちびやりながらご飯当番した

り、食べて一日の出来事をおしゃべりしたり、そして林檎も食べて ( これ我が家

のごはんの〆 )、お風呂を入れて、入って、息子のぼやきや宣言やなんやかやを

聞いて、そして一日の最後のとっておきの快楽、それは就寝ZZZ・・・・

と相成るのでした。めでたし。

 

こう書き出してみますと、結構忙しくて地味ですね。

 

連休を終えて、結構忙しくて地味な毎日の私は、来週のジャズライブを密かに楽し

みにしています。

生き生きした、まさに生きているパワフルな生の音を聴いて感じて、知らず知らず

に休憩入りつつあった感受性のアンテナにエネルギーを補充したいのでした。

その時耳に入ってきた音、フレーズ、メロディが身体中に拡がり、パッと目が覚め

て新しくなっていく感覚を欲しているのでした。

みなさまはいかがですか?

 

 

 2024年 風薫る5月のジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 5月 13日 ( 月 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

私と同じくG.W. は仕事でした、のみなさまも、G.W. は思いっきり楽しみました!

のみなさまも、その後休憩体制に入りそうな心と体に質の良い新鮮な栄養を、耳

から摂ってみてるのってなかなかユニークでとても有効な養生ではないかと。

予約制ではありません。

おもしろそうだな、13日の夜は時間がとれそう・・・でしたら、それはもう!

ふらりと(  1500円ポケットに入れて ) おいでくださいね。

一同、こころよりお待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

明日2024年3月22日(金)は、パンの日です!

 

これから一週間ほどは、晴れマーク続きで気温もプラス5度以上という天気予報!

ようやく本格的に春到来を実感できそうですね。

雪もどんどん解けていくでしょう。

もしかしたら、雪の下でぺたんこになっていた雑草たちやクロッカス、蕗の薹なんか

も顔を出し始めるのかしら?小さな黄色い芽も出てくるかも?

うーんうれしいですね!

今年の遅い雪解けが、一気に加速するでしょう。やっとね!

進級、卒業、進学、入社や退社、移動・・・新しい環境や生活が待っているワクワク

とドキドキ、感謝や希望が行き交い、出会いと別れが重なる一年の中でも特別な季節

でもあります。この一週間、せっかくの晴れですから太陽からのポカポカ光線にたっ

ぷり当たって春のエネルギーを取り込んで、心も体も充実させて、この特別な時期を

充分に味わいたいですね。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

最近スーパーの野菜の棚には 「 新 」 とか 「 春 」 のついた野菜が増えていますよね。

新たまねぎ・新キャベツ・新じゃがいも・春きゅうり・春わかめ、などなど。

見つけては買って帰ります。

まずは、春きゅうりを擂りこぎでたたいて、春わかめと新たまねぎのスライスと和えて。

ポリポリのきゅうりの歯ごたえ!瑞々しい香り!真っ白い新たまねぎのシャリシャリ!

柔らかなわかめの緑色!春のサラダ美味しいですねえ。

たたた春きゅうりの残りは、さらに粗みじんにして天日塩をパラパラふって蓋付き

容器で冷蔵庫へ。翌朝、スライスしたプチパンをトーストして、バタ、その上に

こんもりとのせてかぶりつきます。最高です。

今の時期ならではの軽くて新鮮な春の味ですよー!

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年早春のジャズライブありがとうございました!( 続き )

 

一曲目「 ブルーバード 」

モダンジャズの元祖・頂点であるカリスマ名アルトプレーヤー:チャーリー・

ーカー ( 1920 ~ 1955 )の曲から始まりました。

リハーサルの時から、テナーサックスもベースも 「 今日の音はいつもに増して

響いてますね~ 」 店内の湿度の関係でしょうと小林さんがおっしゃってました

が、演奏開始でテナーの音が途切れ途切れにしか出ていない???んんんっ?

最初のソロ演奏を終え見てみたら、サックススタンドにぶつけたのか、サック

スのパッドにガードがかぶさってしまっていたそうです、思わぬアクシデント!

すぐに直して復活後は、リハーサルの時に響かせた音が戻ってきてました。

ベース、テナーともに、軽快で創意に満ちたパーカーメロディを心得ての快演で

春のライブがスタートしました。

 

二曲目 「 朝日のごとくさわやかに 」

1928年にオペレッタのために作曲された古い曲・・・ほぼ100年前の曲なのです。

ジャズスタンダードとして定着し、インストゥルメンタルでの演奏、ボーカルで

の演奏、聞き比べしがいがあります ( M.J.Q. の演奏はクラシック的、コルトレー

ンのヴィレッジヴァンガード版はとても濃厚、ロリンズのヴィレッジヴァンガー

ドの夜のは情緒消去、e.t.c. )。今回のライブでは速いテンポでメロディを伝え

ていきました。ベースのソロのノリがたまらない!テナーのソロの展開も!

