2024年7月29日 日曜日、pm7:27

 

1982年の録音です。

このサラ・ヴォーンの 『 Crazy and Mixed Up 』の、特に一曲目 「 時さえ忘れて 」

を聴くと、まだみんな元気で活力に満ちて、家族全員で毎日一緒にご飯を食べてい

た時代の実家の風景を思い出してしまいます。

新しい物好きで、ぜんぜん詳しくないけれど新譜が出たら 「 これが良さそうだな 」、

あれこれ( 妻と娘と息子が喜びそうな ) ジャズのCDを買ってきては、居間で

つも流していた人の良い父でしたし、母も私も弟も、喜んでいつもいろいろ聴いた

り聴き流していたりしてましたっけ。しみじみしますね。

耳に入ってきた瞬間に、時間をワープできる音楽の力。

いつでも自分のベースに立ち返ることが出来る。

元気を取り戻すことが出来る。

 

42年前のサラ・ヴォーンは58歳です。

もうノリにノッて、無双ですね。

この稀代の歌姫の芸術を、今まさにの恩寵の域へとサポートするは

ジョー・パス (g. )

ローランド・ハナ ( p. )

アンディ・シンプキンズ (b. )

ハロルド・ジョーンズ ( ds. )

 

の、ローランド・ハナのコンボ ( ↑ つられて一緒に笑い出してしまいそうになっ

ちゃう愉快なおじさま達4人 )、都会的な音、達者な芸に惚れ惚れ。

三曲目の 「 枯葉 」 での火の玉のようなサラのスキャットは、アメリカのジャズ

ヴォーカルの到達点と言えると思うのです。

 

 

今週も、たくさんのみなさまをお迎えできました。

ありがとうございました!!

暑いけれど、まだ北海道らしい暑さといえるかも。

もうすぐ7月も終わり、

いよいよ夏の後半8月、暑さも本番、勝負ですぞ・笑

地物の旬の新鮮野菜がもりもりと店頭に。

夏の元気の素をもりもりと食べて、暑さを乗り切りたいですね。

 

来週も、ご来店こころよりお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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画家 / AN ARTIST

 

 

だいぶん前に古本で手に入れた、美しい装丁の M.B.ゴフスタインの絵本です。

入手したその時は、

絵を描く人とはこういう人で、

絵を描くということはつまりこういうことですよ、

という内容を、ふーむふむふむと読んだのでした。

数年が経ち、とても久しぶりに今また表紙を開いてみました。

1ページ、1ページ、ゆっくりと繰りながら

詩のような短い文章と、

淡く柔らかく優しい水彩と、

シンプルな線の画で、

ゴフスタインが伝える 「 画家 」 の仕事、「 画家 」 の生き方、「 画家 」 の

命の在り方を、今度はじっくりと考えながら咀嚼しながら、読んだのでした。

以前よりもずっと感じることやなるほどと思えることが増えたのは、この絵本が、

マティスからスタートして私が今辿っている画家と絵画の旅の、停留ポイントの

ひとつだからでしょう。

 

      画家は神のようなもの

      神が彼を創ったのだから。

 

      つつましく、強く、

      だが限られた日々、

      あたえられたいのちを

      彼は使いはたす

      絵の具箱に。

 

      色をえらび

      色をぬり、

      画家は絵の具を

      歌わせようとする。

 

そして、画家が奏でようとする歌は、ゴフスタインが表現してきたこの世界の

ささやかで目立たないけれど、もしかしたら見えなくてただそっと感じるだけ

かもしれないのだけれど、いのちの在り場所やそこに触れる瞬間の喜び、を歌

っているのではないかなあ、なんて思えることが私は嬉しいのでした。

 

 

『 画家 / AN ARTIST 』

M.B. ゴフスタイン 作 谷川俊太郎 訳

ジー・シー・プレス

 

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

息子が去年着ていた夏用の半袖半ズボンのパジャマでしたが、小さくなった

そうで ( 今週初めに聞いた )、今夜からその半ズボンを私は履いて眠って

みます。MUJI のサッカー生地のストライプで、さらっとした綿100%、良い

眠りにつけそう( 生地も馴染んでいるしね~ )。

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

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2024年7月21日、日曜日 pm7:11

 

一昨日、この夏の第一回目のラタトゥイユを作りました。

スーパーの野菜コーナーには、今や道産の真っ赤なトマト、大きなズッキーニ、

艶やか深緑のピーマンなんぞがもりもりに並び始めていて、

眺めていたら、もうそんな時期か、いよいよか!と頭の中はラタトゥイユの段取り

でワクワクしてきたのです。

ルクルーゼの22cmでグツグツ煮込むこと約20~30分。

色鮮やかで、野菜の甘味旨みたっぷりのラタトゥイユになりました!