聞き馴染みのある「 朝日のごとくさわやかに 」、今回の演奏はいかがでしたか?

 

三曲目「 アイ シュッド ケア 」

しっとりと高らかに歌い上げるようなメロディ、個人的にも大好きな一曲です。

もっと落ち込むべきよね・・もっと眠れなくなってもいいはずよね・・・でも

できないんだな・・・・あなたほど素晴らしいひとはもう二度と見つからない

だろうからね・・・と一人自分の後悔無しの失恋を笑う歌詞が沁みるのでした。

大関テナー曰く「 この曲は( 自分は )メロディに忠実にしか吹けない 」と。

いろいろやってみるけれど、結局はシンプルにメロディを吹くことになる、と。

それでいいんじゃないですか?それがいいのではないでしょうか。

美しいメロディを美しい音でしみじみと聴きました。

 

四曲目「 ケアレス ラヴ 」

ソプラノサックスに持ち替えての「 ケアレス ラヴ 」。大関のこくのある伸びる

ソプラノサックスの音でこの軽快なメロディを聴いていると、自然と体も揺れて

ノリを楽しめます。が、この曲の歌詞は、軽はずみ( = care配慮、気配り less =

 少ない )な恋によって人生ボロボロよ・・・という恨み節。そう知ると、逆に

このノリの良い明るい曲調に凄みが感じられなくも無いのですが・・・。

小林ベースのソロ軽快!バチッ・バチッと弦を弾くライブならではの音、テナー

との掛け合いもとても良かったです。

 

五曲目「 君微笑めば 」

大関テナーがライブの演奏曲目を考えているあるとき、ラストは「 when you are

smilling 」 で、と聞いた時から楽しみにしていた演奏でした。

 

君が微笑めば・・・君が微笑んでいると、世界中も君と一緒に笑顔になるよ

 

なんて素敵な歌詞でしょうか!なんと励まされる元気が出るメロディでしょうか!

テナーサックスが奏でる音色は、艶やかさと同時にテナーサックスの持つ柔らか

優しさがあり、悲しみもあり、歌いながら語りかけているような、そんな音だった

と思います。包容力と知性の小林ベースの低音がテナーの思いを受け止めて愉し。

大きく膨らませていくソロ演奏は、愛と希望に満ちたこの曲の大関・小林デュオ

らしい表現で、気持ちよくリラックスさせてくれエンディング曲でした!

 

六曲目「 ザッツ オール 」

アンコール演奏に今夜の感謝を込めて・・・いたのでしたが、吹き通しての息切れ

も・笑!テナーの枯れた音でのこの曲、本当に渋かったですね。

( 翌日サラ・ヴォーン版『 Crazy and Mixed Up 』の2曲目 を何気なしに聴いて

驚いた!同じ曲とは思えない~~ジャズって楽しい!! )

 

 

と、このような演奏でありました。

店内の大きな窓は、外気の冷たさと、演奏の熱気で真っ白く曇っておりました。

良い一夜だったと思います。みなさまいかがでしたか?

次回は、札幌の一番爽やかな季節の始まり、5月13日( 月 ) です。

どうぞカレンダーに赤丸で印を付けておいてくださいませ!

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年春のジャズライブありがとうございました!

 

3月も半ば過ぎ。

風が冷たいっていっていても、さすがにその風の中には春の兆し少しは( でもきっ

感じられるはず・・・・という時期的に当たり前の期待は、あっさりとスッパリ

躊躇なく却下された昨日の寒風ったら!!

本当に冷たくて厳しい冬の風の一日でしたね。さらに解けた雪がシャーベット状にな

って足元もワロシ。そのような中、当ジャズライブにご参加くださったみなさまに

感謝いたします!よくぞおいでくださいました!!

ありがとうございました!!!

 

昨晩の演奏曲は、

 

・BLUE BIRD

・SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE

・I SHOUD CARE

・CARE LESS LOVE

・WHEN YOU ARE SMILLING

・THAT'S ALL ( ANCORE )

 

以上の、アンコール曲含め6曲でした。

気になった曲、気に入った演奏はおありでしたか?

それぞれの演奏曲ごとのご紹介は、明日また書きますね。

どうぞ明日も見にいらしてください。

 

私どもの弱気な予想を大らかに覆してくださった、たくさんの拍手のみなさまに

まずは一言、御礼まで。

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『 旅讀 』March 2024 No.145

 

 

昨年12月に 当ブログに書きました 「 突撃取材 」の記事なのでしたが、

台湾の旅行情報誌 『 旅讀 』 は、約束通りに3月に届きましたよ!

事前にメールも送ってくれて( 企画担当 張さんより )、

 

・雑誌は3月1日に発行されました

・先週札幌に向けて発送されました

・海外発送のため届くまで少し時間がかかります

・多忙のところ貴重な時間をとっていただき誠にありがとうございました

・今後とも、どうぞよろしくお願いいたします

 

という内容で、ちゃーんと日本語翻訳されてました。

『 旅讀 』 は、サッポロの情報誌『 poroco 』のようなサイズ感と手に取りやすい親しみ

のある雑誌でしたが、ビューティ情報や、占いや、ファッション情報などは載っていなく

て、全体が旅情報のようです。もちろん全部中国漢字。

 

なので、何て書いていただけたのかちょっと解らんのですが・・・

 

「 Pasque island 由大関夫婦協共同經謍 」→ 大関夫婦の共同の経営です

「 妻子大関眞代主要負責選品 」→ つまの大関眞代が品物選びの責任者です

 

てなことが記載されているようです~~

大変ありがとうございました!!

この雑誌を見ての台湾からの札幌観光のみなさまを、

心より歓迎申し上げまーす!!

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

3月半ば、「 去年の今頃って、もう雪はなかったよね ・・・」

「 去年の3月は自転車に乗ってたんだけど・・・」 などなど、そうだったなあ

と思い出しては、この3月の侮れない寒さにため息も出てしまいますね。

みなさま、どうぞご自愛ください。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年 早春のジャズライブのご案内

 

今朝、起きて着替えてカーテンを開けて、えっ?!

真っ白がどっと増えている?!

ふわふわしんしんと夜中雪が降り続いていた?!

もしかして、20cm以上積もってる?!

・・・・・・・

3月半ば、

ここまで来て、こんなに降って、本当にこの冬はイタズラ好きですよね、

こんな年もあるんですねえ ( って何かしら毎年言っているかも・・・)、自然の

活動は遙かで大きいのでした。

3月3日を境に、私の中では 「 今日からは 春! 」 ということにしているので、

長かった冬のためにやっていたコトや、冬だからこそのコトや、冬ならではのモノや、

あれやこれのいろいろを、「 もう春なのだから 」 と替えていく作業を始めたい。

始めたいのはやまやまですが、これじゃあムリでしょ、だってこんなに雪だらけ。

ですがまあ、” 春=気温の上昇=ぽかぽか~ ” 関連での対応はちょっと保留ですが、

外の雪景色は見ないことにして、色や匂い、手触りとか、イメージにつながる部分

から、まずはどんどん春化していくことに専念して楽しみたいものですね!

音楽なぞどうかしら?

そうです!それも大いにアリです!

まさに姿形は見えなくて触れもしないけれど、春を感じさせることができるのは!笑

( ちょっと・・かなり強引 ) 春を感じる音楽体験、

それはパスキューアイランド・ジャズライブですよね!!

生まれたてのエネルギーに満ちたフレッシュな生の音と、一期一会の音楽との出会い

は、これぞ春を迎えるこの時期にふさわしいもののひとつではないでしょうか。

ではご案内いたします~~

 

 

     2024年 春のジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 3月 18日 ( 月 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

と、まあこのような内容であります。

初めてのご参加でも、全くご心配なく、緊張もなしですよ。なぜならば、私・大関

まさよがいつものようにドアを押して店内すぐのカウンターで、いつものように

満面笑顔でお待ちしているからです。日用品の雑貨店にふらりと気軽に入店するのと

全く同じ感覚でいらしてくださいね。予約もいりませんよ。

18日当日のお天気やいかに・・・ではありますが、店内を、室温も含め整えて、

みなさまのご参加をお待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

あした2024年2月23日金曜日は・・・

 

 

あした2024年2月23日の金曜日は、

パスキューアイランド・パン販売の日 ですよー!

まさかの大雪?! になりそうな勢いで、ただいま今も軽いふわふわ雪が

しんしんと降りしきっております。

” しんしん ” という、おもに雪の降っている状況に使われるオノマトペは

いつから言われ始めたのでしょうね。今日の雪にぴったりです。

しんしんと降り続いて、このままで行っちゃうと明日はまたまた真っ白の

世界にしばし逆戻りかもしれませんねぇ・・・

真っ白い雪の毛布に包まれているかもしれない明日なのですが、

こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、いつも通りにみなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

福田元美 2024年早春の新作カード揃いました!