つぶしたにんにくと、みじんの生姜、粗塩とローリエのみ。

ああ、夏のお楽しみ、まずひとつはこれラタトゥイユ、ですよ( 数少ない私の得意

料理、レシピなしでも作れる料理~~ )。

 

今週も、暑い中ご来店くださいまして、ありがとうございました!!

室内と外の温度差ったら!!

みなさま、どうぞご自愛ください。

また来週も、元気にお迎えしたいと思います。

ご来店お待ちしております!!

 

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きっかけは、マティス

 

5月末に、

東京で開催していた 『 マティス 自由なフォルム展 』観てきましたよ、と仲良し

の一女性から聞いたのが一番始め、そもそものきっかけでした。

雑誌に載っていた書評にて気になっていた猪熊弦一郎著 『 マチス の みかた 』

という本を、そうだ!5月生まれでマティス展に行ってきた彼女への誕生プレゼン

トにどうかしら、と思いついて、贈りもの分+自分の分と二冊購入したのでした。

 

第2次世界大戦中にフランスに遊学という猪熊せんせいも気になる方ですが、

その時代にマティスに直接受けたレッスンとマティス本人とアトリエの印象

を尊敬と憧れをもって書いている1950 ~ 1954 年に美術誌に掲載された文章

が素敵です。海外の情報がとても少なかった当時の、西洋絵画の巨匠と周辺

に対しての畏れのような熱が伝わってきます。

 

 

『 マチス の みかた 』 を読み進めておりましたら、夫が「 こんな本もあるよ。」 と

出してきた一冊。それが、澤地久枝 著 『 画家の妻たち 』です。

 

レンブラント、ミレー、ロセッティ、マネ、セザンヌ、ルドン、モネ、ルノワール。

ゴーギャン、ボナール、マチス、ピカソ、青木繁、モディリアニ、リベラ、シャガール。

岸田劉生、ダリ、ワイエス。

19人の西洋絵画界の巨星たちの後ろにあって、彼らの生活を支え、精神を支え鼓舞し、

美の源泉となった存在である妻たちは一体どのような人物でどのような人生であったか

を、画家による妻の肖像画を紹介しながらさぐる澤地久枝の文章が、実に信頼できます。

 

 

『 マチス の みかた 』 を読み終え、即読み始めた 『 画家の妻たち 』 は、その切り口

が 「 妻 」 であることで、夫である画家の人間性、二人の間の愛と葛藤がどのように

芸術に影響していたかが抑制された文体で書かれている、私の興味に深く響く著作で

ありました。深い感動とともに読み終え、即取りかかったのが、以前ごのブログにて

ご紹介した 『 セザンヌの手紙 』 なのでした。

 

去年か一昨年にブックオフにて出会って買っておいたこの本。

オルタンス・フィケを妻にしたセザンヌとはどんな人物であったかををもっと知り

たくて、買っててよかったー!とまずは読み始めながら、

『 画家の妻たち 』 に登場した巨匠中、最も気になったルノワールについて検索し、

次にこの一冊に巡り会ったのです。

 

『 わが父ルノワール 』 ( アマゾンでポチっと )

ピエール・オーギュスト・ルノワールの次男、かの映画監督ジャン・ルノワールが、

父への深い愛情と尊敬をこめて、その人生を書いているのです。地下鉄で読みなが

ら、あまりの面白さに乗り越しそうになったこと数回!久しぶりの大ストライクゾ

ーンのこの一冊、今夢中であります。

この本の詳細は、また後日にと思います。

 

予期せぬ流れに身を任せ、マティスをスタートに絵画の世界に迷い込んでいるこの

夏なのでした。

興味の枝葉が伸びるに任せて、どこまで行くか楽しみでもありますネ。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

真夏の暑さになってきましたね。朝夕の涼しさが気持ちいい!そして、木陰も!

今年の夏休みの楽しい計画がいかがでしょうか。

 

明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024年夏のジャズライブ、ありがとうございました!