 

ぽかぽかと春めいて気持ち良~く伸びをしていると一転、

夕暮れと共に温度は急降下、ぎゅっと体は固まって緊張と守りの体制に逆戻り。

気温の乱高下に振り回され気味の今年の早春2月ですねぇ。

 ” 春爛漫 ” を待ち望みつつも、その前段階の

” なんとなーく春かな・・ ” とか、

” ほんのりと春かも・・ ” とか、

” うっすらと春なのね・・ ” くらいの早春感が今時期にはちょうどいいんだけれ

どな~~ って思っていたら、届きました!

福田元美さんからの新作イラストカード5柄です。

控えめなのだけれど、でももう冬は終わりましたとしっかりと伝わる新鮮な

エネルギーのイラストに気分をあげてもらいましょうか!

 

『 あっちに行こ! シロクマ 』

雪が解けていろんなものが顔を出し始めます。外に出ると、あっちにいいもの

あるよ!と弾む足取りのシロクマさんたち。10cm は弾んでますよね!

 

『 さやえんどうをかかげるねこ 』

春といえばサヤ豆。あの緑!あのパリッの食感!あの甘味!

ねこさんが私たちを代表して、そんなさやえんどうを讃えるの図、でしょうか・笑

 

『 穴からねこ 』

絶妙なねこの表情!うまい~~!

 

『 すみれ2024 』

細い茎に小さな5枚の花びら、ふわりと咲いているすみれ。

きゅっと巻いてこれから目覚めるつぼみ、ふくふくと柔らかな丸みの

葉っぱ。色を塗って送りたくなりますね。まさに早春。

 

『 すすきのビル 』

札幌っ子のソウルフードならぬソールビルディング( ?そんなのアリ? )

「 すすきのビル 」。もとみさん、描いてくれてありがとう!!

この一枚、観光のお客様にも人気出ますよー!

 

 

以上、福田元美・最新ワークスの5柄です。

” 新しさ ” には、予想以上のパワーがあります。

さり気ないもの、さり気ないこと、日常の中の小さな ” 新しさ ” を意識して

取り入れて、楽しく力強く春へのマーチに乗っていきましょう。

風邪なんか寄せ付けないワクワクパワーですもの、効きますよー!

 

 

 

福田元美 motopostcards

1まい 150yen

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年新春ジャズライブありがとうございました!

 

降りましたね~~!

いいえ、降っていますねーー の be ~ ing 形ですね!

昨夜遅くからしんしんと降り続く雪。

明けて今朝は、早くから除雪車ケイティーが市内を駆け巡り、車道と歩道のダイナミッ

なパワー除雪を開始。そして私たちは、それぞれの玄関前、そしてガレージ前から始

たカラフルなママダンプや長柄ショベルでの雪かき作業に追われていました。

我が家も玄関ドアをぐぐっと押し開けたら、そこは雪国! 

軽く50cmは積もってたな。

朝ごはんをさっさと済ませ、夫と二人黙々と雪かきをし続けました。

みなさまお疲れ様です。

今朝の状況を考えると、昨夜のジャズライブは 「 神様ありがとうございます・・」と

天に感謝をせずにはいられないくらいの、雪が止んでいて+雪が積もっていて、の静け

さと氷点下の澄んだ冷気に包まれていた素敵な冬の夜だったわけですね ( もし一日ズレ

ていたなら・・・OH!)。

冷え込む夜に、積もった雪をものともせずに、にこやかにご参加くださった勇者のみな

さま、本当にありがとうございました!!

昨夜の演奏曲をご紹介いたします。

 

・ALL BLUES

・ANGEL EYES

・FOR ALL WE KNOW

・BABY, AIN'T I GOOD TO YOU

・BLUE BOSSA

・DANNY BOY ( ENCOR )

 

以上5曲 + アンコール曲 でした。

 

1曲目 「 オール ブルース 」

1959年録音の、モダンジャズ史上燦然と輝き続けている名盤 『 カインド オブ ブルー』

で初めて演奏されたマイルス・デイビスの曲です。

繰り返されるテーマをテナーサッスが太く伸びやかに吹き、ブーンブブンブーンブブン

と重たい振り子のようにベースがテナーに添いつつ奏で、期待の幕開けにぴったりの

演奏でした。お母さん・中学生・小学生のお嬢さんの三人でのご参加がありましたが、

こんなジャズ中のジャズというような曲に耳を傾けることができる中学生女子はかなり

の少数派だと思います。五感が柔軟で、きっと感覚で楽しんでくれたのでしょうね。

 