 

日中の好天候は日が暮れてきてもそのままで、少し蒸し暑さもある夏らしい宵であ

ました。

7月15日 月曜日、三連休の最終日。

夏の夜のジャズライブにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

白ワインを選ぶ方がいつもよりぐっと多くて、夏を感じた次第です。冷やした白

美味しい季節になりましたものね。

さて、昨夜の曲目をご紹介いたします。

 

・BAGS GROOVE

・DON'T BLAVE ME

・YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS

・BLACK ORPHEUS

・BYE BYE BLACKBIRD

・BYE BYE BLACKBIRD ( ENCOR )

 

以上のアンコール曲も含めた6曲でした。

 

一曲目「 バグズ グルーヴ 」

作曲者はヴィブラフォン奏者のミルト・ジャクソンで、彼のあだ名” バグズ( 彼の目の

たるみ=バッグ からきているらしい )” のノリ、という意味ですって。

マイルス・デイビスのアルバム『 バグズ グルーヴ 』 がやはりなんといっても有名です

が、このアルバムの演奏の素晴らしさによって、この曲は今やジャズスタンダード、

昨夜もオープニングにこの曲で、キタキターッ♪というものでありました。

手堅さの中に、多彩な面白みのあるソロがたっぷりと仕込まれていて聴き応え充分、

ジャズならではの心地よい ” バグズのノリ ” が楽しく、自然とつま先で拍子を取って。

ベースもテナーも、リハーサル時からぐっと深みのある音が出ていました。

 

二曲目「 愛とは何かをあなたは知らない 」

私にとってこの曲は、晩年のビリー・ホリデー『 レディ イン サテン  』での、あの

哀しく寂しい歌唱なのです。曲名を聞くと自動的に頭の中に流れてくるあの声あの

メロディー 嗚呼。この曲は彼女のためにあるとさえ思ってしまいます。

昨夜のテナーの掠れていく音の最後が消えていくとき、ビリー・ホリデーの声が重

なり、静かに浸りました。

 

三曲目「 ドント ブレイブ ミー 」

私を責めないで、恋が私を狂わせたのだから・・・・歌詞には drug is my baby と

いう一行もあり、私の麻薬は恋人なの・・・ってスゴイですね!一生使うと!

1933年に世に出たラヴソング、実に豊かで魅力的なメロディーラインです。

このゆったりとしたバラードを、テナーサックスとベースがそれぞれの音で語り

合うような、そんな演奏でした。

2つの音をじっくりと味わいながら、私は低音の快感というような言葉が浮かび

ましたが、みなさまいかがでしたか?

 

四曲目「 黒いオルフェ 」

1959年のブラジル、フランス、イタリア合作恋愛映画 『 Orfeu negro 』の主題歌。

ソプラノサックスに持ち替えて、寂しさに満ちたそのメロディを吹きました。

イントロからもうね、「 ああ悲劇の恋なのね 」 って映画を観ていなくても解って

しまう哀愁度マックス!淡々と悲しみを語り、ラテンリズムをゆっくりと寄り添う

ように刻むベースの音が沁みました。

 

五曲目「 バイバイ ブラックバード 」

1926年レイ・ヘンダーソン、モート・ディクソンの二人による代表作だそうです。

個人的に大好きなジャズのスタンダード曲なのですが、大関・小林デュオ的にも

とても相性の良い一曲ではないかしら。引き締まってハリとコシのある低音テナー

( まるで健康的な髪質みたい・笑 )のテーマ演奏は、どのようなソロを聴かせて

くれるかな、と期待膨らみます。ブンッ、ブンッン、ブンッと切れの良いベース

のソロも本当にイイ音!晴らしい!

テーマに戻って、テナーサックスはさらに髪質じゃなくて音質が上がって、盛り上

がったエンディング、あぁたっぷりと聴いたなあと満たされました。

 

六曲目、アンコール演奏は、何となんと!

大関智也のスキャットによる「 バイバイ ブラックバード 」 でありました~!

お馴染みのご参加の方々にとってはサプライズ、初めてのご参加のみなさまにも

サプライズでしたよネ。スキャットとは、歌詞の代わりに意味の無い音で即興的

に歌うこと ( 調べた )で、この ” 即興 ” という点が重要なんですよ。

ダバダバ、スチャスチャ、つらつらと留まることなく一曲歌い通す=ジャズ♪

大関のスキャット、最後に感謝を込めて。大変結構でしたね!!

 

 

以上の6曲、六つの演奏、でありました。

曲選び、曲順もとても流れよろしく、夏の夜にふさわしい楽しいひとときでは

なかったでしょうか。みなさま、いかがでしたか?

自転車で聴きに来てくださった方も。夏ならではですよね。ありがとうござい

ました。

 

次回は、9月16日( 月・祝 )、残暑の頃でしょうか。

夏を充分に楽しまれたみなさまにお会いできる、秋のジャズライブ。

一同次回に向けて、またさらに精進いたします。

みなさまのご参加をこころよりお待ち申し上げます!!

 

 

 

 

 

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2024年7月14日 日曜日 、pm 6:52

 

三連休の二日目、晴天の暑い日曜日でした。

北海道近代美術館にて始まっている 『 鳥獣戯画展 』、大大好評のようですよ。

お立ち寄りくださったお客様方から「 二時間待ち 」「 入場制限で6時にならないと

入館できない 」「 行列 」「 激混み 」 などなど溜息混じりのお声が。

みんな大好き鳥獣戯画、うさぎとカエルと亀( だったっけ? ) 奴らの人気に改めて

驚きます。平日だったなら少しは緩やかでしょうか、私だってちょっと観たいかも。

 

5月末に仕込んだ青梅のシロップですが、氷砂糖もちゃんと溶けて、青梅はシワシワ

で黄色くなって、発酵によるガスも抜けて、ウッシッシ!そろそろ完成ですね。

サツドラ超炭酸割りでしょうかやはり。氷も入れてカラコロシュワワ~っと!

みなさまはどんな飲み方されてますか?

 

今週も暑い中、パスキューアイランドにお立ち寄りくださったたくさんのみなさまに

感謝いたします。ありがとうございました!

「 暑いよねー! 」

「 いよいよ夏が来ましたね。」

なんていう季節のやりとりが本当にうれしく、元気の素です。

また来週も( まずは明日のジャスライブ♪から )、冷房を気持ち良く効かせて、

みなさまのお越しをお待ちしております!!

 

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タイム・オレガノ・ローズマリー & パセリ少々

 

 

     [  ハーブチーズトーストの作り方  ]

 

材料: 固くなったグラハム粉の丸いプチパン

    ハーブ( 乾燥タイプ→ 小瓶に入っているのとか、小袋入りとか、自家製とか )

        タイム、オレガノ、ローズマリー、パセリ の4種類

    ピザ用チーズ

    塩

    オリーブオイル

 

 

作り方:   ①プチパンを薄めにスライス

       ②フライパンにオリーブオイルをひいてパンの片面を焼く

       ③こんがり焼けてきたらひっくり返して焼く

       ④上にチーズをのせる

       ⑤乾燥ハーブをパラパラのせる( パセリは少し。多いと苦いので )

       ⑥塩をふる( 塩が効いてる方がおいしい )

       ⑦チーズが溶けてきたら出来上がり!!

 

先日、わたしは、ある食いしん坊のお客様に、このハーブチーズトーストの

作り方の手順を間違えてお伝えしてしまいました。

「 パンの片面が焼けたら、チーズやハーブや塩を振りかけてからひっくり返すのです 」

なんちゃってー違うでしょ!! さっそく作ってみたけれど、???コレであってる?

となってしまわれたことでしょう・・・申し訳ございませんでした。

パンは両面焼く。フライパンで焼いているから表面アツアツ、そこにチーズを撒いて

ハーブを振って、塩もしっかりと振って、熱でチーズが溶ける、ハイ完成!!でした。

これ、毎週月曜日のお休みの日、夕方開店の ” バル・大関 ” にて夫が焼くのです。

私と息子は、食べ係。あまりに美味しくて、何度か作り方手順を聞いているはずなの

でしたが、まあまあいい加減なもんですよ、全く。自分でも驚きます。

 

ということで、

今回の手順が正解なので、みなさま、パンが余ったら、冷蔵庫にて少し冷やして固く

なったところで、薄切りにして作ってみてはいかがでしょう。

ホント最高にワインに合う「 ハーブチーズトースト 」 なのです、ぜひお試しください。

美味しくて繰り返し作りたくなりますから、ハーブ類を揃えても、ちゃんと使い切れる

と思いますよ。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

まずはその日もしくは翌日に普通に食べ、残ったら冷凍または冷蔵庫へ。

冷蔵庫で固くなったパンの方が薄くスライスできて、パリッと美味しく出来ちゃ

「 ハーブチーズトースト 」 が楽しめます。

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024年 夏のジャズライブのご案内

 

はや7月半ばとなりました。

日本列島、地域によっては連日 ” 熱中症警戒アラート ” なるものが発動し続けて

いるようですが、ここ札幌はまだ北海道ならではの程よい暑さ、救われてますね。

暑い日とはいえ、まだまだ耐えられて、夜には涼しい風が吹きます( 今のところ )。

来週月曜日はどうかしら?