2曲目 「 エンジェル アイズ 」

1946年の失恋の歌なのです。天使の瞳を持っていた悪魔のような彼、ですよ。ふーむ。

よって切なさの極みのような哀調メロディが沁みますね。

ベースの弦を弾くには強い指先の力が必要だと思うのですが、その時のカチリと

いうような音とブンとはじく音、アコースティックなあの魅力の低音一音には、瞬間

に同時に出るそんな音があることに気付きました。生演奏ならではの音ですね。

意外と硬派なそのベースの音に、厚みのあるテナーサックスの低音がとても柔らかく

感じられ、複雑かつ立体的な音楽世界が味わえた「 エンジェル アイズ 」、良かった!

 

3曲目 「 フォー オール ウィ ノウ 」

ビリー・ホリデイの名盤 『 レディ イン サテン 』 でのこの曲をぜひ聴いてみてくだ

さい。愛し合いながら別れていく大人の恋を歌うビリー・ホリデイの最期の凄み。

昨夜もゆったりと、粋なバラードに仕上げていました。

 

4曲目 「 ベイビイ エイント アイ グッド  トゥ ユー 」

失恋の男歌。ちぇっ、オレじゃだめなのか? てな感じらしいです・笑。

ベースの前奏がスタートし、ソプラノサックスがやがて加わります。ベースが

独り言で語っているような、味わいでした。

 

5曲目 「 ブルー ボッサ 」

テンポアップしてのベースが走り出し、遅れてテナーが入ります。大関・小林デュオ

の余裕と遊びを感じる裏返りからのスタート・・・・耳を集中させ、今か今かと

ドキドキし始めた途端に表返し、あのメインテーマが軽快に始まって!

何度でもカッコイイ 「 ブルー ボッサ 」 です。

1963年にトランペッターのケニー・ドーハムが作曲し、その後ジャズスタンダードと

して様々に演奏されている曲です。テナーサックスのジョー・ヘンダーソンが最初

ドーハムと一緒に録音した 『 ページ ワン 』 でのこの曲を聴いたら、本家演奏は案外

あっさりしています。どちらかというと静か?

昨夜の二人、全然違います。低音を奏で続けるベースにからまりグイグイ進むテナー。

聴いていると知らずに体でリズムをとってしまうノリ!早くて軽快、でも野太い

大関・小林ならではの十八番の一曲といえるでしょう。

引き締め続け、テンポを落とすことなく駆け抜けきった新春ライブのラストにふさわ

しい素敵な演奏でした。

 

ブルーボッサの熱い余韻と熱い拍手、みなさまありがとうございます。

この2年、お仕事がとてもお忙しい中にあって当ライブに全回ご参加くださっている

方がいらっしゃいます。ある時からはおふたりで。

そしてそのおふたりがこのたび結婚されるのでした。

近年久々のこの温かなお知らせに、

大関がこころを込めて吹いた 「 ダニーボーイ 」 でありました。

おめでとうございます!! 

 

店の大きな窓は、熱気で真っ白になってました。

新春ライブならではの眺めでした。

悪天候の中、無事に終えられましたのも、みなさまの笑顔と拍手のおかげです。

こころより感謝申し上げます。

 

次回は冬が春にバトンタッチの 3月18日( 月 ) です。

たくさんのご参加を、一同お待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2024年 新春ジャズライブのご案内

 

この2日ほどマイナス気温で、雪もしっかりと降っている札幌。

1月は冬のど真ん中、まさに真冬なのですから、これくらいは冷えて降って

いただかなくては雪国の名が廃るというものです。

キュッキュッと雪を踏みならしながら、北風に負けずに歩く楽しみと、

暖房のきいた暖かな部屋でゴロゴロのんびりする楽しみと。

どちらもあるから冬をのりこえられるのですよね。

みなさまいかがでしょうか?

 

新しい歳がスタート!

今年のジャズライブもスタートです!

店内に力強く自由に響くベースとテナーサックスの生の音は、聴く私たちを

細胞レベルで揺さぶってくるようです。生演奏の醍醐味をぜひ。

ジャズは好きなんだけれど、あんまり詳しくはなくて・・・という方こそ歓迎です!!

どうぞ、小さなライブの非日常感を味わってみてください。

 

 

      2024年 新春ジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 1月 15日 ( 月 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

 

15日のお天気は・・どうかなあ?

店内を充分に暖めて、

みなさまのご参加を一同こころよりお待ちしております!

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