日中の夏らしい気温の余熱が漂っているような、気持ちの良い夏の宵、だといいな、

夏のジャズライブのご案内を申し上げます。

 

 

      2024年 夏のジャズライブのご案内

 

      日時   2024 年 7月 15日 ( 月・祝 )

      開場   7:30pm~

      開演   8:00pm~

           ( 50分ほどの演奏時間です )

 

           テナーサックス  大関 智也

           ベース      小林 浩樹

 

      参加費  1500円 ( ワインまたはお茶付き )

      場所   パスキューアイランド ( 当店です )

           札幌市中央区大通西17丁目太田ビル1F

           tel / 011-215-9331

 

ゆっくりと暮れていく夏の夜、なんとなく寄り道気分の夏の夜、お仕事帰りの少し寄り

にぴったりの、大人のためのジャズライブであります。

いつもはそんなに聴くことはないかもしれないジャズを、生演奏でいかがでしょう、と

いうご提案なのです。

目の前で生まれては消えていく迫力ある生の音・音・音。

新鮮でワクワクな小一時間の非日常を体験していただけると思います、きっと。

どうぞ夏の夜ならではの寄り道をしにいらしてください。

帰り道はどんな気分に?

なかなかヨカッタ・・楽しかった・・ぜひご感想をお聞かせくださいな!

一同こころよりお待ちしております!!

 

追伸:

ホームページを更新しました。どうぞご覧ください。

新しいホームページアドレスはこちら http://pasqueisland.com/ 

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セザンヌの手紙

 

6月25日から 『 セザンヌの手紙 』 を読んでいます。

近代絵画の父、といわれるポール・セザンヌが近親者に宛てて書いた手紙集

です。電話が存在しなかった時代に、手紙という手段で気持ちや用件を伝えようと

するということは、文章を書くということで、” 極度の内気 ” といわれるセザンヌ

の思想とその時々の心情、優しさも激情も親密さも臆病さも狂暴さも、その私信に

みごとに現れています。こんな風に書いている。こんな風に喜びを伝えている。

こんな風にお礼を伝えている。こんな風に頼み事をしている。

画業の合間に書かれた正直な文章には、感動的にハートがあり、セザンヌという

巨大な芸術家の核心が現れているように感じられるのです。

100年以上前の手紙の数々、私には刺激の宝庫です。

 

今週も当店を訪れてくださったたくさんのみなさまに感謝いたします。

ありがとうございました!

気温が急に上がってきていますが、どうぞご自愛ください。

また来週も、お会いできますように。

 

 

 

 

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RED GARLAND AT THE PRELUDE

 

7月になりました。

さあ、2024年の後半がの始まり始まり~

まず始めは夏を迎えるというわけですが、気温もじわりじわりと上がってきたようで、

夏らしさが増してきているみたいですね。

久しぶりに聴いた 『 RED GARLAND AT THE  PRELUDE / レッド・ガーランドアット

ザ  プレリュード 』 が、なんとも涼やかでした。

録音は1959年、場所はニューヨーク プレリュード・クラブ、ライブ盤です。

このクラブは今はもうないそうですが、ライブ盤といっても雑音やお客の会話や掛け声

などがほぼ混じってなくて、ときおりレッドの溜息のような声が入る( それがまた良い

んです )だけ、ケット写真のように、シックで落ち着いた雰囲気のクラブであった

こと伝わってます。

厚い絨毯フロアかな、と感じさせる大人サパークラブであったのでしょう。

レッド・ガーランドのピアノ、そのタッチが洗練されていて素敵なのです。涼しい。

アーマッド・ジャマルに通じる透明感のある涼やかさ。

1曲目の「 サテン・ドール 」 のイントロが、本当に素晴らしく、何度聴いても唸って

しまう、はぁいいねえ・・って。

これからの真夏に向けて、一日のどの時間帯でもこのCDを聴くことで涼をとることが

できると思いますが、録音時間帯と同じく夜に聴くと、一層レッドのピアノの涼やかな

タッチを感じることができそうです。

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

この丸いパンを横にお好みの厚さでスライスし、こんがりと焼いて即冷たいバターを

何切れかのせ、その上に、薄輪切りのきゅうり+塩パラパラを山盛りにのせ、

せ~~のっ!でパクリンコ!! 最高ですー!

冷えた白ワインにも、ビールにも。

もっちろん珈琲はホットでもアイスでも、ばっちり!

 

明日も、こんがりと焼けた丸いパンを山盛りにして、みなさまのご来店を

お待ちしております!!

 

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

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